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椰月美智子さんが好きで手に取ったアンソロジーでしたが、森見登美彦さんの話が一番好きでした。個人的苦手なSF要素の入った青春ものなんだけど、すーっと物語が染み込んでくかんじで。とてもとても良かった。火星にお手紙届けたいな。
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モリミー目当てで借りて、それももちろん良かったんだけど、大島真寿美が良かった。誰の心にもきっとある、遠いひとなつの思い出。甘酸っぱいよ〜(≧∇≦)
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その名の通り「真夏に読みたい五つの物語」が収められたアンソロジー作品。未読だった森見登美彦氏の『郵便少年』が読みたくて購入しました。
どの作品も、自分の夏の思い出が浮かんでくる良作ばかり。心がホッと温かくなるような作品たちでした。お気に入りは、やはり『郵便少年』を挙げるとして、もう一つ挙げるとすれば『三泊四日のサマーツアー』かな。
今回であった作家さんたちの長編も、これを機会に読んでみたいと思います。特に、瀧羽麻子さんは京都に関係する作品も書かれているようなので楽しみです。
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真夏の動物園/瀧羽麻子:女子中学の美術の非常勤講師をしている三十代半ばの主人公隆文。修学旅行の引率を引き受けることになり、大学時代に過ごした京都を訪れる。滞在中に遭遇した女子生徒と京都の街を観光することになり、15年ぶりに母校の大学に行くのだが…。
実際の京都の通り名や観光スポットが出てきて、行きたくなった。タイトルから京都市動物園が舞台なのかとも思ったけど、そうではなくて。作中に登場する岡崎にあるというギャラリーを兼ねた喫茶店が実在するのであれば行ってみたい。
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7月のある日、「郵便」を発見したぼくの、胸がきゅんとするやりとり―(「郵便少年」森見登美彦)。映画の撮影用に借りた家に住むことになった映画監督の息子の夏(「フィルムの外」大島真寿美)。浪人2年目の夏、青春18きっぷを片手に出かけたあてのない逃避行―(「ささくれ紀行」藤谷治)。夏をテーマに大島真寿美、瀧羽麻子、藤谷治、森見登美彦、椰月美智子が競作。まぶしい日差しの中、きらきら光る刹那を切り取った物語。
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「郵便少年」森見登美彦 「フィルムの外」大島真寿美 「三泊四日のサマーキャンプ」椰月美智子 「真夏の動物園」瀧羽麻子 「ささくれ紀行」藤谷治
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主人公はどれも少年少女である。それぞれの夏休みのひとこまが、きらきらとまぶしい。たとえそのとき心が鬱屈していたとしても、後になって振り返ればきっと輝く夏の日差しとともに思い出して笑顔にしてくれることだろう。夏休みって特別だ、と思わせてくれる一冊である。
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18切符が出てくる話があると宣伝を読み購入。
藤谷治「ささくれ紀行」
夏、時間ばかり持て余し電車に揺られた自分を思い出し、恥ずかしくなった。
瀧雨麻子「真夏の動物園」が気に入った。
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5つの短編集が入っています。
どれも夏を感じさせるストーリーで凄く凄く面白かったです。
どのお話も気に入りましたし、本のタイトルが「ひとなつの。」なので恋愛系も入っているのかなと思いきや、一つも恋愛系は入っていませんでした。
小中学生の頃に感じた、子ども独特の夏の雰囲気がぎっしり詰まっていて、どこか懐かしく優しい気持ちになれるお話ばかりでした。
特に気に入ったのは「フィルムの外」というお話が感動しました。
それに出てくる中学生が私のようで凄く親近感と、「がんばれ!」っていうような応援したい気持ちで読み進めました。
先週発売されたばかりの新しい文庫なので、ぜひ夏が終わる前に読んでほしい一冊です。
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すんごくよかった。森見登美彦氏狙いでなんとなく購入したけど、他のもすごくよかった。真夏の動物園が特にお気に入り。
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『ぼくはどこに出かけるときでも、必ず方眼のノートを持っていく。そしてあらゆる発見をノートに書く。そうして世界について学ぶことで、ぼくはまた一段とえらくなる仕組みである。』相変わらずのアオヤマ少年に出会えて安心しました。
「時の罠」の作家陣を見たときは、トミヒコも入れてあげて!と思ったけど、こっちにちゃんとお友達がいたのねJ( 'ー`)し
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森見氏の『郵便少年』が収録されているので買いました。ほっと文庫(短編小説と入浴剤のセットで販売してたヤツ)のも持ってるんですけれど。アオヤマくんすてき。もちろん『ペンギン・ハイウェイ』もだいすきです。
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ペンギンハイウェイのアオヤマ少年の話が読みたくて手にとった。
どれも夏らしいお話だけど、爽やかなだけじゃない。人生に行き詰まった浪人生や夢を遙か昔に捨てた教師の話はなかなか暗い。
大島さんは相変わらずの透明感のある少し不思議で綺麗な世界観を魅せていた(フィルムの外)
椰月美智子は初めて読んだかな?3泊4日のサマーツアーはこのアンソロの中では思いがけない収穫だった。
中学生たちの交流っていいね。
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ひとなつの経験をテーマにしたアンソロジー。大島真寿美さんと椰月美智子さんが良かった。
森見さんは、以前ほっと文庫で出されたもので読んだので、本編の『ペンギンハイウェイ』を読んでからもう一度読みたい。
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郵便少年 森見登美彦
フィルムの外 大島真寿美
三泊四日のサマーツアー 椰月美智子
真夏の動物園 瀧羽麻子
ささくれ紀行 藤谷治
短編だし青臭いし、中高生が読書感想文を書くのによさそう
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モリミーのほっと文庫版が読める(入手できなかった(T-T))という事で読みたかった本!図書館にあってラッキー♪どの話もサクサク読めて良かったけれど、少し物足りない気も…(^^;)夏は新しい冒険の季節だなぁ(*´ω`*)と改めて思った(^^)
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モリミーと藤谷治さんのが読みたくて手に取った。夏はとっくに終わっているんだけど。
モリミーも藤谷さんも、ぐっとその世界に引き込んでいく引力がある。うっすら予想していたとおり、楽しんで読めたのはやはりそのお二人だけで、他はあんまり…。説明的で、厚みに乏しいような気がしてしまうなあ。