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うんちく 3つ
□飛行機雲がしばらく消えない時は、天気は下り坂
=>空気が湿っている(水蒸気が多い)ので、蒸発せずに残る
□星が瞬いて見えると、雨が降る
=>低気圧の湿った空気が流れ込み、元の空気と混じり合い
光が屈折して星がキラキラ見える。
□遠い場所の鐘やサイレンが聞こえると、天気が悪くなる
=>音は気温の低い方へ屈折して伝わる。
低気圧や前線が近づくと、上空に暖かい空気が入り温度差が少なくなる。
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サブタイトルは「知ってとくする天気のことわざ」というようにことわざをはじめとして、生き物に関することなども載っていて自由研究の題材にピッタリ。
黒光りするものがブーンと飛んでくる姿を目撃したことがある人がいるかもしれない。とは言って今はやりのドローンではなく、みんなの嫌われ者のゴキちゃんです。あの不気味な生物が飛ぶのは、気温が何度の時なのかという質問に対して、気温が30度を超えると飛び回ると書かれている。飛び回る姿を拝むのは勘弁してもらいたいものだ。
天気予報で気になるのが隣同士の件によって天気が違う場合だ。例えば、東京の都心と埼玉の北部では気温や天候が違う場合がある。大気の状態が不安になっているので変わるとある。
天気に関する情報を動物の様子やことわざを通して分かりやすく知ることができるのでなかなか良かった。
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今の時代、天気のことわざも、知らない人が、多いだろうと、思う。
今日は、4年ぶりの、6月22日、夏至の日である。
空の、夏至点を太陽が、通過する時刻は毎年遅くなり、大体うるう年の前の年は22日にずれ込む。
さてさて、「梅雨明け十日」も、もうすぐ!
昔の人は、おまじない(?)のように、風景、動物、空、地、空気、風、花、の自然の摂理から、天気を、知っていたのだろう。
漁師は、海や、空、風、満ち潮、引き潮等で、天気予報を推測し、山に居るものは空、鳥の飛び方、虫の動きから、花の開き方等、から、予測したのであろう。
それが、現在でも、このアマタツさんの本で、やっぱり、昔の人の話は、正確だったのだと、思った。
下駄投げで、逆さになると、雨になると、、、
私達の時代でさえ、靴であるから、鼻緒が、湿って逆さになったら雨になるのは、言い伝えかも、、、と、笑って、しまった。
全国ご当地ことわざは、どれも知らない事項で、面白かった。
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日本古来の諺は、科学的に説明ができる!?
納得のものもあれば、?と思うものも。
エッセイの一つひとつは短いので、サラッと読めて、ためになる。
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お天気のことわざや解説がたくさん載っていて、面白いです!
例えば…
・遠い場所の鐘やサイレンが聞こえると、天気が悪くなる: 音は気温の高い方から低い方へ屈折して伝わる性質→晴れて地表と上空の気温差が大きいと、音が遠く(横方向)に伝わりにくいそう。
・朝、虹が出たら雨、夕方、虹が出たら翌日は晴れ:朝に虹が見られるのは西に雨雲がある…夕方の虹はその逆、ということで偏西風に乗ってお天気が変わる様子をあらわしたことわざ。
・鳥が高い所に巣を作れば、大雪になる: 冬に大雪になるような年は秋からシベリア高気圧の勢力が強く、秋に冷えて朝晩は放射冷却により地面付近の方が木の上よりも気温が低くなる。このため鳥が高い所に巣を作るのだとか。
などなど…昔の人は、音の聞こえ方や色々なものごとを観察して、ことわざとして伝えていたのだなぁ、と興味深く読みました。大雪だったこの冬も、鳥は高い所に巣を作っていたのかな。
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NDC 451
「「ネコが顔を洗うと雨が降る」「茶碗のご飯粒がきれいにとれる時は、雨が降る」「スズメが朝早くさえずる時は晴れる」「クモの巣に朝露がつくと晴れる」……。古来より伝わるこうしたことわざ、本当に正しいの? 現代でも通じるの? テレビでおなじみ、人気ナンバーワンお天気キャスターの天達武史さんが、ウンチクをたっぷり交えて解説! 大人から子どもまで楽しく読める、まったく新しい天気の本です!」
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面白かったです!
関西人には、阪神タイガースのこととか書いてあったりするので、楽しく読むことができました(笑)