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荒野さんの描く食は本当に魅力的。中でもキャベツ炒めに愛を捧ぐとか好きだったなー。そんな井上家のエッセイや、レシピものった、とっても美味しそうな本です。
サクサクっと読めるんだけど、ひとつひとつのショートストーリーを読みながらそれらの食を思い浮かべるととても幸福な気分に!
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荒野さんを知らなかったため、「荒野」で食べるような食事。をイメージしてました^^;
食事は、栄養を取るためとか、味を楽しむためだけではないんだよな。と、この本を読んでいて、改めて感じました。
食事は、思い出と必ず紐づいている。
読み進めるうちに、「あ、我が家もこんなことあったな」「我が家なら、あの食べ物だな」と、自然と自分の思い出も振り返る。
そして、なんだかしんみりしてしまいました。
母親と、母親の思い出の食事の話をしながら、その料理をつくってみよう。と、思いました。
また、ところどころで、素敵なイラストともに作り方も載っていたので、作り方をメモりました。
フランスうどん、なんちゃってボルチーニ、ジャガイモのダコ汁を作ってみたいなー。
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食エッセイ。
井上荒野さんは、最近読み始めて大好きになった方。今回エッセイは初めて。私的に阿川さんから続いた件も、ちゃんと解決。あの絶滅危惧種はエッグベーカーというそう。調べたの。そのままの名前。いつか買う物リストに追加決定。
イラストもほっこりで可愛いし、レシピも載ってるので作ってみたい物が満載の素敵本。
黒豆が食べたくなっちゃった…おせちまで待ちます。
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こういうのを、まさにこういうものだけをいつまでもずっと読んでいたい...というような気分の時ってあるわけです。(疲れてるのかも・笑)
一編一編はとても短く、でもそれぞれおいしそうで、絵がきれいで。
ただ致命的なのは、いつまでもずっと読んでいたいはずなのに、それこそあっという間に読み終えてしまうこと。せめてこの10倍の量があれば...胃もたれするかな。
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食べ物を美味しそうに描く作家はたくさんいるけれど、中でも井上荒野がピカイチだと思う。あ、私の知りうる限りですが。
そんな井上さんの食にまつわるエッセイ集だもの、間違いない!
どれもこれも美味しいものでいっぱいで読んでいて幸せになる。
庶民的なものから本格的なものまで食べ物に対する貪欲さが隠しきれない感じがなんとも井上さんらしい。
それにしても井上さんの一家はグルメだなとつくづく感じた。
父である井上光晴氏が健啖家だったのに加え、母の料理への探求心が家庭での食事を豊かなものにし井上さんの素地をしっかりと形成したんでしょう。
思わず夫に聞いてしまった。
「ねえ、子供の頃家でミネストローネなんて出てきた?生パスタは?」
齢80歳を超える井上さんのお母様、ずいぶんハイカラだな。
しかも家族で新宿のロシア料理店へ行く日常なんて!
田舎もんには考えられませんな。
50に渡るエッセイには四季折々の様々な食べ物が出てくるが、冒頭のエッセイはお弁当がテーマ。
家にある簡単なものでお弁当を作って四季の移ろいを感じながら外で食べることが好きだと言う井上さん。
おりしも図書館の帰りみち、我が街の小高い丘の上にある公園によってお弁当を食べた。
そこで広げたこの本。
うんうん、分かる。外で食べるって美味しいよねと嬉しくなった。
グルメな井上さんの足元にも及ばないけれど、食いしん坊と言う点では負けない自信がある私。
素敵なイラストとともに井上さんの文章を堪能と言いたいところだけれど、お腹がすきますこの本を読むと・・・。
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読んでいて自然に笑顔になってくる、お腹がなってくる。イラストが素敵です。「美味しいものを食べる...いいわね!」
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食べ物エッセイ。
大まかな作り方もあって自分でアレンジきかせて作れそう。
人によって食べ物にちなんだ思い出があって、ただ美味しいという以上の愛着が沸くんですねぇ。
挿画も本当に美味しそうでキャンバスの質感までも味がある。全部カラーで見たかったぐらい!
装画:進藤恵子
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著者のおかあさんがすごい。
そば、うどん、パスタ、パンを小麦粉から練って作る本格派。
そりゃあ、著者も食に関して並々ならぬ関心があるだろうよ。
ブラウンマッシュルームをお天気の良い日に干して、乾燥させ、オリーブオイルで炒めるとなんちゃってポルチーニができるとか…
今度試してみよう。
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著者のアンソロジーは既読だが、エッセイは初読み。
食事の描写がどれも美味しそうで、ずっと読んでいたいと思っていたところで、終わってしまったのである。
中でも、チーズサンド、コンビーフサンドは今度作ってみようかと思う。ビーフシチューの残りにパスタを入れて食べるのもやってみたいと思う。あと、牡蠣ご飯も美味しそう。
冷やし中華の中華屋とそうではないお店の違いが面白かった。
食に対する愛情、食べることの大切さが伝わってくる本である。家族と食卓を囲んで食べる光景が浮かび上がってくるなと感じる。食の記憶を次の世代にも伝えられることが大事だと感じる。
暖かい話が多くて、読んで良かった本である。
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食を楽しむ、料理を楽しむ。基本的な事ですが、この基本がなかなか難しいのです。手抜きしたり、億劫になったり、と。小さい頃から自然に身に付いた食に対する意識。荒野さんの小さい頃の食事の思い出と家族団らんの話がギュギュっと詰まった一冊だと思いました。
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荒野で食べる(アウトドア系の)食事の本、もしくは荒野は比喩で、そういう感じの食談、と思ったのは勘違い。人の名前で、しかもあたたかみのある、家で食べる食事の話だった。それなりに面白かったので後悔はしなかったけれど。
こういうの、イラストと文章は一緒に読みたいな、と思ったけれど、印刷の都合なんだろうな。
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フランスうどん。卵黄に小麦粉を混ぜて打つ。
チョット前まではパスタは今ほど売ってなくてお母さんが作っていたんだ。買ってばかりいると、当たり前の事につい気づかなくなる。
読んでいるとお腹がすいてくる。
「何か食べに行こう」というすきかたでなく「何か作ろう」と。
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春夏秋冬に分けられた、おいしいものの話。
家族そろって、美味しい料理を食べる。
美味しく、ではなく、美味しい。
作る母親は大変ですが、食べる側としては
美味しいものを食べられるのは嬉しい事。
食べた事がないものが多いので
どんなものか…と想像しつつ、でした。
何品かが最初に抜粋されていて、しかもイラスト付き。
それを読んで本文に入るわけですが、あの料理は
どこだろう? と思いつつ読んでしまいます。
一番気になったのは、じゃがいもをする話。
だご汁とは、どんなものでしょうか?
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最近、はまってる食べ物関係の本。
井上荒野さんのことを知らなくて、荒野(こうや)の胃袋と呼んでました。
それって、空腹は最大の調味料みたいな?と思ったら、
かなり、しっかりと作られている料理の数々
だしをとるからしっかりと料理していない私には
かなりレベルが高いな~と感じました。
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小説家の父、うどんも手作りする料理自慢の母。特別な環境で幸せな食卓を囲んだ経験を、おすそ分けしてもらってるようなかんじ。