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繰り返しの学びは大事ではあるが、その内容を「7回読み」というインパクトのある言葉でまとめたのは見事です。誰しも「何回やればいいの」という疑問にぶち当たるので、「7」という明確な数字を出したことは素晴らしいです。結果を出された方法なので信頼できます。
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東大法学部主席卒業、在学中に司法試験と公務員上級試験合格で財務官僚、美人コンテストにでれば優勝でもしそうな方である山口女史が書かれた本です。
私が惹かれたのは経歴などよりも、タイトルに書かれていた7回読み勉強法でした。私がいままで読んできた速読法と共通する点はあります。
特徴としては、常に全体を読んで、そこから筆者の強調したいポイント、キーワードを最初の4回目までの通読で把握し、それ以降は、それを意識しながら速度に緩急をつけて読むというのが私が得た理解でした。
とはいうものの、彼女が取得した司法試験や公務員試験では、想像を絶するような時間を勉強に充てていて、それは普通の人には真似できないものだと思いました。普通はそのようなことを隠しておいて合格した、というのが今までの成功本に良く見られていましたが、それを本にしたという点では特徴があるのかもしれません。
月並みですが「その道の一流になるためには1万時間かけろ」というメッセージが当てはまると思います、ただその長時間をかけるには、やり方も良いほうが大きな成果が得られるというのがこの本のポイントのようです。
この本が私に与えた強いメッセージは、ある物事に取り組むときに、ミクロな視点では最悪をイメージしつつも、マクロな視点では楽観的に自信を持つ(P30)という、両者を併せ持つ考え方が大事である、というものでした。私にとって腑に落ちた初めての表現でした。
以下は気になったポイントです。
・向上心と正しい方法論を結びつければ、内にこもっていたエネルギーは爆発的な推進力となる(P2)
・学ぶことに面白いこともあるかもしれないが、知識を頭の中に定着させるという段階では、大部分は、我慢と忍耐である(P16)
・なんとなく感じている自信とは、コツコツ積み重ねてきた数々の成功体験がもたらしている(P21)
・ミクロな視点とマクロな視点は分ける、失敗は、ミクロな視点で覚えていて、マクロな視点で忘れてしまう。つまり、次に同じミスを繰り返さないようにしないと思うけれど、「私ってダメな人間」というような自分自身を下げるような考え方はしない(P23)
・ミクロな視点でのネガティブネス、マクロな視点でのポジティブネスを意識する、つまり、何かに挑戦するときに「きっとできる」と思うと同時に「足下でつまずく自分」を具体的にイメージしている(P30)
・7回読みのメリットは、1)流し読みに近いので疲れない、2)きちんと理解できる、これが役立つのは、理科系と社会科系、定期テストの英語である(P37、59)
・国語の場合は、先生の板書に加えて、口頭で解説される言葉を漏らさずにノートにとる、数学の場合は7回解きが良い(P60)
・先生が長く話すのは重要ポイント、なのでマーカーをひくのではなく、先生の授業通りにノートをとる(P69)
・勉強する目標がある人生は、つらいこともあるけれど、楽しいこともある。勉強をする目標が無い人生は、つらいこともない反面、楽しいことも無��(P72)不快な勉強時間が長ければ長いほど、そのあとに凝縮された快感が得られる(P73)
・問題集をやって誤答のチェックをするのは、全問題を少なくとも5回解いてから、正答率8割程度になってから分析するのが良い(P78)
・7回読みの5回目と4回目の違いは、キーワードとキーワードの間の説明文を読む、キーワードの間をつなげば、その段落の要旨をつかむことになる(P154)
・音読の致命的な欠点は、黙読でも読む速度を落としてしまう、流し読みを2-3回するほうが頭に定着しやすい(P157)
・疲れてきたら、目先を変える、具体的には酷使する器官(目・耳・手)を変える、場所を変える、教科を変える、最後に、どうせやろうと思っていたことをやる(P184)
2014年7月12日作成
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本を読む時に、心の中で音読をしている私にとっては、読むスピードが遅いという点から、向いていないのかもしれませんが、短い文章では、読むスピードが遅い私でも、効果的な勉強法だと思いました。
何点か、なるほどっと納得いくものもありました。
また、何か勉強をしようかな?っと思える本でした。
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思いのほか、精神論について書かれている本。この手の本を読む人にとっては、物足りない内容な気が。
7回、読んだら感想も変わるだろうか。
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東大法学部を首席で卒業した著者の勉強方法を紹介している。
東大を首席で卒業し、在学中に司法試験、キャリア試験に合格したことなどから、勉強が大好きな人なのかと思ったが、著者自身は自分は本当の天才ではなく、勉強は楽しいモノではないと感じていること。
その辺は自分と同じだと思ったが、この差はなんだと思った。
彼女の勉強方法は、同じ問題を何度も(7回)繰り返し、説いて覚えるという方法。
