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ごほうび…あげる 官能ロマン(廣済堂文庫)

ごほうび…あげる 官能ロマン みんなのレビュー

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ごほうび過ぎて受験勉強どころではない主人公

2014/10/01 17:54

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る

大学受験のために上京した浪人生主人公が居候するのは伯母(父親の姉)の家。そこの娘姉妹(従姉妹)との関わりが本線となる作品である。その妹の方が家庭教師を勤めるにあたり、勉強を頑張ったら「ごほうび」がいただける展開である。

【志穂】 娘姉妹の姉でOLの27際。おっとりして奥手な性格。結婚間近の彼氏アリ。
【夏穂】 娘姉妹の妹で大学生の21際。積極的で奔放な性格。主人公包囲網の中心。
【優美香】夏穂の後輩で主人公と同年齢となる大学1年生(19際)。
【文代】 隣に住む36際の人妻。息子アリ。夫は仕事で帰りが遅い。

ヒロインは4人もの大所帯だが、家庭教師として接する夏穂が中心的存在であり、とりわけ前半は夏穂がメインかのような出番の多さである。元より幼い頃からの知己であり、憎からず想っていることもあって、勉強の「ごほうび」をダシに主人公を誘惑し、関係を結ぶまでがじっくり描かれている。表面的な態度と心の奥底では異なる欲求があることを仄めかし、軽く抵抗するような素振りを見せながらも感じ始めれば大胆にもなっていく「女の二面性」みたいなものを官能面の軸としているようであり、他のヒロイン達にも同様の言動が見られる。

夏穂や優美香といったハタチ前後の若いヒロインには建て前よりも本音が前面に出てくる積極さを演出しながら、志穂や文代といった社会人のお姉さんでは逆に彼氏や夫の存在からの憂いや葛藤といった面を先に出し、それでも昂ってしまえば抗えないギャップを見せているのはさすがの巧みさだと言える。前半こそ夏穂との関係の進展を盛り込んだことで官能面が若干弱かった印象だが、他のヒロインとも絡み始める後半では「ごほうび」の存在が薄れていく一方、情交に次ぐ情交のいやらしさが最後まで続いている。

シチュエーションやプレイそのものではなく、欲情した際の積極性が次第にエスカレートしていくヒロイン達の淫猥さが全面に描かれた作品であり、この乱れた姿が本作の肝でもあるのだが、優美香は居ても居なくてもよかったかな?と思えることと、物語として得るものが希薄に写ることで、見方によっては「単にヤリ捲ってるだけの小説?」といった印象にもなり兼ねない点が少々惜しまれるところか。

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