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紙の本
ラム酒が飲みたい。
2014/09/03 15:23
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ごん太2 - この投稿者のレビュー一覧を見る
もともと私はサクセスストーリーが好きだが女性を描いた物語はめったにおめにかからない。この本の舞台になった南大東島へ機会があって去年行ってラム酒の工場を少し見せてもらったり試飲をさせてもらった。ひょっとしたらその話かなと思ったら案の定、実話を地でいく話で、時間を惜しんで一気に読んだ。
ネットで検索しても、この主人公のことが出てくる。そうして読んだあと、無性にまたラム酒を飲みたくなったのだ。実は試飲だけでお土産に買って帰らなかったから。
近辺のスーパーを訪ね歩いても沖縄産ラム酒を売っている店はない。いよいよネットから取り寄せねばと思っているこのごろだ。
紙の本
まじむこみてぃ。いい言葉。
2015/11/30 22:48
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る
でーじいいお話だったさぁ!郷土愛と真心(まじむ)が生み出した沖縄のラム酒。ひとりの女性の小さな思いが大きな企業を動かし、成功していく流れは『下町ロケット』のよう。何回も何回も挫折しそうになっては、まわりの人に助けられ諦めずにやり遂げる姿はやはり清々しい。最大の味方で、泣き言を言うと叱り飛ばしてくれるおばあ。突き放すことを言われようとも、そこに相手を思う愛があれば通じる。それをこの本から学んだ。大切な人を支えるために、厳しい言葉も時には必要。でもそこには必ず真心(まじむ)が込められている。まじむこみてぃ。
紙の本
風が吹くような一杯なら、飲んでみたいなあ
2019/05/01 19:33
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
沖縄のお酒といえば、泡盛、そしてオリオンビール、というのがいわば常識。
それに「ラム」を加えようとした女性の奮闘ぶりを描いたのが、原田マハの『風のマジム』。
ラムのオンザロックなんて飲んだことないけど、風が吹くような一杯なら、飲んでみたいなあ。
あ、これは実話に基づくフィクションだから、ほんとに飲めるかもしれないのか。
この小説は時間があっちこっち行くけど、話の流れは淀みがなく、島言葉が随所にでてきて、楽しめる。
この作家特有の、まわりにいっぱい味方が出来てくる安心感もある。
なにより、主人公の家が、那覇の桜坂。
こないだ那覇でみんなと別れてひとりでお昼を食べた花笠食堂の一本隣の筋だもの。
親しみも湧くというものです。
紙の本
てーじ、飲みたい
2017/08/19 16:17
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:スカンクスカンク - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者はあと書きでインタビューから5年して書いたフィクションというが、実際に沖縄でラム酒を造っている'まじむ'の負けない熱意と周囲の人、特におばあとおかあの生きる姿勢に涙した
紙の本
下戸でも。
2015/12/19 16:09
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mugi - この投稿者のレビュー一覧を見る
行った事のない島へいってみたくなり、お酒は弱くても「ラム酒」をお取り寄せしたくなる本です。
紙の本
元気をもらいました
2015/08/23 07:20
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Neko - この投稿者のレビュー一覧を見る
原田マハ作品、初めてがこちらでした。
パワーをもらった作品。
きれいな沖縄の空、海、サトウキビ畑、
目の前に拡がる作品です。
電子書籍
さわやかな感じ
2022/10/09 06:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:わかめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
沖縄の南大東島を舞台に、お酒を造る話である。主人公のひたむきに活用する姿が、すがすがしくて、気持ち良く読める。何度でも読みたい本である。
紙の本
「風のマジム」 面白かった
2015/12/29 17:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:端ノ上ぬりこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
お仕事ストーリーか、か弱い女子のサクセスストーリーか、と思いながら読み始めたがモデルの方がいたのだと後の解説を読んでウ~ンと唸ってしまった。
沖縄に行ったことがなく、アルコールが飲めない。そんな私が、南台東島の風に吹かれながらマジムのラム酒を飲んでみたいと猛烈に思った。読んでる途中からラム酒の香りが漂ってきた気がし、さわやかな風を感じながら早くラム酒飲んでみたいと思った。多分、この作品を読んだ方は私と同様にどうしても風に吹かれながらラム酒を飲みたいと切望するはず。
契約社員が沖縄特産のさとうきびからラム酒を作ろうと考えたところから、様々な困難を乗り越えおばあやおかあが見守る中、ついに完成となる。こんな素晴らしい物語は絶対映像にしたら良いのにと思いながら読み進んだら、やっぱり映画になっていたらしい。出会うのが遅かった感も否めないが、原田マハのほかの作品も読んでみたい。