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http://blog.goo.ne.jp/nakamana825/e/304da337bca3d1080cfc468d076200ac
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料理は人を幸せにするもの。人を笑顔にするもの。 この一言がこの小説を全てを表していると思う。読み終えた今はとても幸せな気分だ。大日本帝国食菜全席を一口も食べていないのに。
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面白かった。うるってなった。大団円。ハッピーエンドのお話は好き。やっぱり美味しいものは、最高。ちなみに私は最期のメニューは、卵かけ御飯かカレー。デザートはプリンがいいなあ。
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食いしん坊の私には食べ物、美味という人が持つ欲求を緩に揺らす本。
私の苦手な時代を前後するような書き方だが、区切りがいいのか
人物の登場やストーリーのおかげかサクサク読めてしまうのが難点…(笑)
それなりに厚みのある本だからゆっくり楽しもうと思っていたのに
『美味しいものに出合い知らぬ間にお皿が空になっていた』という感じが一番の感想かもしれない。
年齢、性別関係なく楽しめるだろうという一冊
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読んで良かった。今年、一番泣いた。
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本を読むと、大概、勝手に妄想膨らませて泣くんですけど、この著書は、良く分かんないんですけど、途中までミステリックに引き込まれるんですけど、種明かしでモーゼ号泣ですよ。(モーゼ号泣: 自然に溢れ出す涙に目がかすむんですけど、文章からは目が離せなくって、必死に水を掃くために超速瞬きを要する落涙のさま。)終局、何度となく意識が飛びそうになったことか。
泣き過ぎて頭痛いし、鼻水出し過ぎてヒリヒリするし、しゃくり過ぎで首痛いし、なんなんですかよ(良い意味で。)みをつくし料理帳みたいに、あぁ、美味しそうだなって、そういう感想を、ただ持ちたかっただけだったんですよ(こっちも大いに泣くのですけど。)そんな動機ですよ。
でもね、愛に包まれた物語でしょ。齟齬のアレでしょ。連鎖の連鎖でしょ。はけ口の羊さんも羊さんなんですよ。もうね、展開がね、精神崩壊を狙ってますよ。波濤なんですよ。なのでね、号泣ですよ。そりゃ泣きますよ。崩れますよ。多分、2014年、私的最泣。ほんと、読んで良かった。
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「最期の料理請負人」の佐々木が高額報酬で請け負った料理とは?
読み進るほどに謎が深まり、ただのレシピ探索記とは異なるストーリー展開を広げてゆく。
上質のミステリーのジャンルと言ってもOK!
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現代の「最期の料理人」が満漢全席の日本版を再現する。美味しいものが食べたくなるな。
2014.7.25
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なんとなく先が見えてしまうような展開が惜しいが、絶対的な味覚を持つ料理人という主人公の設定は面白いので是非シリーズ化を!
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料理の鉄人のディレクターが書いているという帯を見て購入。
ミステリーであり、料理を通じて繋がるものを求めるような話だなという印象。
しかし読んでてお腹が空いてくる話ですw
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一途に料理の道を歩もうとする者。
欺き、歪んだ妄念を遂げようとする者。
最後に輝くのは、やはりひたむきな思いだ。
過去に構想されつつも実現しなかった幻の料理を追う。
現在と過去がクロスしながら進む。
ミステリーの要素もあって、一気に読み進む。
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ある1人の料理人と、関わりを持つ人達。そしてその料理人に関わる謎が現代と過去とを行き来して少しずつ紐解かれて行く作品。この作品の登場人物は全員料理を愛し、家族を愛し、友を愛している。愛しているが故にすれ違い、悲劇が起きてしまうが、料理によって再生される…。非常に美しくまとまっている作品だと思います。
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佐々木が依頼されたレシピ探し、直太朗がハルピンに呼ばれた理由、直太朗が楊を追い出した理由、幸と楊の関係、レシピの行方。読者の心を駆り立てる展開。全てが解決したと思ったら、佐々木と幸の関係に驚きが。麒麟の舌を持ってみたい。
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面白かった(^_^)
永遠のゼロに雰囲気が似てるかも…
途中で何となく色々想像できちゃうけど、最後まで楽しめるはず。
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物語はよかった。
最初のオムライスと最後のお手紙と…あったかい。
文章がざっくりで、あらすじを読んでいるのかという。
感覚…伝わってくるものが薄かった…
巻末に【大日本帝国食菜全席】
これは、圧巻!
春のレシピ その三十四 白アスパラと湯葉のくず仕立て・キャビアのせ
夏のレシピ その四十七 夏柚子味・トマトの冷やし茶碗蒸し
秋のレシピ その三十四 脱皮したての伊勢海老の素揚げ・春菊ソース
秋はお嬢さんの為⁉︎だったからか。どれもこれもよくって。
その四十一 くわいのモンブランや、その五十 赤飯で出来たショートケーキって。
冬のレシピ そのニ 蜂蜜風味の千枚漬けで巻いた本鮪
【満漢全席】知らなかったぁ…。
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主人公の佐々木は、死が迫っている人が最後に食べたい思い出の味を完璧に再現する「最期の料理請負人」。それは彼の“絶対味覚”ゆえに成り立つ仕事であり、中国ではそれを持つ人を「麒麟の舌を持つ」と呼ぶ。
ある日、佐々木は中国人から依頼を受ける。第二次大戦中に満州で日本人が作り上げた、満漢全席をしのぐと名高い「大日本帝国食菜全席」を再現するというものだった。その200を越えるレシピは今、どこにあるかもわからない。レシピを探すうちに彼が出会う、依頼人や当時の日本軍、そして佐々木自身に関わる大きな秘密とは……?
文章全体を通して、もう少し表現に重厚感があるとさらに深みが増したように思う。が、特に後半、様々な謎や不審点のパズルが一気に組み合わさっていく様は実に爽快だった。ちなみに作者はあのTV番組『料理の鉄人』のディレクターで、料理やレシピへのこだわりが非常によく伝わってきた。