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織田と武田の争いを背景に岩村城を巡った戦歴、楽しく読めました!
戦国時代の中高年の恋愛感情とその顛末も巧みに書かれており、争いの要素に加えたストーリーでした。
最近は歴史小説が楽しいです。年齢のせいかな(^^;
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東美濃にある岩村城の攻防について書いた本です。
岩村城は日本百名城の一つであり、三大山城の一つでもあります。
織田信長の叔母であるおつやの方が城主となっていたところに、武田家の武将である秋山善右衛門が攻め込み、おつやの方を妻とすることで、岩村城を攻略したのには、力攻めが厳しいというのがありました。
織田信忠に攻め込まれたときは、10倍の大軍相手に半年も持ちこたえたましたので、この城の堅固さもなかなかのものだったようですね。
↓ ブログも書いています。
http://fuji2000.cocolog-nifty.com/blog/2015/06/post-c39d.html
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各々の孤独を抱えたような背中合わせの二人が気になって思わず表紙買い。
外見で惚れた腫れたじゃなく、決して若くない二人だからこそ会話とか心持ちで惹かれ合う方がよかったな。
結びつきを深めていった後半、情勢と共に絆にも暗い影が差す。夫と生まれてくる子との幸せを守りたいおつやと主君武田家を守ることで頭がいっぱいの善右衛門との男女のすれ違いがもどかしい。妊娠中の彼女の心細さが伝わってきて胸が苦しくなる。
戦国時代に生きる厳しさと過酷さ、背中合わせが暗示していたかのような二人の運命…全てが霧に包まれたように重かった。
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織田と武田の争いの中の男女の悲劇
城主が亡くなった城を攻めとる手段として未亡人を
何故か老いらくの恋に、信玄が亡くなり大きく時代が流れる中、予想通りの悲劇が
信長の意に沿って動いた川尻のこの物語後の最後で
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2018年最後の読了本。
以前訪れた岩村城を思い描きながら読んだ。
慈しみ合う二人がとても幸せそうで、その分最後に心が痛んだ。
二人の最後は史実に沿わずに描かれているようで。
これを読んでからあの場所へ行ったら、また違う思いになるだろうか。
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2019.7.18完了
悲しい。終わりを知っているだけに悲しかった。
悲しかったのは終わりの部分だけ。
終わり方は余計な描写が少なく良い。
脚色はあろうが、話の経過は非常に読みやすかった。
浅いともいえる。読みやすいといえる。
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思い出しながらの感想。
読んだのはかなり前です。
秋山信友、、
全然イメージにない感じの描かれかたでした。
猛将ってイメージが強かったんですよね。
完全にゲームの影響ですが。
いや、ラストはほんとに悲しい終わりでした。
戦国時代って華々しくもあり虚しくもありますね。