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第1巻を読破。
本屋さんにて、エンドに平積みされてた新刊を見て気になっていた作品。
異世界転生モノというのが流行っているのは知っていたけどね。
イラストがなんだかよかったんですよね。
で、手に取ってあらすじを読んでみてさらに気になって。
でも見かけたのが第3巻だったため、1巻を探してみたのですがそこにはなくって。
別の日に別の本屋さんでも探してみたのですが、やっぱり1巻だけがなくって。
これは密林さんでぽちコースかな? と思っていた矢先、最初に見かけた本屋さんで並んでいるのを発見しました。
即買いましたー(*´▽`*)
とてもおもしろかったです。
ライトでコメディ色の強い作品かと思えば、全然そんなことなくてしっかりとファンタジーでした。
王道といえば王道。
異世界に行くのが現代での死亡というのは、最初考えだした人あれだよな。
すごいよな、って思いました。
ひとつの形態を作っちゃったわけだし。
あきらめることにかけては人一倍の主人公は、ある日突然死んでしまう。
「死んだ」のは確かで本人も自覚あるのに、彼は再び目覚めて。
目覚めた場所は異世界だった――というもの。
しかもその世界の誰もが持ちえない色彩〈白〉を纏っての転生。
それが人一倍あきらめることに長けた青年の――レクティファールとしての新たな人生の始まり。
とにかく、よくそこまで考えたなあというのが率直な感想でした。
プロットの量がハンパないんじゃなかろうか……と思ったのは、元がネット小説だからでしょうね。
自分も趣味でもそもそと書いているけれど、この人たちみたいにがっちり作り込んでいるわけでもなくて。
こういう作品を読んでいると「私もなにかやらねば!」と思ってきます。
……思うだけですが(;^-^)
さて――
第1巻はまるっとプロローグといった感じかなあ。
異世界へ転生した主人公・レクティファールが、皇王になるための儀式を完遂するまで。
転生先のことを知らないレクティファールに対してお姫さまが説明してくれるけれど、それは読者に対しての説明でもあって。
結構色々と込み合った具合の世界っぽいですね。
その世界をレクティファールがどのように活躍するのか、楽しみです。
世界観も魅力的ですが、登場人物たちも魅力的で。
あ、白ってまっさらという意味合いもあるのかな?
レクティファールのふわっとした感じの強さは好きですね。
言動がわりとかわいらしいとこがあってwww
暴走侍女ウィリィアさんとはどんどこぎゃーぎゃー騒いでどつかれてほしいwww
お姫さんのメリエラと、巫女さんのリリシアとはなにやら皇王という役目的になにかしら関わりがありそうですね。
婚姻関係でなにかあるのかなー。
そこんところはらぶなコメディになっちゃうの��なー。
それともレクティファールの何気ないスルースキルで進んじゃうのかなー。
どうなんでしょう??
個人的にはあんまりごり押しらぶこめにはなってほしくないかなあ(^◇^;)
たいへん楽しませてもらいました。
第2巻を探すぞー。