紙の本
きのこが通う保育園が舞台
2017/10/07 19:43
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様々なきのこが出てきて、みんな可愛らしいきのこです。主人公はベニテングタケ。あれ?毒キノコだよね?そんなことを思っていたら、毒キノコってことで物語が展開していきました。毒キノコだからこそのストーリー展開で、なるほどといった感じでした。
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きのこほいくえん には いろんなきのこのこどもたちが通っています。
そんななかでも人気なのは「ベニテングタケ」のてんてんちゃん。
とっても優しくてみんなのアイドル。
ある日 保育園で自分はどんなきのこなのか「きのこずかん」で調べてみることになったのだけれど・・・
そのせいで てんてんちゃんは じぶんのことが
いやになっちゃった!!
あることをきっかけにてんてんちゃんが欠点だと思うところを生かして
また自分のことが好きっていえるようになるおはなしなのです。
読み聞かせ後、子どもたち「さっきは いやだっていってたのにね^^」とニコニコになりました。
「みんなも自分のいやだな」って思うことある?と聞くと
「すぐ泣いちゃうこと」「私も泣き虫でいやだなって思う」っていう子が。
子どもたちが自分で弱いと思うところ、苦手だなって思うところもひっくるめて
「いいんだよ!」
「そういうことだってあるよ」
「ソンナアナタガダイスキ!」って言ってあげたくなるし、
大人である自分のこともこれでいいのかもしれないなと思える絵本です。
挿絵をすみからすみまでじっくり見てみると、面白い発見がいっぱい。
今日は なにを発見するかな、そんなふうに子どもたちの反応を待っていると楽しくなりますよ。
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色鉛筆調の優しい色合いの可愛いイラストの絵本。
とても優しくて、みんなの人気者のベニテングタケのてんてんちゃん。ある日、保育園できのこ図鑑を使って自分がどんなきのこなのかを調べます。お友達は図鑑で自分の長所を知りますが、てんてんちゃんは自分が「毒キノコ」であることを知り、それを自他ともに大きな短所であると感じます。それまで人気者だったてんてんちゃんに寄り付かなくなってしまったお友達。帽子を被ってキノコの笠を隠すことで、毒キノコである自分を偽ろうと努めます。しかし、努力の甲斐なく、お友達は近寄ってきてはくれません。
そんなとき、天敵の狐が保育園を襲います。てんてんちゃんは、お友達を助けるため、勇気を振り絞って狐の口の中へ飛び込みます。結果、狐を撃退。てんてんちゃんは、自分が短所だと思っていた「毒キノコ」ということが、大切なお友達を守るための最強の長所だということに気づき、「毒キノコ」であることを誇りに思えるようになります。
自分が短所だと思うことでも、上手に活かせば長所になる。ありのままの自分を活かして自分の自信を築くことの大切さを教えてくれる一冊かと思います。
巻末に「こんなきのこいたかな?」というコーナーがあり、作中のイラストの中に該当するきのこがいないか探して楽しむこともできます。また、様々なきのこがカラフルに描かれているので、色を覚えたての1〜2歳頃には、色当てクイズもできます。保育園やお家の中も細かに描かれているので、お話というよりイラストを楽しめる月齢以上におすすめです。全てのページがひらがなとカタカナで表記されているので、就学前の子供であれば、一人でも楽しめる一冊です。
【参考】読み聞かせ:1歳10ヶ月
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「うわ、毒キノコじゃん!」
学校でのイジメも連想してしまう内容。でも、その個性を活かして努力する姿は、イジメの解決方法にもみえる。
面白かったし、良いお話だった。
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文よりも絵を先に見ちゃう!
絵の中に含まれた文字を読んで細か〜く
遊び心をくすぐっちゃう!◯
絵でもストーリーを楽しめちゃうでこどもも
ぴったり!もちろん、大人もね。
えんちょうせんせいのおばけが
ところどころかならずいるよ〜
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子どもの嫌いな食べ物の上位にいつもランクインするキノコ類…でも この絵本を読んだら 少しでも 興味を持つかな!?しかし
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いじめがテーマの本ですが、むしろいじめを助長しているような描写や、テーマに合わない低レベルのユーモア?が大量にあり、とてもおすすめできません。
https://www.ehonlog.com/books/181