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私の幸福論と合わせて読むといいと思う。あちらを教科書とするなら、こちらは副読本、というと聞こえが悪いだろうか。
どちらが勝るということではなくて、はぐれ者にとってものすごく実践的な努力の仕方、認識の仕方がこの本には書かれていて、とても貴重な本だと思う。
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某スペシャボーイズにおいて、ゲストの糸井重里が「これから人生が始まる若い人に読んでほしい。」「僕は子供に贈った。」などベタボメだった作品。作者は別名阿佐田哲也。内容はクズのような主人公が、最後まで救いようのない人生を送るもので、読後にはなぜか爽快感さえ漂う本です。「松子」とならぶ、反面教師的人生黙示録。
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著者の人生論。ゼロサムの考えを持っている。大きく勝とうとするよりも、小さくたくさん負けることが大切。謙虚、ともつながりそう。
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せめて魅力的な劣等生になってやろう。優等生でなんであれ、同じ年頃の連中が、どこかで君を認めて、そばによって来るような男になってやろう。
なぜかというとだね、負けも勝ちもどこかに魅力がないと駄目だ。人が何らかの意味で許し認めてくれるようなものでないとね。負けも勝ちもこの点では同質なんだ。同質なものにしていかなきゃ駄目だぜ。勝ったって、人が許してくれなかったら、勝ちにつながらないからね。
この魅力というやつが、ひとくちに説明しにくくて困るんだが、いずれ後でみっちり記すことになるだろう。
今、強引に一言で言うと、自分が生きているということを、大勢の人が、なんとか、許してくれる、というようなことかなぁ。
生きる権利なんてものは、ただ法律かなにかに謳ってあるだけで、原則じゃありませんよ。生きる権利なんてものは、あるように見えて、ないんだよ。
(抜粋)
何回も何回もぼろぼろになるまで読み返しているバイブルっす。今でも落ち込んだときなどに読んでます。
別名「阿佐田哲也」麻雀放浪記の作者です。
踏切り
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雀聖 阿佐田哲也が書いた人生論.
人生9勝6敗論を読んで,負けることもアリなんだなぁと思った.
若い頃は全勝したくなるから無理がかかる.納得.
勝つときは勝つ,負けるときは負ける.
トータルで勝ち越せば上出来.
運は最終的に足し引きゼロ.
阿佐田哲也に言われると納得してしまう.
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自分のことを一番理解してくれてる人から借りて読んだ本。
とてもパーソナリティが似ていると思った。
あらゆる人間に対していとおしさを感じるところや
でも、自信が無くてコミュニケーションが不得手なところとか
むっつりなところ。
不器用なところとか、
根っこになるところがすごく似偏っているんだと思う。
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書いてある事がとても難しい。気軽に読めて、非常に読みやすくて、入りやすくて、ついつい長時間読んでしまう程だけど、噛み砕いて理解するには経験を伴う必要がある。なんとなくわかる範囲で留めてはならないような事がなんとなくしかわからない。セオリーと言いつつ理屈を話している訳ではないから理解よりも体感するしかない、或いは心に留めておく事で、道を道を外さないようにするルール、法則のようなものが散りばめられている。若い劣等性向けの、人生の歩み方本です。
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優しいおじさんが
「わかるかなー。おめーにはまだわかんないよなー」と言いながら
お話してくれる。
人生は博打。生きてるだけで、運をつかってる。
だから自分で自分のツキをコントロールできるようにならなきゃいけない。
もし今日悪いことがあっても、そのツキは次に使うためにとっといたのかもしれない。
大好きな編集者、Mさんが就活がうまくいかない学生に勧めたかった本。
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絶対に読んで欲しい-『うらおもて人生録』
http://d.hatena.ne.jp/kojitya/20100325/1269470830
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阿佐田さんの優しさがよく分かる本だった。ほんとに親身になって私のことを考えてくれているようだった。
また阿佐田さんのすこし臆病もところも見えた。たぶんそこも阿佐田さんにとっては計算のうちなんだろう。
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生きているだけで運をつかってるって言葉がなんだか響きました。
9勝6敗て、いいね、それくらいゆるく生きたい。
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阿佐田哲也から、劣等生諸君へ
http://d.hatena.ne.jp/holypp/20110220/1298213889
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「雀聖」と呼ばれた偉大なバクチ打ち、阿佐田哲也氏による、要領よく生きていくのが下手なワカゾーたちへの手紙。
ついつい大勝ちを狙えと囁かれてその気になって、そうはいかずに大怪我をして、後々まで引きずる大負け越しをしてしまう危なっかしい若造たちに、生き延びるための他にはない指南をしてくれる本です。
何度も繰り返し読んでいます。
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旧制中学を中退。映画三昧。博打うち…。青春時代を裏社会で生きた作家・色川武大の、劣等性に向けた人生訓。
優等生が走る本線だけが人生じゃない。一病息災、人間はひとつくらい欠点(=病気)を持って生きたほうが長生きできる。その欠点を守り育てて、活かしていくことも大切なのだ。
そして、自分の都合ばかりで生きてはいけない。たとえ勝負事であっても、相手への配慮、愛し合い、助け合い、その気持ちを持たなければならない。ただ、勝ちさせすればいい、というだけでは、それは下郎の生き方だ。
恰好いいことばかりが人生でなし。どこか抜けていても、自分の軸をぶれさせない。
色川武大が自身の人生と照らし合わせて語った、等身大の人生訓。説教臭くなく、実に腑に落ちてくる言葉ばかりだ。
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人生の大切な"読み"を教えてくれた。常にトップでいることの危うさ。ビジネスでも同じ。継続していくことの大切さ。