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紙の本
第三帝国とは強制収容所と国防軍、武装SSしかないのか?
2018/09/01 21:05
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投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
1955年の再々軍備の時の鉄十字章のオブジェが飾られた会場でホイジンガー将軍とキャプションにはないが、座っている眼鏡をかけたハンス・シュパイデル陸軍中将が映っている写真を見るだけに買ったようなものだ。
第三帝国の社会についての解説が簡単過ぎるのに、国防軍や武装SSについてが多過ぎる。
「裁きの翼-ドイツ戦略爆撃」という見出しがあるが、もし「裁きの翼-日本戦略爆撃」とあったら、どうなっていただろうか?第一、連合国側にしても、ドイツがポーランドに侵略したから宣戦布告をしたのであって、それまでは「ユダヤ人問題」について知っていても、ユダヤ人がドイツから出国してほしくなかったのではないか?「赤化侵略」だなんてある小見出しがあるが、独ソ不可侵条約によるバルト三国とフィンランド侵略、モルトヴァ占領はドイツが容認したもので、中欧圏はドイツと同盟国になった国々の侵略の結果だ。逆にギリシャ内戦でギリシャ共産党が敗北したのはスターリンが英国側の支配権を認めたから、とも言える。
「死霊の腑-膨れ上がる憎悪」という見出しのある頁に「子供をかばうユダヤ人女性を射殺する国防軍兵士。1942年ウクライナ キエフ」と有名な写真が掲載されているが、バービーヤールは1941年で、銃を構えたドイツ兵の袖口にボタンが見えるので「国防軍兵士」ではなく、警察官だ。138頁のヒムラーが捕虜収容所を視察している写真は「髑髏の結社SSの歴史」に掲載されている写真と同じ時に撮られたものだが、裏焼きになっている。
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