電子書籍
生物から学ぶ
2021/08/06 12:41
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
トンボの羽を参考にした風力発電、多極制御のロボット、ハエを利用して堆肥をつくるなどなど様々な生物から学んだ技術が紹介されていて面白い
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身近にある色々な商品から社会の仕組みまで、様々なものが人間以外の生物や自然から ヒントを得て作られているとか、自然の仕組みと共通しているという例が色々挙げられていて、面白かった。
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バイオミミクリーの事が学びたかったので、読みました。様々な事例が載せられていて、導入にはとても良いと思いました。
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植物も含め生物って、なんて不思議で、なんて面白いんだろう。戦略的で巧妙に設計されているその仕組みが、世界に満ち溢れていることにワクワクする。そして、その仕組みを応用していく人間の好奇心や観察眼、創意工夫に希望を感じる。
バイオミミクリーとして実用化されているもの、研究途上のもの、どんな研究者、どんな会社が取り組んでいるのかも多く示されていて、学究や経済への視点も新たにされた。
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生物の形態や能力を参考にして実際の工業製品に応用するというバイオミミクリーの話はちょっとした生物進化の妙と合わせて紹介される。本書はそういった生物利用関連の話をまとめたものになっている。
実際の章立ては以下の通り。
・生物のかたちをまねる
・生物の仕組みを利用する
・生物がつくったものを利用する
・生物そのものを扱う
・生態系に寄り添う
具体的には、トンボの羽やサメの肌、カタツムリの殻などが取り上げられる。ナガイモの成分の医療分野での活用などバイオミミクリーの範囲を超えて生物の利用について広く情報が集められている。
副題の「進化38億年の超技術」は、やや言い過ぎの感があるね。
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こういう生物の授業だったら楽しかったのに。生物の身体には秘密がいっぱい!もっと知りたくなった。思わずカブトムシのはねを折り紙でおりたくなった!
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生物の機能や身体を利用した技術をたくさん紹介したカタログ的な本。こういうの好きな僕にはたまらない。
文章がもうちょっとうまければなーってところが玉に瑕ではある。
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生物を研究することで技術開発に役立てよう、みたいなバイオミミクリーに関心があって読んでみる。
前半は、生物の形態とか仕組みを細くみると思い寄らない機能があって、それがなんかに役立つみたいな話がたくさん入っていて、面白い。
一方、後半は、生物が作ったものとか、生物そのものを利用するみたいな話になって、バイオミミクリーというより、通常のバイオサイエンスに近い感じかな?(私の勝手なイメージだが)個人的な面白さは、今ひとつ。
いずれにせよ、生物が、進化の中で試行錯誤しながら生み出した様々なテクノロジーには驚嘆するしかない。
こういうのをみると、なんだか、インテリジェント・デザイン論に説得力を感じてしまったりする。
つまり、本当に偶然の積み重ねと自然選択でここまで精巧なシステムが生み出されるのであろうか?そこにはなんらかの自然を超えた意図が存在するのではないだろうか?みたいな感じ。
というのは宗教に近い感覚なので、もう少し科学的にいうと、自然にはまだ我々が理解できていない強い自己組織化の原理が働いているのではないか?という感じ。
なんか、唐突だが、昆虫に興味がわいてきた。
子供の頃、ファーブル昆虫記好きだったし。読んでみようかな?
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https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000884402014.html ,
http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3373/index.html
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生物に学ぶイノベーション 進化38億年の超技術 (NHK出版新書)
内容 :
ハエを用いたリサイクルシステム、昆虫の鳴き声によるトラウマの治療…。
生存競争を勝ち抜いてきた生物たちの超技術を、研究・開発に活かす動きが盛り上がっている。
生物進化の不思議を読み解きながら、新発想のヒントを記す。
著者 : 赤池 学
1958年東京都生まれ。筑波大学生物学類卒業。科学技術ジャーナリスト。
ユニバーサルデザイン総合研究所所長。
著書に「昆虫力」「自然に学ぶものづくり」など。
2018/05/30 予約 6/2 借りる。 今回は読まずに返却。
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生物が持つ機能を模倣し材料を設計する、生物の機能を活用し物質生産する等多くの事例が提示されていてとても興味深かった。生物から学んだり活用したりする事は、サステイナブルな社会が求められる中で今後より一層重要視されるのだろうと思った。
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とにかく扱われている内容が面白い!とはいえ、文章の多くに遠慮が見えたのは、研究助成プログラムの研究事例だからハッキリものが言えなかったのね。最終章の、出産方法と経営方法の比喩はなるほど。
本書は、2014年出版ですが、こうした本を世に出した著者の責務として、5年ごとぐらいに研究内容をアップデートして報告する義務があると思うんだが・・出版社と赤池さん、ご検討お願いします。
PR:厳しい生存競争を勝ち抜いてきた生物たちの超技術を、研究・開発に活かす動きが近年急速に盛り上がっている。真正粘菌からハダカデバネズミまで、三八億年の進化の過程をとおして、驚くべき技術を身につけてきた生物たちは、まさにイノベーションの先生だ。この分野を長年見てきた著者が、生物進化の不思議を読み解きながら、「新発想のヒント」を記す。