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この作家のミステリは結構とんでも系だと思うんだけど、バーで繰り広げられる短編集のシリーズは好きで、図書館で見つけるとたいてい借りる。オペラを知ってたらもっとマジで!あの話がそんなふうに解釈できるの⁉︎みたいな驚きがあるのに…と思って、自分の知識不足がちょい残念。
落語でも書いてほしいなー。
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有名なオペラの演目とリンクした現在の事件の謎を解き明かす。オペラはあまり分かりませんが、ビールとレコード大賞の知識がつきました。
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オペラの解説はなにも知らない人には面白いけど、それまでの、お酒の蘊蓄、はやった流行歌などはな~んにも関係ない気がする。
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軽快なリズムで一気読み
久しぶりの鯨作品。オペラと酒とレコード大賞のうんちくに、とにかく楽しい会話中心のストーリーが絡む。謎解きがメインストーリーなんだが、むしろそれはどっちでも良いと思わせる楽しい展開に再開。
さすがにレコード大賞は鼻につくほどしつこい感があるけど、オペラと酒は良かった。また、マスターとふたりの客に絡むそして新戦力のアルバイトOLもなかなかな味。もちろん、ヒロイン東子もクールに健在。登場人物も少ないし、背景も限られたストーリーだが、いつ読んでも楽しいな。確か最終話読んだはずだけどなぁ。私自身の時系列があやふやだな。
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ものすごく久しぶりに鯨本読みました。タイムスリップシリーズの釈迦如来で爆笑したような記憶がありまして、鯨本は笑えるというイメージがこびりついています。本作は桜川東子のシリーズで、最初3作は読んだ記憶があるんですが詳細は忘れてましたが、読みはじめてすぐに思い出しました。バーでウダウダ話すテンポはいいですが、かなりターゲット世代が狭いタイプのマニア本。今回はシームがオペラで、全体的にはビールの蘊蓄と昭和歌謡曲の懐かしい曲名のリストがだらだらと続く。東子の謎解きは謎でもなく最初にオペラの題名が出てくるので推理の筋がそのままで謎もクソもない。カルメンと殴殺、椿姫と毒殺、蝶々夫人と刺殺、フィガロの結婚と悩殺、サロメと絞殺の5短編。まぁ、軽いですし、世代の違う人には全く面白くないかと思いますし、私も歌謡曲は全く興味もなく知りもしないので流しました。読み終わった後、ずっとフィガロの曲がぐるぐると頭をまわりました
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何も考えずに読むには、楽しい本。定番のやりとりが、ときどき鼻につくことはあるし、読み終わるとあんまり覚えていられないんだけどね。