電子書籍
新境地のゆうき作品
2015/08/10 21:12
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投稿者:McTD - この投稿者のレビュー一覧を見る
伝奇物と推理・サスペンス物との融合にコメディー性も散りばめられた、これまでのゆうき作品とは一線を画する秀作となっています。
電子書籍
子供のままオキナガになると
2017/04/23 09:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かんけつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
保護者を渡り歩いて生きていくしかないのか。戦国時代にオキナガになった少女が生計を立てているオキナガを限界集落に集める計画を立てるが・・・
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ぬふー面白い。
オキナガの皆さんの不老長寿ゆえのまったりとぼけたカンジがたまらん。
そしてそれを上回る、久保園さんのベテランぶりがたまらんw
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歳を取らない長命者(オキナガ)は、長期間一つ所に住んでいると、吸血鬼ではないか!?というあらぬ噂を立てられて、住みづらくなってしまいます。
そのためでもないのでしょうが、全国で居住地から忽然と姿を消すオキナガが増えているという事態が判明します。
そんな中、上司の久保園係長から「オキナガはきゅうけつき」だというカミングアウトがさらりとなされて、あかりはビックリ仰天。しかも「給血鬼」って・・・。
あかりは事件の真相を究明するべく、行方不明のオキナガの足取りを追って、オキナガが多数転入してきているという岐阜県の山村に調査にやって来た。そこで出会った少女・時任希梨香は、「ヤドリギ」と呼ばれるやはり時に置き去りにされた存在なのでした。
相変わらずそこかしこにギャグを鏤めたゆうきまさみ節が炸裂する内容でしたが、「ヤドリギ」という新たな存在が登場し、魁までわざわざ出張ってきたということで、大がかりな事件に発展するのかと思いましたが、意外にそれほどの広がりもないまま決着してしまったのには少々拍子抜けしてしまいました。(笑)
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段々と面白くなってきました。
しっかり読んでなかったせいかな?笑
とりま、読み返してみるかもですがどうしても田舎で吸血鬼云々の話があると屍鬼を思い出してしまいますが。
話の中身は凝ってて面白くはなってきたんですが、ストーリーの目的を忘れてしまいました。
オキナガの管理というかそういうのでしたっけ?
うーん、単純でドキドキさせてくれるほうが好きなので、そこまでではないですが読めば読むほど味が出そうではあります。
みんなに物語がありそうで語られるのが楽しみです。
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「屍鬼」の臭いを漂わせながらも、夜衛管の尽力でことなきを得た・・・のかな?郷愁と寂しさを満足させるために戻ってきただけで、平穏な暮らしを望んでいただけだと思います。どうしても「屍鬼」のイメージに引っ張られたので、不穏な想像してしまったわけです。
導入部だなら、そう思っても仕方ないですよ。
オキナガの生態や日常を紹介していく流れが続いているような。そこの合間合間に挟まれる本筋に、物語が流れ落ちるのがいつになるのか。
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3巻では、オキナガたちの社会的な立場、そしてそれへの対抗運動が詳細に描かれる。特異な性質を持つというそのことによって、オキナガがいかにマイノリティとして有形・無形の迫害を受けてきたのかが示唆される。本筋の展開はほとんどないが、こういう描写の積み重ねが物語にリアリティを生むんだね。
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オキナガが行方をくらます事件が相次ぎ、あかり達は調査に乗り出す。訪れた山奥の集落で、夜な夜な徘徊する少女の正体は……
いわゆる「吸血鬼」扱いされ、虐げられてきたオキナガの悲哀が描かれています。
警察官が乗るロボットも、ナイスバディーの宇宙人のおねえさんも出てこないので、今まで妙な偏見を持ってた人も、新たにゆうきワールドに入ってきやすいのではないでしょうか。登場人物が会話してるだけで面白い稀有な漫画家さんです。
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あぁ最新刊まで読んでしまった…次が待ち遠しいです。
二丁田さん(仮)と村民の皆さんのやりとりが脱力で面白くって。
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1巻~3巻
日本版吸血鬼の物語に綿々と続く殺人事件の謎。とにかく長生きなので背景も何百年も遡っていたりするので、かなり複雑になるのかも?楽しみです。
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3巻までまとめ読み。
相変わらずの「ゆうきまさみワールド」というか。
「オキナガ」という特殊な生き物が登場しながらも、いわゆるファンタジーとか怪奇モノっぽくない。
「そういう非現実的なものが普通に存在する日常」が上手く描かれている。
「羊殺し」という大きな筋がちらほらと見え隠れ。
大きな筋はあるのだが、まだ核心は見えていない。
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この『白クロ』、羊殺しの謎という大きな話を背後においておきながら、各巻は読み切り的な展開にしていくつもりらしい。
基本、長寿者であるオキナガを管理する厚生労働省のお役人の伏木あかりが主人公だからお役所っぽい話で始まる。今回はオキナガが行方をくらまし寒村に集まっているらしいという情報の調査。
オキナガは不老不死、心臓を破壊しないと死なない、日光が苦手、生肉が好き。吸血鬼を念頭においたような設定だと思ったら、吸血鬼のことと言い切ってしまっている。ただ巷に伝わる吸血鬼伝説と同じというわけではなく、血を飲まなきゃ生きていけないわけではないし、十字架やにんにくが苦手なわけでもない。人間の血を吸って種族を増やすわけではなく、瀕死の人間がオキナガの血をもらうとオキナガになることがあるという程度。
もうひとりの主人公、齢88歳だが少年姿のオキナガ雪村塊が知恵を使うので吸血鬼探偵である。昼間外に出られない雪村だから安楽椅子探偵でもある。雪村担当の官吏、ふしぎちゃんこと伏木あかりは足を使う。今回は東京から離れるのでふしぎちゃんの出番が多い。冒頭(これが終盤の場面先取りなのだが)、暗闇で下から懐中電灯の光を当てながら、ぬーと現れる巨漢のふしぎちゃん、キャラが立ってます。