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孤島ミステリー。謎に満ちた閉鎖空間で何が起こるか…
展開はほぼ想像ついてたけど、殺戮描写が繰り返され、読んでいてどんどん不快になってくる。
ネガティブシンキングの私も、登場人物に共感できる人がおらず、彼らの行動や言動、なんかイライラするわー。これも作者(というか根室)の術中にはまってるということだなww モヤモヤとした読後感。
でも、人間ってこんなものだね。
私も彼らと紙一重。いや、彼らと同じだ。
もしかして、私が不安定なのって一晩中つけっぱなしの換気扇のせいかも…とマジで思った。
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孤島。透明標本の博物館。そこに収められた「悪魔」の標本。そして密室殺人。……これ以上、求めるものが何かほかにあるでしょうか、ってくらいに好みの要素が詰まった一作。お約束だろうがなんだろうが、やっぱりそういうのが大好き!
ところが。そうお約束でもありませんでした。謎解きはあっさり終わったかのように思えたのに、その後でさらに繰り広げられる狂騒。噴出する悪意と疑念と、そして狂気。とことん邪悪です。……ますます大好き。
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なんという……っ
なんという、本格ミステリ好きホイホイな舞台設定!
孤島に建つ透明標本博物館、主は異端の天才。
招かれた客たちは、猟奇的事件ばかり追うフリーライター、疑惑の美しき未亡人、作家にして名探偵までいる!
と見事にホイホイにかかったわけですが、本格モノではないです。
標本の硝子瓶に現れるのは「不和の悪魔」のはばたきが起こした波紋。
疑心という名の波紋は、消える間もなく次々と現れ大きく広がり、狂騒の夜の惨劇は止まらない。
本格ミステリを求める方、グロいのが苦手な方は間違えて手に取りませぬよう。
…と、数日前の私にも教えたい(泣)←グロ苦手
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今までと何か違う感じの作品で、
グロいのが好きな人からしたら
かなり好きな作品でした(*´-`*)
猟奇的殺人や狂った感じがツボでした。
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どう評価していいかわからない
モヤっとした読後感。
正統派を求めている人には合わないのは
確かだろうけど、
読み終わってなるほどと思えるほどの納得感もうすい。
一言で言うなら、お、おう、としか。。
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「柩の中の狂騒」菅原和也◆孤島に建てられた透明標本の博物館、集められた客たち、そこで発生する密室殺人…長い長い1日が始まった。設定は王道中の王道ですが結末は(たぶん)新しくてこういうミステリがあっても良いと思うのですが、描写がいちいちグロいことに疲れてしまった。
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小さな島にある「根室透明標本ミュージアム」に集まった4名と学生が3名.館長というか標本の製作者である根室正志と管理人の笹岡秀介.この9名が遭遇する殺人事件の話しだが、不気味な標本の見学会が進行する中でまず切り落とされた根室の首が発見される.名探偵と称される作家の榧ケ原涼が推理を披露する.多々良良太の奇妙な行動も不可解だ.学生たちも妙な関係だ.最終的に柚木と麻生が残る.麻生の推理が面白い.でもこれだけ人が死ぬ話は少しやり過ぎの感がする.
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クローズドサークルの孤島もの。
福島県沖二キロの孤島。そこに住むのは「死術師」と呼ばれる、かつて透明標本を極めた分類学者。その新作お披露目会に呼ばれた怪しげな面々。
本格ミステリの王道かと思えば、綾辻行人「殺人鬼」ばりのホラーサスペンス。オチはしっかりとあるが疑念を含ませつつ終わるのもまた王道。表現などもグロいが、それ以上に狂気がリアルに描かれていて怖い。
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福島の孤島へと招待された8人の男女。
ある事件をきっかけに、連鎖の殺人が始まる。
「犯人は誰なのか」わからないまま疑心暗鬼が続く内容。
ラストは賛否両論なのではないかな。
ちょっと無理がある。
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悪魔に見入られたような奇人による希少な標本を所蔵する孤島の博物館を訪れた九人の男女が互いにもつれるように殺人鬼へと墜ちて行く。隣り合わせな殺意の冷たい熱がこわくて息苦しい。淡々とした雰囲気の中妻の透明標本に美しさを感じさせるくらいの静けさだったのに終盤の畳み掛ける狂騒は凄惨でグロテスクで圧倒された。