紙の本
大河の人物
2021/06/01 22:39
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投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
小説仕立てでとっつきやすく、
渋沢栄一の経歴と経営におけるスピリットを
ざっくりたどることができます。
大河ドラマの主人公なのに
全く知らないので読んでみました。
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渋沢栄一が郷里の血洗島(深谷市)の豪農の子から、京都で一橋家の家臣となり、パリ万博の使節団などでヨーロッパの経済と文化に触れ、帰国後の明治政府での新政府の組織づくりを経て、野に下ろうとするまで、主人公がタイムスリップして共体験し、本人に師事したシブサワ・スピリットをもって、2014年から2058年までの企業活動や人間関係を振り返るというストーリー。
渋沢栄一のスーパーマン的活躍とその精神がどのように培われたのかが紹介されている一方で、それに学び、活かした主人公の苦難のサクセス・ストーリーということで、面白くかつ勉強になる。
ただ、教えとしては基本的な部分だけだろうし、小説としても都合よく時間が飛びすぎている感じがした。
14-132
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渋沢栄一に学ぶタイムトリップファンタジー。
いいですね〜。
中学生に読ませたいです。
まず経済界の坂本龍馬というキャッチフレーズの渋沢栄一ですが、この方の凄さは龍馬を飛び越えてレオナルド・ダ・ヴィンチクラスでしょうというのが、まず感想。日本に初めて銀行を作った人というのは知っていましたが、サッポロビール、王子製紙、帝国ホテル、東京証券取引所、富岡製糸場、日本赤十字社、東京女子大学、東京ガス等々500社の企業設立に貢献。見開き2pの略歴だけで圧倒されワクワクします。なんなのこの人!と
歴史は特に戦国と幕末が熱くて楽しい所ですが、富国強兵の「富国」の方で戦った渋沢栄一の事がサラリとわかり、楽しかったです。白州次郎のようなダンディーなスーツ姿がイメージでしたが、千葉周作道場で剣術を学んでいたり、徳川慶喜の家臣として働いていたり、女にはだらしなかったりと意外な面を沢山知る事が出来て面白かった。
八咫烏いいですね。
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沖縄→東京で一気読み。むっちゃくちゃなファンタジーでむっちゃくちゃなサクセスストーリーだけど、こういうの嫌いじゃない。『論語と算盤』もっかい読むか。
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ビジネスとライトノベルが融合した一冊。
読みやすさと、中身の濃さが絶妙だなぁと感じました。
読み終わって、また読み始めちゃう。
そんな本です。
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経済や経営の本はまず数式とかが出てきてとっつきにくいが、この本は表紙の絵や章組みからして気安く読めそうだったので選びました。
請求記号:913.6/Sh21
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印象に残ったこと
社会の利益になるか
自分が心からやりたいことか
事業として成り立つか
当てはまるなら挑戦するだけ
行動するだけ
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渋沢栄一の生い立ちや功績も分かるし、渋沢栄一の経営理念も分かるし、突拍子も無いストーリー構成も面白い。一気読みでした。
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次の大河が渋沢栄一だと言うので、一番分かりやすそうな本を選んでみた。
SF仕立てで、とてもわかりやすく親しみやすい。
私も、シブちゃんと一緒に渋沢栄一の歴史を辿っているようだった。
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現代の高校生が幕末にタイムスリップし、渋沢栄一のもとで彼の思想・哲学を学び、その経験を現在に生かす、というストーリー。
目の付け所は面白いですし、小学生・中学生にも分かりやすく書かれていると思いますが、「主人公が渋沢の思想をどのように消化して起業したのか」というところだけでなく「具体的に経営でどのような苦労があり、どのような手を打ったのか」というところにも、もう少し厚い記述があると「リアリティ」が感じられたかな、と思います。
オープンまでに苦労した点についてはエピソードもありましたが、チェーン化や経営拡大などの過程は描かれず、「〇年後」という展開だったのは少し残念。
渋沢の信念の価値(素晴らしさ)に主人公が心酔している様子がよく伝わりますから、予備知識0、という人がまずきっかけとして読む本としてはオススメ出来ると思いますが、昨今出版の多い渋沢関連書籍をいくつか読んでからこの作品に触れると、やや物足りなさを感じるかもしれません。