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正直、何が言いたいのかよく分からない部分が多かったけど、とにかくFacebookに入って弱いつながりを持っておくのがセーフティネットとなるらしい。Facebookを持っていてかつ信頼できそうな人間だとわかれば車や家を貸してもらえることも可能なんだとか。
佐々木俊尚さんの本って久々に読んだけど、『ズッキューン』とかいう表現を本に書くような人だっただろうか。自分が持っていたイメージとちょっと異なっていた。
それにしても、『みんなと違う意見を言っている』というのが批判の内容になるというのは本当おかしなことだと思う。
ウィークタイズ理論というのは名前は初めて聞いたけど、その内容は確かに聞いたことある気がする。就職には弱いつながりが重要とかなんとか。確か大学の社会学の授業で知ったと思うのだけど、そのときはじゃあ強いつながりがほとんどない自分は就職しやすいかもと思ったら、結局弱いつながりもないもんだから卒業して1年も就活してた思い出(そのうち半年近くは休んでたけど)。
後、裁判員裁判の話だけど、裁判員裁判になったら死刑判決を下す例が増えたんだとか。裁判員制度がスタートする少し前にニコニコ動画の関連動画のコメント見てたら、死刑にする人おおそうだろうなと思ったから特別驚くわけじゃないけど、海外ではどんな感じなのだろうか。
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総透明化社会にこれからなっていく。それは表の面も裏の面もある。弱いつながりを大切にして、多くの人とつながっていくことが、新しい情の時代。フェイスブックの本当の意味は、ふたつある。1.人間関係を気楽に維持していくための道具。2.自分という人間の信頼を保証してくれる道具。
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自分が困ってホームレスになる前に助けてくれる仕組みやヒトを本書ではセーフティネットと書いています。
終身雇用制度が崩れた現在、衣食住が安定している生活が崩壊することはいとも簡単です。
そんな時代に、どうしたらセーフティネットを築けるのかを表した本です。
本書では、何度となくネット…SNS(FacebookやTwitterなど)に触れています。
おそらく私はかなりFacebook活用しているほうです。友達は会社のみなさん、取引先の方、地元の友達、カメラ女子の知り合い、母校の先生…ごった煮状態w
なにかを投稿するにも、いろいろ考えたりせねばなりません。
その中で、ずっと自分の中で悶々としてたものをスッキリと具体化してくれた文章がありました。
Facebookの本当の意味。
"第一は、人間関係を気軽に維持していくための道具
第二は、自分という人間の信頼を保証してくれる道具"
まさしく!
大体が計算ずくで投稿しているwフェイスブック。
計算って言っても、もちろんウソ偽りではないですが、なんでわざわざそうまでしてFacebookを続けるのか。
このふたつの理由があるからに他なりませんでした。
自分では言葉にできなかったら気持ちが文章になったことで、スッキリ爽快。
目の前で佐々木俊尚さんが話してくれているような文体で、例え話がおもしろくって、さらさらっと読めました。
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作家でジャーナリストの佐々木俊尚さんの著書です。
セーフティネットという「わたしたちがホームレスになったりしないように用意されたさまざまな防御策」といういわゆる安全網(終身雇用、生活保護etc)が危なくなってきている。
その中で現代を生きるわたしたちはどうすればいいのかと書いた本ですね。
前半のバブル期の会社員時代の会社の枠組みの変化の話は、20代の自分からみて、今じゃとても考えられなくて興味深いです。
読者に向けて現代はFacebookなどのSNSを駆使してゆるいつながりを身につける。つながりを広げるためには他人も信頼し、寛容になることで新しいセーフティネットが作られるんじゃないかとまとめられてます。
バブル十数年から現代までジャーナリストとして社会を見てきた著者ならではの視点は、とても勉強になりますよ〜
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高度成長のころ、若者のサークル活動と同じように成長したのが創価学会と共産党。
いまどきの若いもんは・・・、というセリフは、今どきの若い者を作っているのが社会であり、その社会を作っているのが自分たちであることを忘れている。
戦術と戦略、戦略がなければ軸がない。
総透明社会
