投稿元:
レビューを見る
うーん、なんだかいまひとつ足りない感じ。
栄吉さんが嫁をもらうこととなったり、一太郎が上方まで行ったり、ついには許婚を迎えたり、仁吉と佐助が離れから出ることを決めたり、ちょっと新たな方へ展開してきました。
兄やたちの思いなんか切ないんだけどね、安定感からかマンネリなのか......
やっぱり長編が読みたいなーと思ってしまいます。
そろそろ終わりを迎えようとしている印象なので、次には更なる怒涛の展開を期待してる。
投稿元:
レビューを見る
タイトル通りに主要登場人(?)物たちの先ざきを考える巻。
長いときを生きる妖たちと、人なる身の若だんなだもの、もちろん多少の切なさは伴われる。
でも一時の、あの重っ苦~しい感じは全くなくなってる。
良かった。
■ ■ ■ ■ ■
若だんなの許嫁(仮)は割と予想できはしたんやけど、
そのままスムーズに実現したら良いな、って気持ちと
ありゃ~ かなめさんがお嫁さんになるって道は完全になっしんなのかなぁ?って気持ちと
今んとこ半々。
■ ■ ■ ■ ■
最近 まつのすけさん出てこないね~。
幸せにしてるのかな。
投稿元:
レビューを見る
しゃばけ本編シリーズ6~一太郎の親友・栄吉に縁談が持ち上がった。まだ修行不足の身で妙であるし,栄吉は若い女に頬を張られ,相手は別の相手と逢い引きをしている。見合い相手の男の借金を立て替え払いししている栄吉の行動も妙であるが,見合い相手の妹の方が気に入っていたのだ。広徳寺の寛朝は黒羽坊という天狗に,小田原の寺で老僧二人が妖に食い殺されたと教えてきた。若旦那は出掛けるに出られず,供は貧乏神の金次と化狐のおしろと咄家でもある場久であり,若旦那が寝れば,その夢に場久が入ってきて連絡は取れる。高僧の肝を喰らって老天狗の力を取り戻し,黒羽坊は喪った羽を取り戻したかったのだ。若旦那の父が上方に行き戻らず,難波の商人が証文を出して長崎屋の乗っ取りを企てる。おたえは一太郎を船で上方にやり,騒動から遠ざけつつ,父親探しを命じる。若旦那も嫁取りの時期だ。大坂の米相場で儲けた話は江戸に伝わり,嫁候補と仲人連中が五月蝿く出入りする。妖を慰労するために,おりんちゃんを呼ぶが,そこに花嫁候補も押し掛ける。長崎屋の裏に新たに長屋と一軒家が建ち,商家の通いの番頭が住み着き始めるが,一軒家の借り手はなかなかいない。貧乏神の金次・化狐のおしろ・咄家の場久を住まわせようと,火鉢を贈られるが,気がつくと盗まれている。山童の仕業と知れる~ネタ切れってことはないだろうが,少し展開を拡げねばならないナ!
投稿元:
レビューを見る
長いシリーズになってきました。
途中ダレた感じの巻もありましたが、今回は良かった。
一瞬、最終巻か?と感じる話があって・・・まだ続く模様。
今回は、人と妖との関わり合いについて、考えさせられました。
人も妖も、困っていると全てを助けたくなる若旦那ですが、最後のお話では違う結末になっています。
何で?どうして?同じ妖なのに、何が違うというんだろうか。
「何でだよ。ずるい!」その目から大粒の涙が盛り上がって、やがてこぼれ落ちてゆく。(P-253)
全てを背負う事はできない。では、どう線を引くのか。
難しい問題だと思いました。
(正しい答えが欲しいと、皆が思ってる)
(その正答に縛られなくてはいけないのか?)P-193
「若だんなの臨終を前にした時、自分やここの妖達が、平気かどうかは分かりません。それで私は正しい答えではなく、やりたいことを決めました」P-203
「佐助、私は川縁で思ったんだよ。真に正しいことが、一にやるべき事とは限らないって」P-207
今回はなかなか深い話だったな。
投稿元:
レビューを見る
「すえずえ」は先々のこと。
若だんなも妖たちも
それぞれの行く末を考える。
ちょっと切なくもあるが
時は止まらないんだものね。
【図書館・初読・10/6読了】
投稿元:
レビューを見る
猫じゃ、猫じゃ。
めっちゃ可愛いじゃないですかー。
手拭いかぶって踊る猫はどこにいますか?
