紙の本
よくわかる
2019/10/25 08:49
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
これから増えていく高齢者向けのビジネスについて、よくわかりました。いろいろなビジネスチャンスが、うまれそうです。
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シニアマーケについて研究中であったので、手に取りました。シニアに関するデータが掲載されており、プレゼン等に使える点がいいです。内容的にはマーケの本によくある成功事例が掲載される格好です。「ストックリッチ、フロープア」は高齢者マーケを考える時に重要なキーワードです。それゆえ難しいシニア層へのリーチをマーケターは考えなくてはなりません。
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シニアビジネスについての解説書。
本の構成としては、売れる仕組みづくりに
ついて「 認知」「 集客」「 見込み客育成」
「販売」「ファン化」のプロセスを実例を
挙げながら解説してある。
第1章の「俗説」と「真実」がおもしろか
った。また、第4章のアンケート調査についての
解説は、納得できる内容だった。
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シニアビジネスの肝は、シニアの変化に気付き、3つの不: 不安、不満、不便に、如何に応えるか。その手があったか。目に鱗なヒント満載の教科書。
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読みやすくわかりやすい。
シニアだkら、高齢者だからという決めつけではうまくいかない。
結局シニアに限らず、市場をマスと捉えず、ミクロの市場の集合体と考えて、一つ一つ丁寧にアプローチしていくことが大切。
ターゲットをざっくりと設定するのではなく、細かく設定することがビジネスの基本ということか。
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http://www.nikkeibook.com/book_detail/31900/ ,
http://bizgate.nikkei.co.jp/series/007741/
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いかにもというタイトルだったので、半信半疑で読んでみたが、とても参考になった。
高齢者の消費動向やアプローチ方法は誤解していたこともあった。読んでの気づきとしては、高齢者も賢くなってきていること、一括りにシニアとまとめず、人となりをよく知ろうとすること。
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夫が退職しても妻の時間が増えるとは限らない。
クラブツーリズムはエコースタッフで郵便より安く高齢者に配布してもらっている。
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●本の内容●
本書のメッセージを要約すると・・・
シニアというマーケットをマスでとらえると失敗します。
→シニアの多様な価値観をふまえて、どんなシニアにアプローチしたいのか、しっかりターゲットを絞り込みましょう。
シニア受けするキーワードを、言葉だけ盛り込んでもだめ!
→アプローチしたいシニアの心をつかむ『中身』をつくっていきましょう」
というかんじかと思います。
●感想●
・「シニアビジネスの教科書」、と題されていますが、マーケットをマスでとらえずターゲットを絞るべきだとか、
うける言葉を表面的に出してもだめで、中身が大事だとかいうことは、シニアに限らずビジネス(マーケティング)の基本原則のように思えました。
・とはいえ、マーケティングの基本を学んだ人であっても、いざ「シニア」を相手にすると、
「シニアを相手にしている」というだけでターゲットを絞り込んだ気になり、それが原因で失敗するパターンがあるのかなと思いました。
・原理原則を学べば、それを具体化するとどうなるかは自ずと考えられるようになる、という部分はもちろんあります。
一方で、この本のように、原理原則をある具体的な分野にあてはめるとこうなりますよ、ということを人や本から学ぶことも、有意義だなと思いました。
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シニアビジネスと一言で言ってもかなり多種多様な層がありますね。
しっかりと狙った層に対してアピールしないとシニアビジネスも成功しないんでしょうね。