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電子書籍
そもそもその問いは的確なのか
2021/09/12 18:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:akihiro - この投稿者のレビュー一覧を見る
倫理的な十の問いを扱っており、小説で例えると短編集のようになっています。表題については第八問で考察されています。
各問について答えを出そうとする前に、まず必要な答えを導ける問い方になっているかを検討し、それが無理であれば問いを再構築してから筆者の考えを述べるという構成になっています。
哲学や倫理を扱う以上は仕方のないことですが、抽象的な概念を含み読みづらく感じる文章が多い印象はあります。わかったようなわからなかったような感じになる箇所もいくつかありました。哲学にも数学における数式や図のようなツールが発明されれば良いのですが。。
しかし、デュルケームの「自殺論」などと比べれば、大分読みやすいと思います。また、明確な答えが得られなかったとしても、考え方については勉強になる部分が結構ありました。その点で、読んで良かったと思います。
また、本書の最終章では国民主権と日本国憲法について論じていますが、著者が提案する憲法草案(全70条)も載っていて面白かったです。抽象的な論述だけでなく、このような具体案も紹介されていると著者の想いもある程度の輪郭を持って感じられます。
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一つの考えとして
2022/09/25 21:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
表題をはじめとして、死刑や売買春など賛否が分かれるさまざまな命題をあげ、世間でよく行われる議論について丁寧に説明(反論)している。
が、何かが決定的に欠けている感じが否めず、読んでいてもやもやが残るばかりだった。
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