投稿元:
レビューを見る
マネジメント領域をカバーしたマネジメントの教科書にあたるものである。
入門ということもあって、読みやすくわかりやすい。事例も多いので学生でも読み進めることができると思われる。
著者のスティーブ・ロビンスといえば、組織行動学のテキストでもある『組織行動のマネジメント』であり、本書も組織行動が要となるものである。
本書では、マネジメントを行うために、どのようにすることが良いかということを様々な視点から記載したマニュアルのようなものである。
本書の構成は、マネジメントとはなにか、どのように計画を立てればよいか、その計画を基に組織化する必要があるかという組織サイドの観点からと、リーダーシップ、要員のコントロール等の実務面からの要素が記述されており、カバーされている内容である。
網羅度は高いと思われるが、割りと抽象度は高いので、実際の組織においてどう落としこんでいくかが本書には記載されていないが、肝となるだろう。
投稿元:
レビューを見る
大学院の講義の教科書。
グローバル経営の理論と実践という主題だが、国内企業でも、大企業でも、中手企業でも、得られるものは多くあるはず。
もちろん、そのまま流用することは、組織も見ていないし、人も見ていないことになるのであかんけど、気づきという点では体系立ててある教科書は有用だと感じます。
投稿元:
レビューを見る
・管理過程論の教科書として全体を網羅しているので、大事なことは一通り書いてある。
・企業の今日的な事例がコラムで紹介されていて、一定の理解の助けにはなるのです。
・ただ、飽くまで教科書なのでね。おもしろくはないのよね。
投稿元:
レビューを見る
組織経営論の分野についての理解が深まったが、分量の割に薄い感じが否めなかった。
また、15章あるが章により質が異なった。
投稿元:
レビューを見る
マネジメントについて体系立ててまとめられた一冊。世界中の大学のマネジメント科目で教科書として使われているだけあって、各章に振り返りの設問が用意されていたりケーススタディがあったり、巻末の参考文献も含めるとかなりのボリュームになります。一週間に一章ずつ参考文献なども含めてじっくり読む、といったように進めていくと理解が深められると思いました。
投稿元:
レビューを見る
本当に「ザ・教科書」で、言葉の定義を説明し、学術的に説明し、章末には練習問題があるような本。
直感的に当たり前のようなこともたいそうに説明しているので、本のボリュームに対して満足感は薄いかも。
とはいえこうした本だからこそマネジメント領域を網羅的に洗い出し、どんな名前がつけられて、学術的に今何がわかっているか把握できるため、読んで良かったとは思う。
あとマネジメント研究の歴史を知れるので、各手法を点ではなく線で捉えることができるようになるのも良い点。
というわけで脳内index作って、必要なときに調べられる下地を作る目的で読むのがそさそう。
(ただ検索してもヒットしないワードもちょいちょいあった。翻訳の問題かな?)
本書に書かれていた「今のマネジメント理論はアメリカ人の作ったアメリカ人のためのもの」ってのは心に留めておかないとと感じた。