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本書は2013/12/12~2014/1/10に入院中の東京逓信病院のベッドの上で書きました。
このように書くと「脳出血の入院中に! えらいねー」なんて褒められることもあるのですが、実態としては9/13に入院して3ヶ月にもなろうというのにベッドに寝てばかりのぐーたらな私に「そんなことでは腹筋・背筋も落ちるばかりですよ。*せめて*座りなさい」と医師に叱られた結果です。
また、死にそうになって戻ってくると「今の自分にできることってなんだろう?」といった埒もないことを考えるものなのです。
さて、そんなわけなので、病院には技術の本が一冊もありませんから、コンサル先の環境と同じで、自分の頭にいつもある“自家薬籠中の物”で何とかするしかなく、、、そんな本(難しい話や難しい数式は無し!)です。
目次は、以下の通りで、ソフトウェアテストを仕事にしている人が必要となることを書きました。
HAYST法はごく一部です。
第1章 品質とソフトウェアテスト
品質管理と品質工学の違い、IV&V
第2章 ソフトウェアテスト技法のおさらい
前著(ドリル本)の概要と補足
第3章 基本的な原理・原則
テストや品質保証の基本となる知識
第4章 直交表に割り付けるだけのテスト
単純なGUIの組合せテスト
第5章 HAYST法によるソフトウェアテストの考え方
HAYST法の考え方
第6章 HAYST法によるソフトウェアテストのつくり方
HAYST法の手順詳細
第7章 HAYST法による改善事例
日本品質管理学会に投稿した論文
第8章 自動化へのチャレンジ
私の自動化失敗事例
第9章 テスト結果の分析
テスト結果やバグの分析(Tマト、因縁果報分析)
付録1 MatrixTesterインストール方法
直交表や割り付けのツールのダウンロード方法
付録2 プロフェッショナルであるための仕事の心得
xxタスクの事務局になった時に読むと役に立つもの
付録3 実録 社会人博士課程-私が博士号をとった理由
博士号の取り方
それから、今回、本になって通して読んで気が付いた誤りを正誤表にまとめました。
http://www.hayst.com/Documents/corrigenda.xlsx
みんな読んでくださいね。
※ もし、知らないことが一つでもあったらラッキーと思ってください。