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おもちゃプランナーの宝子が片思いの相手である
西島のためにトラブルを解決していく。
宝子が西島に片思いしているというベースがあって、
1つ1つのトラブルが短編で解決していく。
読みやすい1冊。
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おもちゃプランナーであるアラサー宝子さん…外見は ガーリーな服をまとっているが 行動は 探偵真っ青な行動力…甘いけど とげとげがある こんぺいとう菓子のような女性。
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恋愛小説かと思いきや、まさかのミステリ!?(というほどでもなく)
結局、なんだったのかなという終わり方でした
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2014.10.01(水)
ただの恋愛ものかと思いきや…。
片想いはつらいけど、たのしい!またこんな恋できたらいいなぁ〜と、いい年の彼氏がいるのに考えてみる。じぶんもいい年だが…。
だって恋すると、いつもの風景がカラフルにみえるし、いつもの風景が踊ってみえるもん!
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おもちゃメーカー<ローレライ>の敏腕プランナー富田宝子。おもちゃに関しては抜群のセンスを持っているが、お嬢様のような外見、ふわふわした服装、ドールハウスで遊ぶことが何よりも好きな28歳こじらせ系処女。その見た目に違わず人と関わることを苦手として思うことを言葉で伝えられない。そのかわり、やるときめたことへの行動力は凄まじい。ところで宝子は、五年前から冴えないフリーデザイナーの西島に少女のような片思いしていた。彼のために殺人事件を解決したり、彼の恋人を探ったり、彼の宝物を取り戻すためにスリの真似事をしたり。宝子の片思いはどこへ向かっていくのか……。
お仕事小説と恋愛とミステリとスイーツとお料理と痛い女と駄目な男の話。どう考えても盛り込みすぎで話がとっちらかってる。
そもそも宝子が好きになれないし、西島はヒーローとして駄目すぎる。西島の話はさっさと見切りをつけて刑事さんとの話をどうにかしてほしかった。あんな男前に告白したくせに次の話ではあっさり別の子と付き合ってるとかどういうことなの。全体的に、ほかの登場人物たちの心の動きが全然見えなくて行動が唐突すぎるのが残念だった。全然周りが見えてない宝子と、周りのひとたちのギャップをあらわすためにそうなっているのかなあ。宝子のようにみんな盲目的に恋愛を捉えてないというのは柚木さんらしいシビアさなのかも。にしてもこじらせ宝子のお仕事小説、というだけでも十分面白くなったような気がするのでもったいない感じだった。
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毎朝スカイツリーを見上げながら、水上バスで通勤する富田宝子、28歳。浅草にあるおもちゃ会社の敏腕プランナーとして働く彼女は、次から次へと災難に見舞われる片想い中の西島のため、SP気分で密かに彼のトラブルを解決していく…!やがて、自分の気持ちに向き合ったとき、宝子は―。
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「スカイツリーを君と」 「三社祭でまちあわせ」 「花やしきでもう一度」 「花火大会で恋泥棒」 「あなたもカーニバル」
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乙女チックなふんわりしたファッションに身を包み、自分をしっかり持っておもちゃプランナーとして仕事をしている宝子だが、長年の片想い相手の西島に対すると、途端に気弱になってしまう。誰にも気づかれていないと思っている宝子だったが、実は職場のみんなが知っていて、もっといい人がいるのにと言い合いながらも密かに応援しているのである。報われない想いをぶつけるように、宝子は西島のために探偵まがいのことをして彼の心を曇らせる物事を解決していく。そんな中で、ほんとうに大切なことに徐々に気づかされていく宝子なのである。片思い物語、お仕事物語でもあり、ミステリでもあって贅沢に愉しめる一冊である。
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最後の方はすごく駆け足に感じたけど、ユーモラスで可愛らしくて、ドールハウスの中みたいなおはなしだった。
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おもちゃプランナーの宝子さんが大好きな彼のために様々なトラブルを解決していく様子が面白かった。タイトルから、可愛らしいお話かと思って読んだら、意外とミステリー。結末は何とも言えない。切ないような、どこか温かいような....。柚木さんの描く女性はどの人も話の中で強く生きていて好き。人の綺麗な面だけでなく、時折見せる人間らしさが良いスパイスになっていると思う。宝子さんの片思いが時に狂気染みていて、けれどそこがまた愛おしいとも思えた。柚木さんの作品の中でもお気に入り◎
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おもちゃ会社のプランナーをしている宝子。
夢見がちな性格が仕事とぴったりなんだなぁ。
しかし、こだわりがすごい。
それは誰にも負けないという自信につながるのかも。
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老舗玩具メーカーの企画部に所属する宝子は、次々とヒット商品を産み出す、おもちゃプランナー。
彼女には5年以上も片想いしている相手が居るが、なかなか想いを打ち明けられない。職場の仲間やルームシェアの友人は彼女を優しく見守っていた。
宝子の相手・西島には様々な難題が降りかかり、なぜか宝子は影で次々と解決していく。向かいのマンションの貯水タンクが邪魔→殺人事件だった、彼の恋人が既婚者だった、彼の大事な財布を盗んだ窃盗団に弟子入り-。
そんな彼女に惹かれる地元刑事まで現れる。果たして彼女の恋の行方はー。
ちょっとミステリーが絡んだりして柚木さんの新境地!?とワクワクした。
でも「本屋さんのダイアナ」が大好きすぎて、少し物足りなく感じてしまったかな~。波に乗れず、なかなか読み終わらなかった。。。
次回作に期待!
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自己完結しすぎる、頑固、趣味にのめり込みすぎる。自分と少し似てる。
だけど、それは自身が豊かだからこそできること。そしてそれにより周りに幸せを与えられること。
追いかける恋→対等に歩む恋を求める主人公の成長がよかった。自分のネジを巻くのは自分。
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いつまでも少女の心を持ったおもちゃプランナーの宝子。ガーリーな趣味と服装に、何年も延々と片想いを続けるというキャラクターは一見「痛い」ように思えるのだけれど。とにかく一生懸命でひたむきなので、好感が持てます。むしろ周りに振り回されない自分らしさを持ち続けることは素敵でもあります。
お気に入りは「スカイツリーを君と」。案外殺伐とした事件のはずなのに、なんだかロマンチックな解決にされてしまった気がするのが不思議。
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おもちゃ玩具の事業部のホーププランナーの宝子は、西島に長い間片思いをしている。トラブルに巻き込まれやすい西島のSPになろうとする宝子。
うーん、西島のダメっぷりがなんとも言えない。探偵業の結果知り合うことになった目黒刑事と比較してもダメすぎる。目黒さんいい人なのになあ。相手に尽くしすぎてしまうことで相手をダメにしてしまう。宝子の行動を見ていると、なんだかわかる気もする。
事業部のメンバーも個性豊かで面白く、玲奈の存在もよかった。軽く読みやすいけれど、読後はなんだか嵐が過ぎ去ったかのようでした。
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『ネジを巻いてやれるのは自分だけなのだから』
こんな感じの表現やったかな?
それが印象的やった。
内容(「BOOK」データベースより)
毎朝スカイツリーを見上げながら、水上バスで通勤する富田宝子、28歳。浅草にあるおもちゃ会社の敏腕プランナーとして働く彼女は、次から次へと災難に見舞われる片想い中の西島のため、SP気分で密かに彼のトラブルを解決していく…!やがて、自分の気持ちに向き合ったとき、宝子は―。
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【収録作品】スカイツリーを君と/三社祭でまちあわせ/花やしきでもう一度/花火大会で恋泥棒/あなたもカーニバル