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エスプリは艶色 書き下ろし長編初体験エロス(双葉文庫)

エスプリは艶色 書き下ろし長編初体験エロス みんなのレビュー

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みんなのレビュー2件

みんなの評価3.5

評価内訳

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紙の本

悩めるヒロインを救済する癒しのデビュー作

2015/02/04 01:01

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る

勝手な推測だが、これが既出作家の別名義ではなく本当に新人ならば原稿を持ち込むか双葉文庫主催のコンテストなどに応募したことであろう。そのために知恵を絞ったかのアイデアが練り込まれたデビュー作にも感じた内容である。ヒロインの心の奥底に潜む悩みやコンプレックスに気づいた主人公が、それを癒そうとの思いで接する救済の物語が綴られていた。余談だがタイトルは「艶色(つやいろ)」と読む。

官能面はやや淡白ながら面白味のあるストーリーが進んでいく。その中でひとつの出会いが主人公の行く末を決める契機となり、その後の様々な出会いもまた糧となっていく。想い人を救いたい気持ちが、他にも同様の悩みや苦労を抱えた人がいることを知ってより深まっていくのは良かったと思う。

多彩な顔触れでバラエティ豊かなヒロイン達もまたそれぞれの魅力を放っている。主人公よりは年上ながら割と近い年齢層が幅を利かせる中で四十路真っ只中の熟女を1人加えているのも悪くないアクセント。これらヒロイン達がそれぞれに抱える問題を心理学的アプローチから接点を設けていく流れは切なさもありながら新鮮なアプローチでもあった。

ただし、主人公の大本命たる想い人はあくまで物語上のメインヒロインであって直接的な登場場面はとても少なく、官能的にはメインはおろか活躍の場すら与えられていないのは余りに勿体ない。主人公が本命を想うがためにサブヒロイン達との情交に負い目を感じたり奥手になったりするのは致し方ないにしても、だからこそ最後に本気の愛情をぶつける場面がほしかったようにも感じた。

描かれている内容や表紙のデザインなどから感じられるソフトなイメージもあって、ともすれば男性のみならず、むしろ女性に読んでもらいたいような、そんな心優しい作品である。

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2016/02/25 00:28

投稿元:ブクログ

http://blog.livedoor.jp/tsunecue01/archives/1672357.html

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