紙の本
ただただ愛でる
2015/08/26 23:26
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投稿者:たぬき - この投稿者のレビュー一覧を見る
ただただピンクのシマリス様(よう)の生き物、もといロボットを愛でるために読んだ一冊。一方でロボットの「人権」ひいては世の中の人々の人権について考えさせられる物語。夢から覚めた夢というミュージカルの中のセリフ、「みーんなが幸せになれるといいな」を思い出した。
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シマ可愛いシマ!!やはり欲しい。。。恐らく相棒的なポジションを担っていたであろうクロハ(護衛)よりも格好よくて愛らしい仕事できる!!!
二巻にして完結ということですが、あっさりとしているというか本当に打ち切りじゃあないのか?寂しい。もっと続いて欲しかった。
もっと心理描写が欲しかった。
しかしながら、長く続けるよりは良い終わりなのかなとも思わないこともないような。
ドール達はどこか無機質で、人間とは違った思考を持っていて、死にたいする執着がない。
ロボ好きと致しましてはそれが哀しくも愛しくてならないのです。
またTAMYやにゃんペットを交えた作品が読みたいものです。
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2巻で終わるのだろうか…と心配していたけれど、割ときれいにまとまっていた。でも、折角面白いのにちょっと駆け足すぎたかなぁと思う。アゲハとサムラ博士の交流の回想がちょっと入るだけでも、アゲハのラストシーンがもっと印象的になったと思うので、すごく惜しいなと思う。ドールが皆魅力的だったので、もうちょっと見たかった。残念。
結木はSHIMAをセラピーロボットとして購入すべき。
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★3・3
アゲハの回収という目的も果たされてめでたしめでたしなんだろうけど、なんかすっきりしない。もやもやが残った。やっぱりシリアスより、可愛くて和むお話が好きだな~。シマをただ愛でたい(笑)
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「ドール」と呼ばれる、軍事化で活用していたロボットを回収したい政府、その希少価値の高い「ドール」を支援する人間、あくまでも人工物である彼らは、人間の目的で作られ、危険視されるようになれば消去する為に回収されようとしている。
作り物だから取り換えの効くパーツでしかないのでボディに執着しないアゲハの思想(AIだけは取り替えたくない、取り換えが効かないものだと知っている)…。自分は「何の目的があって作られた(役目を持った)ロボットなのだろう」と逡巡するクロハ。
シマが緩衝材になっているが、学習したAIと人間の脳との違いは何だろう、と考えたくなる作品。