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優秀な人ほど人生の目的を気にかけないが、企業と同様に人生にも目的、戦略があっていいと著者は言う。
想定外の人生で何を大切にするか?
本書は、生活パターンの中で、どのような基本原則を持つか、大切にしているかについて著者の経験をもとに語られている。
とくに直面している環境の変化。つまり働くことについての大きな変化にどう対応していくかが本書のテーマになっている。
働くことは、レイバー⇨ワーク⇨プレイに変わってきている。
肉体労働⇨事務職⇨自分にしか出来ないプレイヤーへの変化。
人生の戦略を考える上で「自分がやりたいことを常に見つめ直すこと」が大事。
人間は長期的な目標の重要性を忘れて、どうしても目先の動きに流されやすい存在です。自分の弱さが何かをよく知り、自分が本当に何をやりたいのかを常に確認することが必要。
自分の行動を戦略的に考えることが重要。本書は経済学者である著者が、知的戦略行動について述べています。
著者の読者への投げかけは、「自分にしかできない仕事、やりがいを持って取り組める仕事。そうした働き方をするプレイヤーになろう!」
そのために「読む」「書く」「話す」を鍛えようという。
1日に一つ新しいことをする(コジマ電気 社長)
1日に30分仕事を考える時間を持つ
競争が激しい時、企業が生き残る方法は、3つ。
1,もっと頑張る。
2.競争相手を消滅させる(M&A)
3.差別化する。
個人も同じ。
職業人生を歩む中で自分の価値を高めていくためには、人にはないような何か特徴的なものを持つようにすることが非常に重要。
差別化するためには、個人として仕事の質を上げることが大事。
そのために著者がやっていること。
・海外の新聞を読む。
(インターナショナルニューヨークタイムズ、フィナンシャルタイムズ)
・欧米のシンクタンクのレポートを読む
(ピーターソン国際経済研究所、ブリューゲル研究所)、フォーリンアフェアーズ
・行動経済学を利用
1000円のワインと2000円のワイン
⇨1000円、2000円、3000円のワインを置いたら、2000円のワインが売れるようになった。
・さらには、現場から学べ。現場にはその道のプロと一緒に行くことで学べ。
・ロールモデルから学べ。即ち良き師匠を持つこと。
こうした知的戦略行動をとることであなたしかできないことをする。それが大事と著者はいう。
我々は、人生の大半の時間を仕事に費やす。なので、その仕事を充実させることが人生を充実させること。著者がいう知的戦略行動をとることは有意義な人生を過ごすためには大切だと思わせてくれました。
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ブログに記載
http://ameblo.jp/1103mayu/entry-11914545417.html
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経済学の考え方を人生に応用したら、という考え方をベースに、長年学者生活を送ってきた先生が人生のアドバイスをくれる。自分の人生でロケットを切り離す時期はいつだろうか、それぞれのステージで納得行くほど取り組めているだろうか等々、前向きに考えさせてくれる本
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大学においては、教授に教わることよりも、同級生と切磋琢磨することが自分を成長させる。
そのとおりだと思う。だから、名物教授の本だからって飛びついて読むことはない(笑)
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研究者の人生における戦略として興味をもって読みました。知識の蓄積をはじめ、人生の厚みを増すうえでいろいろな取組みをしている点に驚きました。しかも、それらはいろいろ試してみて、結構な数は自分にあわないことでやめてしまっているとのことで、トライ&エラーは研究者においても一緒なのかと考えた次第です。本書を通じていろいろ試行し、ダメだったらやめる、別のことをやるというスタンスは持っていたいと思いました。
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イノベーションのジレンマ ー 技術革新が巨大産業を滅ぼすとき 長い時間をかけて家族との生活を大切にして少しずつ築き上げるしかない 「レイバー」「ワーク」から「プレイ」への変化 自由の条件フリードリヒ・ハイエク 一生つき合える本があるというのは素晴らしいことだ 苦労して原稿の形にまとめているのだから、自分の血や肉となっている 書くことは最高のインプットである はじめてのGTD ストレスフリーの整理術 読む→書く→話す→書く 経済原則は、差別化しないと競争には生き残れない
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東大教授 伊藤元重さんの「知的生活の方法」が書かれた本。
エッセイ的だが、整理されているの読みやすい。
ただ、何か特別なことを述べているわけではなく、内容は普通。新たな視点を訴えているわけではない。
ただ、自身を振り返るのに参考になる本です。
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まずは自分を知ることが大切であると感じた。
人と人との交流から、刺激を受け、思考が深められ、化学反応が起こったかのように、研究は進歩していくのであろう。
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大家と呼ばれる方でも、こんなに地道に努力をされているとは。
自分の取組姿勢を見直すきっかけになりました。
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東大名物教授という冠にどんな意味があるのか疑問。人生で大切なことの中身もウォーキングエコノミストと呼ばれ、年間に200本ものコラムを書き、授業にとどまらず講演も自由自在といった著者ならではの部分が多いと感じられた。
多くの生きた情報に接すること、アウトプットをし、議論することを通じて新たな知見が血肉となることなど、参考になった。
14-155
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タスクをどう整理するかに心を砕かれた時期があって、今ではGTDを使っているという点
が多いに参考になった。
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レイバラーでもなく、ワーカーでもなく、「プレイヤー」として仕事をしていく。
プロの議論は疑ってかかる。プロが自信満々に話すことが間違っている場合があり、そのときは業界の大きな転換点となっていることが多い。
人生は三段ロケット。一つのことにエネルギーを注ぐよりも、転換点が来たら「転向」することも大事。
リスクを分散する。資産運用でも仕事でも、三兎を追う。
思考方法には長距離型と短距離型がある。短距離走を何度も続ければ力になる。
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「自分にしかできない仕事をする「プレイヤー」になろう」という言葉がすごく印象に残った。自分自身のことですが、日々仕事をしている中で、「誰でもできる仕事を当たり前にこなすこと」を最低限に、「自分ががんばったからこの仕事がなしえた」というのも残したいなあと思っていたので。自分自身の人生、地方行政を発展させられるプレイヤーになろうと決意。
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話のネタになるかと思って読んでみたけれど、この内容を他人に伝えるのは難しい。
自分の経験を踏まえた上で、重なる部分を自分の言葉で言わないと伝わらないだろう。
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本書は、タイトルから連想される内容というよりかは、伊藤元重先生のこれまでの知的生産についての自伝のような内容だった。経済学徒である自分としては、とても満足する内容だった。