紙の本
ものだま
2017/08/14 22:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぺろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
七子が引っ越してきた町で七子はものだま=ものにやどった魂の声が聞こえるようになります。クラスメートがものだま探偵団をするので七子は助手に。今回は駅の伝言板にまつわるストーリーでした。ちょっと不思議な大人でも楽しめるストーリーです。
紙の本
ものだま探偵第2段
2016/12/11 15:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とりまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり。
ものだま探偵、鳥羽と七子。今度の事件は坂木駅に来る人が記憶を忘れるというもの。
駅のなにがあらぶるものだまなのか、二人は調べはじめる。
鉄道関係の暗号が出てきたりして、なかなかミステリっぽい雰囲気です。
新しく出てきたキャラクター、律くんが感じ悪いのも何か理由がありそうですね。
お蕎麦屋さんのおじさんがよかった。聞き込み相手がミステリ好きっていうのは、ちょっとご都合的かなあと思いましたが。駅の7不思議という伏線も出てきたので、おじさんも出てくるのな?
投稿元:
レビューを見る
・何をするのか、どこに行くのか忘れるのはものだまのせい…
・ものだまがしゃべれるなんて…
・‟ものだま”ってお化けみたいなものかなぁ…
投稿元:
レビューを見る
僕が子どものころに読んだ物語だと、『ズッコケ三人組』だとか、子供向けの落語の本だとかでしたが、そのころに夢中になった記憶が甦るような読書になりました。児童書だから子どもだましと思ってはいけない。稚拙なんじゃないかとか勘ぐっていけない。立派に構築されて、細かいところは勉強して記述されている、ちゃんとした児童「小説」でしたよ。良質な読書経験が得られる種類の本です。ものに魂があるっていう設定、考え方っていいなあと思うのです。独自に魂が生まれるっていうのがこの本の考えですけれども、もらったものに贈り主の魂ではなくても、気持ちやら精神性やらがやどっているっていうマルセル・モースが『贈与論』などで語った考え方に、僕はなにかしら現代社会の行き詰まりを打破するものがあるのではないかと考えているので、そういったイメージを近いところで共有できるような想像力がこの本を読むことでも養えるだろうなと思いました。
投稿元:
レビューを見る
・「ものだま」という不思議なようかいが、伝言板に取りついているかも!と女の子2人が謎にせまるミステリーな本だったからです。
投稿元:
レビューを見る
★この伝言板は、おじいちゃんに声を届けてくれるんだ(p.239)
駅で待ち合わせを忘れる人続出。連絡板に書かれる謎の暗号となにか関係ありそう。優しいお話し。
【一行目】五月の連休、最後の日。夕ごはんのときのことだった。
投稿元:
レビューを見る
もの忘れが酷くなる。
分かる人にしか届かない言葉だからこそ、日常の何気ないことを名指しで書くことが出来たのだろう。
撤去されることが決定している状態で、あんなことを書かれたら心残りどころではないだろう。
投稿元:
レビューを見る
1巻が面白かったので2巻も読んでみました。
舞台となる街の雰囲気や、人間関係があたたかで読みやすい。登場するものだまも、人の感情表現と同じだが、今回登場した、律くんとルークとの今後の絡みが気になるところ。
投稿元:
レビューを見る
「ものに宿った魂=「ものだま」が引き起こす事件に挑む五年生の女子ふたり! 坂木駅で、どこに行くのか忘れる人が続出し…?
ものにやどった魂=「ものだま」の声が聞こえる坂木町に引っ越してきた五年生の七子。クラスメイトの鳥羽は、ものだまが引き起こす事件を解決する「ものだま探偵」、七子も助手を勤めることになった。最近、坂木駅で、自分がどこに行こうとしているのかを忘れる人が続出、きっとものだまの仕業だ、と二人は捜査を開始する。どうやら、意味不明のカタカナが書いてある改札の横の伝言板があやしい…。鳥羽は、暗号かもしれないと、解読にとりかかり…?」