フェイスブックは、人間関係を気楽に維持していくための道具。自分という人間の信頼を保証してくれる道具。
監視社会=総透明社会
ネットには、実際の性格が出る。違う人はいない。そのまんまに伝わる。
アマゾンのウイッシュリスト
丸見え社会は、悪意だけでなく善意も見える
きずな社会は、時としてブラック企業やいじめをもたらす。同じでないと弾かれるという性質は同じ。
人は人に教えてあげたい生き物=情けは人のためならず
ゆるくつながる社会。
フェイスブックで共通の友人が多いカップルは長続きしない
リフト、エアビーアンドビーなどシェアサービスは信頼が根底にある。
テイカーではなくギバーになれ
生存戦略として、
見知らぬ他人を信頼すること
多くの人と弱い繋がり
善い人になる
自分の立ち位置が中途半端であることを知る
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現代におけるゆるいつながりの大切さ。
Facebookの投稿増やします(単純)。
自分を知ってもらうことがセーフティネット。
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「昭和の時代は、いまになって振り返ってみれば、よい時代だったなあと最近つくづく感じます。わざわざスローガンのように言われなくたって、ちゃんとそこに「きずな」や「団結」がありました。」
って・・・。
バカなのか?こいつは。
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人生の価値が多様化して、昭和のサラリーマン時代は終わった!それぞれが自分の価値観でゆるいつながりを構築する。
個人が露わになる時代だからこそ、切磋琢磨して、教養を備え、他人に寛容になり、善を尽くせ!
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フェイスブックの本当の意味は、ふたつあると思っています。
第一は、人間関係を気軽に維持していくための道具。
第二は、自分という人間の信頼を保証してくれる道具。
生存戦略として正しいのは、見知らぬ他人に関しても寛容になること。もっと広く言えば、「善い人」になることです。
消極的な善い人というのは、他人のやることを認めてあげる人。
積極的な善い人というのは、与える人。
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生存戦略と題してるけど、戦略ではなく、考え方、価値観の話と感じた。
1.1人でロープを渡るのではなく、ロープを編んだネットの上を歩く。ネットは見えないだけでそれをある程度見える化したのがSNS。ネットには網目(隙間)がある。
2.見える化による弱いつながりの信頼強化によって、コンテンツの部品化が進む。
3.ピュアな立ち位置を捨てて自分の人生・居場所を取り戻す
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著者と生きてきた時代が同じということで、最初グイグイ引き込まれたが、何となく後半冗長と言うか、焦点がボケたと言うか。
プラス2マイナス1みたいな・・
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人生訓みたいのが多くて、佐々木さんの取材力を生かした本じゃなかったかな?豊富なデータの解説も無くて、佐々木さんの本としては、ちょっと残念に感じました。たださらっと読みやすいです。
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前半の100ページくらいは、これまでの社会と今の社会の分析。後半の100ページくらいは、そこから導き出される、いまを生きる方策が述べられています。それは、細かな指導というものではなくて、やっぱり、基本となる指針(「軸」)なんですよね。各読者が生きていくためのベクトルを定めるため、情報を得るための本とも言えそうです。それにしても、ここまで簡素に現代の生活環境というか、共同体環境というかを分析してくれた本はありがたいですね。きっと、いろいろ考えてこんがらかりがちになっている頭にとっては、クリアさをもたらしてくれることでしょう。僕も少なからず、考えが整理された気がしてます。
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会社中心のコミュニティからネットで媒介するsns弱いつながりが有利に働くことがある
ネット上の信用は自分で作るものである
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情報社会を礼賛する中年世代。
いろいろな面で若者に嫌われないように立ち回らなければいけなくなった世の中に幻滅。