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さすが木山先生の入門書。分かりやすい。民訴の入門書としては、十分だし、弁護士の考え方の一端が分かる本だと思う。
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木村泰嗣弁護士の民事訴訟法の入門的な本です。
挿し絵の漫画や図解も多くて読む人を飽きさせない感じになっています。
法学部の学生や各種士業も読むとためになると思いますよ
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もの足りぬ。前半は特に弁護士に頼みましょうというのを手を替え品を替えなのでそろそろ大概にという感じ。よほど依頼しない人が多いのかもしれんが、想定読者のリテラシーが低いのかなあ。後半はそこそこにだが、基本的に解説の域を出ない。そういう本なのだと言われたらそれまでだが。
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本のタイトルと異なり、どちらかと言うと民事訴訟法の入門書。
内容は分かりやすいけど、交渉法や思考術をなぞるなら、同じ新書でも「プロ弁護士の思考術」の方が有用だと思う。
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弁護士が勝つために考えていること。木山泰嗣(きやまひろつぐ)
今までに、木山先生の本を何冊か読んだが、どれも面白く、外れがないので安心して購入した。
自分には馴染みのない民事訴訟というものを、平易な言葉で、面白く解説してある新書。
教科書的に民事訴訟法を解説しているのではなく、訴訟における弁護士、裁判官の思考プロセスなどもわかりやすく書かれており、一気に読み進めることができた。
弁護士でさえも、身内の訴訟は避けたいと思うものと述べていたと事が印象的。それは、お金、時間、労力、精神的苦痛があるから。ただ訴訟はある日突然起こされるものなので、日ごろから、万一の場合に備え「証拠」という視点を常に持ち、録音、メール、契約書、書面に残すこと等に高い意識を持たなければならないと説いている。
以下、その他興味を惹かれたところメモ。
・民事訴訟は、「実体的真実の発見」を目的とするものではなく、「形式的真実の発見」を目指すに過ぎない。
・「自由心証主義」 裁判官が証拠により事実を認定する際には、その裁判官は自由な心証で決めてよい。
・2013年最高裁判決の判例変更。「婚外子の相続分1/2は違憲」
・かつては報酬等基準規定があったが、独禁法違反のおそれから、廃止。その旧報酬規定によれば、300万円の支払いを求める民事訴訟をする場合、着手金は24万(8パーセント)、成功報酬は48万(16パーセント)このほか裁判所に手数料を収める必要あり。300万の訴訟で、印紙代2万円。控訴は1.5倍の3万、上告は2倍の4万。
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民事訴訟は刑事訴訟と違って心理ゲームである。
刑事訴訟は真実を追求し善悪を判断するためにある。が、民事訴訟は真実とか、ぶっちゃけどうでもいいし、的な。
裁判に勝つも負けるも弁護士の力量がモノを言う。そんな世界である。
民事訴訟は誰でも起こすことができる。逆に、誰もが訴えられる可能性がある。
そんな民事訴訟に単身で戦うのは得策ではない。
弁護士に任せましょう。という内容である。
腕のいい弁護士は、どうやって勝ちを狙いに行くのか。その思考を紹介する。
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少額訴訟の原告をやった経験上裁判はしんどいなという体験を経ているので本書の言わんとしていることはすごくわかる。でもやっぱり伝わりづらいよね。
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もうちょっと具体的な弁論のことを書いてるのかと思ったのだがほぼなし。
民事訴訟についての入門書?みたいなもんか。
これはこれで面白かったが、多少でも法学齧った人間だと、ああ、懐かしい、現場はそうなのね、くらいか。
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現役の弁護士が、文字通り裁判に勝つためにどうするかを具体的に指南する一冊。
裁判の実態、その前の調停の話など、どれも知らない世界でとても勉強になった。
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著者は税務訴訟が専門の弁護士。税務訴訟を色々と例に出しながら、民事訴訟の一般的な流れや知識と、訴訟に向けた弁護士の「勝つための思考法」が書かれている。ドラマでよく見る法廷シーンは刑事訴訟がほとんどのため、民事訴訟というのが刑事訴訟とは様々な点で違うことに驚いた。良心に従い勤勉に仕事に励む法曹関係者に我々の生活が守られているのだなと、頭が下がる。未知の世界を垣間見れて、興味深く読んだ。