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みんなのレビュー202件

みんなの評価4.6

評価内訳

202 件中 16 件~ 30 件を表示

紙の本

挫けない性格と、知識の実践。

2015/12/02 21:50

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ヲカ - この投稿者のレビュー一覧を見る

何があろうとも、例え困難かも知れなくても、前向きに諦めないで頑張るための考え方の指標。

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紙の本

メンタルの強さとユーモア感覚が救い。

2016/02/08 23:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:更夜 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ハードSFでありながら、サバイバルものであり、命の物語であり、ヒューマンドラマであり、ユーモア小説でもある、という色々な要素を含んだ怒涛の580ページ!
アレスと呼ばれる火星探索隊の3番目、アレス3は、2か月の予定が予想外の出来事で6日で断念。
しかし、6人のクルーが引き上げる時、最後の一人だったマーク・ワトニーにパラボラアンテナの一部が激突。ワトニーは吹き飛ばされてしまう。
船長のルイスは断腸の思いで残り5人を探査機、ヘルメスに戻す。
ワトニーはパラボラアンテナにずたずたにされた・・・のだから。

 しか~し、ワトニーは生きていた。火星に一人、取り残されるワトニー。
宇宙服が高性能で人体に影響は少なかったから。
ワトニーは、植物学者でエンジニア。ありとあらゆる知恵、気力、体力、時の運でもってワトニーは火星で一人生き延びる道を選ぶ。

 植物学者であるので、まず、積んできたジャガイモを火星の気候を利用した装置で水他を作り、自給自足(火星で!)をめざすところから始まり、エンジニアでもあるワトニーは、あらゆる残された装置を駆使して再生をめざす。

 火星の一日は地球が24時間だとすると火星は24時間39分35秒。これを1ソルとする。
ワトニーはだれが読むかわからないログ(日誌)をつけることにする。
最初は6ソル。(火星時間6日)最後はソル549までいきますから。

 ワトニーは死んだもの、と思い込んでいた地球のNASA、ヘルメスの他のクルーはワトニーが通信機を復活させて、「ハロー」と交信してからが大騒ぎ。
生きていたワトニー。

 一番この長い物語をひっぱることができた要素は、まず第一にワトニーのユーモア感覚。
火星宇宙飛行士に選ばれる位だから、メンタル、身体、人一倍優れているにしても、なんといっても何があってもいつでも死に直面していても(本当に色々あるんだ、これが)それをユーモアで笑い飛ばすメンタルの強さというか、楽天的性格というか、前向きに前向きに考えて、じわじわと五感をフルに活動させ、困難を切り抜けていくワトニー。

 SFでありがちなのは、ショックな事があって、トラウマになっちゃうとか、狂気に走るとか、記憶を失うとか、いわばネガティブな事が多いのに、けろりんとしているワトニー、強し。

 ワトニーが生きていたと知った地球、そしてヘルメスのクルーたちは、今度は時間との闘いになります。一刻でも早くワトニーを救出しなければならないのだから。
ヘルメスのクルーたち、特にワトニーを残して撤退を決定した、女性船長ルイスは責任を感じている。

 さて、ワトニーは、ヘルメスのクルーたちは、地球の人々はどうするのでしょう。
いや~本当にドキドキしながら読みました。
スペースオペラやSFだと、タイムワープでひとっとび、みたいななか、地球と火星がこんなに離れているんだ、というリアリティ。
ワトニーが次々と考え出す生き延びるためのアイディア。
荒涼とした火星という星。
一人の命を救うために、全地球が一丸となる(裏にしっかり大人の事情あり)命の大切さ。
ばさばさと人が死んでいく物語ではなく、何十億ドルというお金をかけた火星探査躯隊の一人の命の値段。

 でも、この物語の神髄は、「一人の命」をこれだけ必死になって守ろうとするという人間の基本的本能だと思います。
一冊の本でこれほど充足感を覚えたのは久しぶりです。
めげながらも、前に進んでいくワトニーに勇気をもらった気がします。

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2015/07/25 16:11

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2015/05/26 01:12

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2014/09/13 12:33

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2014/09/17 10:05

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2014/10/19 18:56

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2014/10/14 23:11

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2014/11/15 10:27

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2015/06/23 23:22

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2014/09/22 21:21

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