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偏差値30台で退学寸前の問題児だった著者がどうやってイギリスの名門ケンブリッジ大学大学院を卒業できたのか、その勉強法を紹介してくれています。
ただ、本書を読んで思ったことは、やはり何か1つのスキルを身につけるためには、決して近道は無いということ。
一生懸命に勉強するという方法以外に道は無いのです。
だからこそ、モチベーション維持がとても重要になってくる。
私自身英語の勉強をしようとしても全く続かないということをを繰り返してきました。
そんな中で、本書と出会えたことはとても良かったと思っています。
本書を読んで英語の勉強のモチベーションが上がりました。
一生懸命勉強をすればケンブリッジ大学大学院を卒業するほどの英語力を身につけることが出来るのですから。
そしてそんなことを成し遂げた人も、今の私と同じように、試行錯誤を繰り返しながら、勉強をしていた訳ですから。
将来を信じて努力するしかないですね。
本書で著者も言っているように、「一生懸命努力をして身に付けたスキルはその後の自分の可能性を大きく拡げてくれる。」そう信じて、これから少しでも自分の可能性を拡げられるようなスキルを身につけるための努力をしていきたいと思います。
以下本書より抜粋。
・『ゴールで待っている自分と対話します。「今、どうしても見たいテレビ番組があるんだけど、見ていいかな?」「本当に今それを見ないといけないの?もっと重要なことがあるんじゃない?」その結果、冷静で、客観的な選択ができるようになるのです。』
・『なりたい自分を明確にして、それを周囲に宣言すると、あとに引けない状況が作りだせます。特に好きな女の子とか、尊敬していて嫌われたくない相手に宣言すると効果が高いです。心理学用語で、公表効果と言いますが、他人に自分の目標等を公表すると、やらなければ恥ずかしいと思う気持ちが高まり、実行力が高まっていきます。』
・『時間の浪費は僕の人生からチャンスを奪うもの。時間の投資は僕の未来にチャンスを与えてくれるもの。僕ができることは、その与えられた時間を「浪費」に使うのか、それとも「投資」に使うのかという選択だけだ。』
・『長距離走を中距離走に、中距離走を短距離走に。遠いゴールに向かうために、近いゴールに向かって全速力で走りきる。それを繰り返すのです。』
・『スケジュールを立てることは自分と約束することです。友達との約束を守るように、自分との約束を守ることが自己実現のためには重要です。』
・『問題集、参考書は3回通してやってみる。このように何を勉強するかは、必ず計画ありきで決める必要があります。問題集や参考書に取り組む時も、どのようなスケジュールで取り組むかをセットで考えなければなりません。』
・『基礎づくりは楽しいものではありません。なぜ、楽しくないか。それは、成果が実感できないからでしょう。当然ながら最初は実力が身に付いていないので、成果があがるはずがありません。とはいえ、勉強に限らず、スポーツでも、習い事でも、たいていの人は、取り組み���めてすぐ劇的な成果をあげられるものではありません。基礎が身につく一定のレベルに達するまでの間は、我慢が必要です。1日1%成長していくことを毎日繰り返していくと、365日後、つまり一年後には、当初の38倍成長できる計算です。ですが、その成長曲線を見ると、少しずつ上昇していくけれど、いきなり大きな変化は現れません。』
・『自分が社会から必要とされる人間になれば、生きて行くことができる。』
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堅い感じの本かなと思っていたが、内容に引き込まれあっという間に読めた。ストーリーとしても面白いし、勉強法は学生や、資格の勉強などをしている社会人にも為になりそう。自分も変わりたいので、一度実践してみる!
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非常に面白く読ませていただきました。
ヤンキー→エリートというネタは、やはり引きつけるものがあると思います。
印象的だったのは、高校時代にある事件を起こして、停学をくらった。
そして、その停学中に、読書をキッカケに、自分がいかに小さい人間で、
どれだけ狭い世界にいたかと、気付かされたことです。
なかなか、停学中にこういうことを、気付ける人は少ないと思います。
察するに、著者は、「言葉」や「言語」に関する感受性が非常に強いように感じました。
また、著者の家庭は、日常的に、本に接する機会が多いんだろうなということが、なんとなくわかりました。
人が変わりたい、成長したいと思うキッカケは、たくさんあると思いますが、
① 出会い
② 別れ
③ 読書
④ 旅
⑤ 病気
この5つが、個人的には、影響が大きいと思います。
また、その時に置かれた自身の状況も大きい要因であると思います。
この本では、
① どん底だったヤンキー時代(主に高校)
② 一年発起して、猛勉強
③ 同志社大合格
④ ケンブリッジ大までの道のり
⑤ 修士論文を書き、卒業するまでの苦労
と、著者のこれまでの歩みと、また勉強法(主に受験と英語)が書かれています。
何か「やり切った」という経験は、人に自信を与えます。
また、その「やり切った」と感じられることは、多くの時間を割いて、
そしてリスクをとって、何かに没頭した結果だと思います。
学習する習慣を「持たない人」と「持つ人」、
これは、何をキッカケに分かれるんだろう、
また、当たり前に「持っている人」と「持っていない人」との
差はなんだろう?
私はこういう問題意識を持って、この本を手にとりました。
この本は、中学生でも難なく読みこなせる内容ですが、
学習を継続する上で、何が大事なのかを知る好著だと思います。
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人生はいつだって変えられるんだな
受験生なのでものすごくモチベーションが上がりました
周りから冷たい目で見られて諦める前に、自分の気持ちを一番にただ努力するしかない、、。
いつもいつも変わりたい変わりたいと思うばっかりで行動に移せないゴミみたいな自分だけど続けることだけ考えよう
勉強で人生変えたい❕