表紙の猫たちが可愛らしすぎです。
でも、内容はちょっぴり切ない系も。
人間に親しめば親しむほど、
その時の流れの違いを覚悟しなければならない。
若だんなが成長するほど、切なくなる。
困ったものです。
投稿元:
レビューを見る
しゃばけシリーズ第13弾。
やっと既刊ラストまできました(笑)
今回は若だんな以外にも仁吉や佐助の成長が著しい。
あえて茨の道を選んでもすべきことをなす強さを手に入れたか。
1番成長してるのはおりんちゃんかも(笑
投稿元:
レビューを見る
しゃばけを読み始めたのが、18歳のときだ。受験勉強がイヤになって、高校の図書室の隅で偶然見つけたやつを、夢中になって読みふけったんだった。晴れた夕方だった。ちょっと信じらんないくらい面白いなと思って、ずっと読んできて、こちらは25歳になりました。
途中は正直「マンネリだな…」って思うこともあって、距離を置くこともあったんだけど、手に取って読み出すとやっぱり大好きだなと思う。
離れに住む妖怪たちは懐かしい友人のようだし、長崎屋の羽振りの良さも気持ちいい。綿入れでぐるぐる巻きにされる若だんなも相変わらずだ。今回「おたえの、とこしえ」のなかでは、一太郎のお母様、おたえさんの活躍まで描かれていて、それがまたなんともおたえさんらしくて、爆笑が止まらない。
しかも今回のタイトルは『すえずえ』。登場人物たちが先々のことを考える話が続く。私の身の回りでも、友人が結婚したり子供が産まれたりしている、まさにそういう、変化の時期なので、一太郎たちの「離れで過ごす毎日はとても楽しいけど、このままではいられない」という感覚と重なってね…もう…。
でもそこでしっかり悩み、それぞれの結論を出した「仁吉と佐助の千年」には勇気をもらったし、続く「妖怪の来月」にも励まされた。楽し気に変化に取り組んで行く妖怪たちに力をもらったんだ。
もう、書ききれない…好きだ…
投稿元:
レビューを見る
シリーズを重ね最近はマンネリ化が何となくしてしまい、このままサザエさん的になるのかなと思っていたが今回は「このままではいられない」という現実問題の話など多少の動きがあったので良かった。ただ今回の件でとりあえずの答えが見つかったようだが、結局のところ状況はあまり変わらないってことなのだろうかとも思った。
投稿元:
レビューを見る
この調子で続いていくと思っていたけれど、今回はそれぞれの未来に向けての決断を迫られる(--;)若だんなの母おたえの時は上手くいったけれど若だんなの嫁が普通の人なら、今までどおり妖たちといつも和気あいあいとはいかないもんね(^^;)とりあえず許嫁が妖と仲良しの娘で良かった(*´∀`)♪幼なじみの栄吉の嫁も決まったし、みんな成長してるんだなぁ(*´-`)でもまだしばらくは今までどおり、この物語を楽しめそう!\(^o^)/
投稿元:
レビューを見る
ややマンネリ化のきらいがあったしゃばけシリーズの最新刊です。
最近の中では面白かったです。
シリーズも終盤にさしかかっているのかもしれません。
最初の頃の謎解きに戻ってきた感じの巻でした。
投稿元:
レビューを見る
今回は若旦那に縁談の話がきます。ずっと続いてほしいシリーズですが進展も期待します。
いつもの妖達とのやりとりもほっこり癒されました。
また一年お楽しみに待つとしよう。
投稿元:
レビューを見る
しゃばけシリーズ13巻、賑やかな表紙に、やはり不気味な貧乏神、図書館の予約を待っただけあって、楽しく読めました。長崎屋の離れの仁吉や佐助、妖達との皆で過ごす摩訶不思議な世界がいつまでも、この日々が続く思っていたのにな…。大旦那不在の長崎屋の乗っ取りを、上方で大活躍し見事に防いだ病弱若だんなに縁談が多く舞い込み、それぞれの仲人たちが候補者を引き連れ押しかけ大騒動、それを防いだのは…。幼なじみの栄吉も見合いが行われ、物語が大きく動きました。
投稿元:
レビューを見る
どうなることやらちった若旦那や妖たちの未来がみえてきた巻。
このままずっと一緒にいられればいいなって思いました。
投稿元:
レビューを見る
しゃばけシリーズ。すえずえは末々と書くのだろうか?
栄吉の来年
寛朝の明日
おたえの、とこしえ
仁吉と佐助の千年
妖達の来月
の5編。
栄吉と一太郎の許嫁も決まったようだ。
毎度のことだが畠中さんの創造力に驚嘆をおぼえる。