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鉄板の安積班シリーズの最新短編集。
「カデンツァ」
「ラプソディー」
「オブリガート」
「セレナーデ」
「コーダ」
「リタルダンド」
「ダ・カーポ」
「シンフォニー」
「ディスコード」
「アンサンブル」
の10篇も収録のお得版です。
須田を除く安積班メンバーの一人一人のみならず、第二強行犯の相良、鑑識の石倉、刑事課長の榊原にもスポットがあてられて、大満足です。
交機隊の速水は相変わらず神出鬼没で、おいしいところをさらってました。
こんな短編集があるから、長編で個人個人にスポットが当たらなくても、レギュラーの裏側を踏まえて面白さが増すんですよね。
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待ってたぞー、安積班。
今回は章立てがおっしゃれーですな。
以前もあったような気がするが、部下や周囲の人物たちの視点の物語での安積評が、相変わらず面白い。
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あっさり系の短編特集で、ちょっと物足りないかな?
思いついた順に次から次へと書いていったのでは?と勘繰ってしまう。
一冊の中で成長とかテーマめいたものを感じ取りたかった。
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安積班だけでなく関連メンバーも含めてそれぞれをフィーチャリングした短編集。各メンバーの特色がよく出てます。ドラマは復活しないんだろうなあ・・・
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面白い。表紙が最高にかっこいい。安積班シリーズ、最後の話は良かった。元妻、娘と三人で食事出来て良かった。TVのハンチョウシリーズもまたお願いしたい。「俺は部下には期待しない。ただ、信じるだけだ」「俺達は、一人一人みんな違うんだ。それぞれに持ち味がある。登山していると、たいていの者が頂上を見つめている。だが、須田は足元を見ているんだ、そういう男なんだ」
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気付いたら出てた安積班シリーズの最新刊。
組曲というタイトルに違わず章のタイトルを音楽用語で纏めてきた。
クラシック用語だけかと思ったらそうでもないみたい。
章立てが細かいってことは話数が多い、
イコール一編が短いってことなんだろうけど
不思議とそんな感じはしなかったな。
長編で警察小説の醍醐味を味わい、短編で人間ドラマを堪能する。
この作品ではそんな棲み分けがより顕著になった印象を受けた。
鉄板のメンバーはもちろん楽しめたのだが、
新キャラの水野さんやあまり記憶になかった黒木さん目線の話がなんだか新鮮。
ザ•中間管理職(笑)といった趣の榊原課長の話、
なんとも大人気ない(かと言って間違ったことはしていない)石倉係長の話は
思わず苦笑いだった。相楽さんの話もここに入るかな。
美味しいところを華麗に掻っ攫っていく速水さんは相変わらず。
そういえば速水さん目線の話も記憶にないぞ。
なんにしても、安定の安積班クオリティで今回も読み応えがあった。
そろそろ長編の事件解決シーンが読みたくなってきたけどね(笑)。
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安積班のメンバーや周辺の人の視点から見た話。みんな安積さんを信頼してるんだなぁということがよ〜くわかる。
ヘンなどんでん返しとかもないし、安心して読めます。
「不協和音を味わいや深みを与える」という話、面白かった。組織が安定しているってことですよね、ちょっとやそっとの不協和音があっても揺るがない、それだけ余裕があるってことなんだろうな。調子の悪い時の不協和音って、けっこう耳障りに感じるもん・・・。
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刑事たちの人間模様を音楽用語になぞらえた短編10編。「カデンツァ」「ダ・カーポ」「ディスコード」「アンサンブル」がよかった。信頼し合って仕事をするって難しいけどすばらしい。リーダーになるにはやはり人間としての魅力や力量がないといけないね。今野さんは引き出しが多く広いなぁと思う。安積班シリーズはいつも楽しみ。
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【収録作品】カデンツァ/ラプソディー/オブリガート/セレナーデ/コーダ/リタルダンド/ダ・カーポ/シンフォニー/ディスコード/アンサンブル
事件そのものはいずれも小粒で、臨海署の面々の個性がよく描かれている。シリーズもののこういう外伝ぽいのはいい。
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ラプソディ内、キャプテンハーロック?
音楽用語の意味を考えながら読み、なるほどと言った感じです。
いろんな人が主人公の短編集。みんないい味出してました。
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話としてはそれなりの出来かなと。
でも、安積班のファンブックと考えたなら、中々面白い出来だと思いました。
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安積班を中心とした群像劇である。TVドラマで、1時間1話完結で描くほどの長さはない小さな事件を、短編連作集としてまとめた一冊で、テンポが良く、気持ち良く酔いしれた。
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東京湾臨海署安積班シリーズ。
組曲のタイトルがついた短編10作。
それぞれのキャラの個性がうまく書かれているし、短編なのでちょっと物足りない感はありましたが、おもしろく読めました。
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お台場のショッピングセンターで、放火との通報が入った。安積班のメンバーが臨場した時には、警備員がいち早く消火活動を始めたので一大事にならずに済んだ。警備員に話を聞いた須田は、何か考え込んでいるようで・・・・・・。三日後、またしても同じショッピングセンター内で、強盗未遂事件が起きる――。珍しく須田が、この事案をやらせてくれと安積に頼むが・・・・・・(「カデンツァ」より。)安積班のメンバーをはじめ、強行犯第二係長・相楽、鑑識係・石倉、安積の直属の上司・榊原がそれぞれの物語を音楽用語になぞらえて描く、安積班シリーズの最新短篇集、待望の刊行。 (内容紹介より)
1 カデンツァ
2 ラプソディー
3 オブリガート
4 セレナーデ
5 コーダ
6 リタルダンド
7 ダ・カーポ
8 シンフォニー
9 ディスコード
10 アンサンブル
久しぶりの安積班の物語。
各章のタイトルも考えてつけられていて、作者さんの苦労がしのばれます。
ただ、やや、物語としてはパンチが足りなかったかも。
ボリュームのせいかしらねえ。
でも短編集は何冊もあるので、特に珍しいわけではないしー。
でも久しぶりに安積班の面々に会えたみたいで、懐かしくてうれしかったです。
そっか、ミステリとして捉えちゃうから物足りないのかも。
登場人物の魅力を味わうストーリーとして読めば、満足です。
部下思い、絶対部下を守る上司、安積警部補と、その上司を信頼し、何があっても守る部下たち、いいなあ、そんな場所で生きてみたい、今すぐ。
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安積班シリーズ。音楽用語をタイトルにつけた、10編の短編集。
安積さん視点だけでなく、他キャラの視点からのお話も勢揃いでシリーズ読者には堪らん一作だった。安積班の面々は分かるけど、相楽さん、鑑識の石倉さん、榊原刑事課長とかはレアかもしれない。願わくば、速水隊長も、、、と言いたいところだが、そこは敢えて避けていらっしゃるのかナ?美味しいところを見事に掻っ攫っていく速水さんがズルい(でも好き)。
もともと洒落たイメージを持っていたこのシリーズだけど、今作のタイトル付けにますますオシャレ感がup。ただ、知らない用語もあったりで、もうちょっと文中に解説が欲しかったかも。