投稿元:
レビューを見る
夜に一人で読んだら後ろが気になってしまったかも。。
自分的には呪いの話が好き。現代版眠れる森の美女。ヤマシタ氏の本は初読。
投稿元:
レビューを見る
『きみはスター』と『不呪姫と檻の塔』が好きです。何度も読み返したくなる。『無敵』は読んでてぞわぞわしました笑
ヤマシタさんのファンタジーものは結構好みかも…
投稿元:
レビューを見る
カバーに惹かれて入手した!さすがヤマシタ先生ッて感じ!実はこの3編全部先生が私達読者への呪(スペル)だね!克服したよ!
投稿元:
レビューを見る
中編三本の構成です。
①無敵
怖いけど、面白い。綺麗で大人しそうな女子高生が、殺人と放火を行った。その取り調べを行う女性が、女子高生の狂気に飲まれていく話。
②きみはスター
演劇部で成績優秀な男の恋の話。男は自分に興味のない一人の女の子を好きになる。
女の子は彼が自分のことを好きな理由を理解している。これ以上近づいたら、自分も彼を好きになってしまうが、それは彼が自分への興味を失うことを意味する。
③不呪姫と檻の塔
誰もが生まれた時に呪いを受ける世界。唯一呪いを受け付けなかった女の子と、彼女を好きな男の子の真実の愛が世界を救う話。
どれも怖いけど、展開が面白く引き込まれる。
ヤマシタトモコさんの他の作品も読んでみたくなりました。
投稿元:
レビューを見る
全体的に怖かった。
タイトル作品の女の子が、そのおぞましさがとても出ていて、漫画なのにすごくゾッとした。
投稿元:
レビューを見る
殺人を犯した妖艶な少女と女刑事の密室劇。スターに憧れる醜い少女の鬱屈した恋。"呪い"という名の試練を世界で一人だけもらえなかった女の子の話。以上3編です。
スターになれないのはわかっています。でも、注目されたい認められたい充実したいとどこかで願っている自分がいる。"自己実現"という呪いをかけられているのです。生きているだけで幸せと思えればどんなに良いだろう。
投稿元:
レビューを見る
3話目が一番面白い。SFのような世界観なのに現代社会の誰もが共感できるアイデンティティの問題提起をしており、読者が置いてけぼりにならずに済む話にしているところがさすがヤマシタトモコだと思いました。一話目があまりにも背景を語らなすぎて個人的に物足りなかったです。
投稿元:
レビューを見る
・無敵
自分とは無関係の異常な心理というより、誰のなかにもある残酷さを凝縮したものとして感じられるのがこわかった。
・きみはスター
3人の男女の高校時代の話。憧れって恋とは似て非なるもので、自分勝手なものなんだなぁと思う。
・不呪姫と檻の塔
「呪い」がポジティブにとらえられている世界っていうのがまず面白かったです。すこしふしぎ。
「世の中の大多数に当たり前な“物語”」からはじかれてる人の話。
投稿元:
レビューを見る
ヤマシタトモコ先生の短篇集。表紙の女の子は最初の短編「無敵」に出てくる由里本美鳥ちゃん…この子がまた、すごく良いキャラクター!お話は、「ひばりの朝」を彷彿とさせるドロリとした陰鬱なサスペンス…なのだけれども、この美鳥ちゃんのおかげで全く違った仕上がりになっている。ただただ、美鳥ちゃんの美しさと強さをなぞる為に何度も見返したい作品。それ故か、シナリオ自体に面白みを感じなかったのが残念。内容で好きだったのは二個目の「きみはスター」。ヤマシタトモコ先生はどうしてこうも素敵な表情を描けるのでしょう。好きな人の好きな人に好かれることに、言いようの無い快感を抱く小高のあの恍惚の表情と言ったら!たまりません…。3つ目の「不呪姫と檻の塔」、SFや昔話の要素を上手く現代的に取り入れ、星新一のSSのような雰囲気すら感じられます。ラストシーンも映画のエンドロール後のようで素敵な余韻が残りました。ただ、真実の愛という言葉が少し重くて……呪が初恋の人の呪いを解くのだから、そのままで良かったんじゃないかな、と引っかかってしまいました。表紙の美鳥ちゃんがとにかく可愛くて装丁が綺麗なのでもうお気に入り確定です。
投稿元:
レビューを見る
表題作がいい意味で不快だった。絵にすると内面の醜さが美人の顔にでてゆがむ。ヤマシタ先生この時は美人のホラーに凝ってたのかな。
きみはスターも中々…ゆかりちゃんのコンプレックスと歪みが。
不呪姫と檻の塔が一番好き。救われる。最後の方読んだときジブリだなと思った。前に先生がtwitterで言ってた「駿はいつでも望まないのに選ばれてしまった女の子と誰からも選ばれなかったけどその女の子だけからは選ばれた男の子の物語」だな。まさに。
投稿元:
レビューを見る
ヤマシタトモコさんの懐の深さが、
ギュッと詰め込まれた短編作品。
サスペンス、青春、恋愛、ファンタジー
なんでも来い!!!という感じ笑
詰め込みすぎ感もあるけど…
ファンタジーは、サタニックスィート
青春は、BUTTER
恋愛は、LOVE HATE LOVE
サスペンスは、三角窓の外側は夜
が、1番だと思うけど、
ヤマシタトモコさんの味が濃縮還元で良くわかります。オススメです!
投稿元:
レビューを見る
「運命の女の子」というタイトルがぴったりな作品集。三編の中でも私は「君はスター」が特に好き。自分を好きにならない人が好きで、好きになられたら失望してしまう感覚は、甲斐谷くん以外の人にもあるのじゃないかなぁと思う。甲斐谷くんは周囲に愛されすぎるがゆえに孤高を強めてしまったからだけど、強い自己否定感からくるものだってあるよなぁ。
投稿元:
レビューを見る
アフタヌーンで読みきりの「無敵」を読んだ後から「誰だこのヤマシタ・トモコって作家さんはっ!凄いっ!」となった私です。
以降ちょっとづつ先生の作品を読んできています。
女の作家さんらしい鋭くとがった描写の数々は読者の背筋を冷たくさせます。
(ほんわかSFも入っていますがねw)
私と同様に先生の入門作品としてはオススメかもしれません。
投稿元:
レビューを見る
味わいの異なる中篇3篇収録。きみはスターがよかったな じぶんに無関心だから好きっていうの天才の感覚は実際ありそうなものだな、と
投稿元:
レビューを見る
どれもオチがよくわかんないけど、こういうは雰囲気好き。
「無敵」
じわじわくる。この女子高生いいわw
でも取り調べ官動揺しすぎw
「きみはスター」
青春って感じできゅんきゅんするな~
カイくんかっこいいー
「不呪姫と檻の塔」
近未来SFのようなファンタジーのような、
この設定好きは好き。
呪人、呪印システムとは何か。
その必要性はなんなのか。
つかみどころのない世界観だ。
なんだかよくわからないまま、愛の力で解決したっていうw