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草叢の迷宮 泉鏡花の文様的想像力

草叢の迷宮 泉鏡花の文様的想像力 みんなのレビュー

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2015/05/24 14:26

投稿元:ブクログ

泉鏡花の作品での文様が内在するイメージと、それによって引き寄せられるイメージ、それらが織り上げる物語の構造を解き明かす一冊。
取り上げられる主な作品は「草迷宮」「卵塔婆の天女」「古狢」「菊あはわせ」「白花の朝顔」。
書名の副題に「文様」とあり、実際に本文では「八つ橋」「月の武蔵野」「光琳菊」などの意匠から作品を読み解くが、そこから浮かび上がるのは文字の力だ。
ここからは本書の感想からはずれるが、以下のようなことを思えた意味でも楽しく読めた。
小説という形、それも鏡花の作品であれば尚更に、文字はただ一つの事物を指すのではない。何重もの意味と感覚と想い出をまとう。まるで着物を着た美しい姉さんのように、着物の柄に文様に、襟や襦袢との色合いに、帯に簪に、それぞれにも全体にも物語がある。
ひとつひとつ品定めをするも良し、ただ美しいと眺めるも良し。
そして着物を着せられている人形のような美しい女の身体そのものが透いて見える。花になる。丸になる。

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