その勉強方法は坂井優基さんの現役ジャンボ基調が編み出した超高速勉強法」の「漆塗り勉強作成」と同じだと感じた。
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読むだけで勉強になる方法、ってところに関心あり。
一気に読んでみる。
前半は著者が「7回読み勉強法」にたどり着き確立するまでのお話、後半は勉強法の具体的な説明で構成されていた。
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普段は一般受けするタイトルの自己啓発本のごときは遠ざけるようにしているのだが、この本は興味があり購入した。
山口さんを初めに知ったのは、受験情報誌である旺文社の「螢雪時代」に載っていた記事である。それを読んだときには、「世の中にはすごい人がいるなー」ぐらいにしか思っていませんでした。
それほど時間が経たないうちに書店でこの本を発見。興味を持った理由は、自分が大学で行ってきた勉強法で成功したものと、近いやり方をしていたから。(※もちろん勉強法の完成度や体系性は圧倒的に山口さんのやり方のほうが上。)
感覚的に、うんうんわかる、と納得できる勉強法だった。自分が成功した勉強法をより精緻に体系的に言語化してもらったかんじがして、すっきりした気分になりました。
生徒にすすめます。
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「誰でもできる」を謳っているが、もともと勉強ができる人の勉強法だと思った。
まず、1日10時間も勉強できる気力がわかない。
さらに、(あまり多勢ではないと思われる)著者の性質に合わせた勉強法なので、「自分は~~なタイプなので、~~とすればうまくいった」というくだりが多い。
子どもの頃に神童と呼ばれていた人が、大人になってから伸び悩んでいる人にはおすすめしたい本。
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う~ん、まさに「7回読み」の方法以外は、特に目新しい事はなかったかな・・・。「7回読み」と、「7回解き」で最初から5回くらいまでは、間違えた問題をチェックしないってところは、そういう方法もあるかもな、とは思えたので、試してみようとは思いましたが。
この方の他の本も読んでみようかな、という気には正直、ならなかった。
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2014/08/29
2ちゃんのまとめスレで評判がよかったから読みたい
ステマかな?
安くなったら買う
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勉強法はいろいろあれど、この方法は一度試してみていいと思った。コンディションと環境。膨大な知識をどのように入れていくのか非常に参考になる。
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まっさらな状態の脳に次々と書き足していくという考えができれば勉強に対する姿勢も変わるかなと思いました。頭が良い人でもそうなんだと発見!奢らずに良い本!
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基本書を繰り返す。
大学生以上の方は、どこかで聞いたことのある話ではないでしょうか。ただ、これを実際にやったことのある方となると、どうでしょう?
著者は、
基本書を読む
それを7回繰り返す
と、さも何でもないように言い切ります。
著者の前作も人気を博したようですが、その前著のタイトルにもある「方法論がある」との割り切りに由来する、著者の努力量には尊敬の念を覚えずにはいられません。
内容はどれだけガツガツとしたものなんだ?!と感じる方もおられるかもしれません。でも、読んでみるとそんな印象は残りません。本書の中で、著者の「勉強ヒストリー」が語られていたり、ところどころに口語体が挟まれていたりするためだと僕は感じました。
よく言われることを、実際にやった方のお話を知り、自分もやってみよう!というモチベーションが欲しい方へ!
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2014/10/18図書館から借りてきた。( ̄◇ ̄;)
「理解と認知の最短距離」=勉強法を身につけよ!
勉強のは苦痛が伴う、しかし成功体験が積み重なれば、喜びと自信が生まれる。
勉強は目標のための手段ということからわかるように、何より大切なのは、目的・目標を持つこと。
「根拠なき自信」をコントロールする二つのポイント。
「ミクロな視点」でのネガティヴネス。
「マクロな視点」でのポジティブネス。
得意ジャンルを見つける二つの方法
一つ目は「ジャンル。文系か理系か、ということ。
二つ目は「どんなインプット方法が頭に入りやすいか」
①視覚刺激
②聴覚刺激
③行動刺激
「できないことがいけないのではなく、できないままでいることがいけない」のです。
東大出身の割りに内容が、期待はずれ。
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7回読み勉強法、確かに自分自身も実感として何回も繰り返してやると言うことは身につくなと感じます。ただ、おっしゃられているような早さは難しいかもなぁ。
実際に山口さんが友人に勧めてみたりして、他の人がやるとどうなのかというあたりも書いてあると良かったかな。