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2014年34冊目「成功する『学び合い』はここが違う!」読了。
どうしてもメソッドを中心に考えてしまう私としては、この本の言っている「考え方」という部分に凹むことが多い。なので、これをやれとか、これが学び合いであるとかいう話は横に置いといて、考え方のひとつとして読むことにした。以下は、参考になった箇所を抜粋。
-------------(抜粋)-------------
「『学び合い』は目標と学習と評価の一体化」
「リテラチャー・サークルは、1990年代からアメリカで盛んになった読書指導法」
「○○について説明しなさい…より、○○について、××、△△、□□というワードを使って説明しない…の方が、学ぶ内容を逃さずに取り組める」
「授業終了10分前のミニテストでも評価ができる。それを最初の目標に設定すれば、自然と学び合いに繋がる」
「『問題と解く』という受動的な学習から『問題をつくる』という能動的な学習に変わるだけで、子どもたちの表現や動きが一気に変わります。」
「目標を共有するためには責任を分担することが必要なのです。…目標に基づいた質問に自分が指名され、答えなくてはならない責任を子どもたちに感じさせていく必要があるのです。」
「心理学ではよく自立を(相互依存)として表現する…助け、助けられるのが自立ではないだろうか?…『自分は大丈夫、でもあなたも大丈夫にしたい』という状態にできる力を伸ばしてく」
「人は頭の中ではその物事の総体を内言を用いてイメージのように想起しています。しかし、それを人に伝えようとすると、そのままでは伝えることが難しいので、イメージを体系的に整理して順序立てて説明することが必要になるのです。この体系化の手続きが隣の人に説明する際に頭の中で行われていることに他なりません。」
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