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hontoレビュー

無名の人生(文春新書)

無名の人生 みんなのレビュー

新書

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みんなのレビュー14件

みんなの評価3.9

評価内訳

14 件中 1 件~ 14 件を表示

紙の本

感動の一冊!

2014/08/25 00:07

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:とーるさん2 - この投稿者のレビュー一覧を見る

名著『逝きし世の面影』の渡辺京二の本ということで、期待して手にとりました。

今年84歳になる著者が「人生について」語る内容は、いずれも感銘を受けました。

現代の若い人たちはもちろん、中高年の人たちにも是非読んで頂きたい一冊です。

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2014/09/11 14:27

投稿元:ブクログ

流浪することこそ人間の本来のあり方。
地球システムは人間のために設計sあれたわけではない。むしr人類が自分を地球に合わせて生きてきた。人の生命というものは、地球環境の中で生み出されてきて、その環境に自分を合わせてきた。

人間とは言葉を話す動物。言葉を話すことが、自分が人間であることの内実を形づくっている。その言葉を自分に与えてくれたのは、自分の仲間たち。
言葉の能力が落ちると、文化も落ちる。

2015/05/11 15:20

投稿元:ブクログ

80歳を超えて、なお文筆活動をこなす著者が目の前に控える死を意識いながら、語る人生訓。戦後すぐの混乱期をを生きてきた人間の芯の強さが詰まっている。平和な時代だけを過ごした人たちにはなかなか達観できない境地だ。

著者のスタンスは、昔は皆が思うほど悪くないということ。といって、「最近の若いものは…」という結論ではない。古い時代、新しい時代、それぞれの良さを認め、到達した結論は「人間、死ぬから面白い」だ。

死があるから、生が輝き、生に喜びを感じ、生に執着する。生きてさえいれば、成功とか出世とかどうでもいいと、著者は語る。

2014/10/18 07:47

投稿元:ブクログ

今の世の中では氏の「無名に生きろ」はなかなか受け入れてもらえないだろう。特に若い世代の人々には。んっ、いやほとんどの人にとってもかな。私の偏見でしょうが、最近の作家に対しては、とにかく大袈裟で劇的なプロットで売っていくような印象しか持てない。素晴らしい作品を産み出すよりも、売文に走っているように思えてしまう。とにかく目立ちたいと思う人が多くなった。SNSを使って自分のことを頻繁に露出する人が増えてきた。無名どころではないのだ。ただ、読書メーターのコメント投稿はそのように捉えられたくはないのですが。

2014/09/26 22:08

投稿元:ブクログ

インタビュー形式ということで内容は取りとめがなく飛んだり戻ったり。著者の半生や死生観・仕事観・江戸についてなど。あまりにも変わり果ててしまった今の社会はもう江戸には戻れない。
自分は変わり者であるという疎外感には共感したがやはりそれは外の世界を知らないだけで別に珍しくない事なのだろう。

2014/11/23 17:21

投稿元:ブクログ

20141123 生きるということの究極は足るを知るという事なのだと思う。江戸時代との比較でも結局は何を持って幸せを判断するかに落ち着く。歳を重ねるうちに実感できれば良いが。

2014/09/08 07:45

投稿元:ブクログ

そのままでいいのです
渡辺京二さんの著作にふれるたびに
なんども うんうん
これでいいのだ
と うなづいている自分に気付く

ことさら
難しい理屈が言われているわけではない
でも
ついつい人が陥りがちなちょっとした奢りを
鋭く指摘される

私たちのDNAにもきっと
潜んでいるであろう
きちんと まっとうに 生きてきた人
を 改めて意識させてもらえる

「心のあり方」の民芸復興運動のような一冊です

2014/09/21 18:51

投稿元:ブクログ

国家と個人との関係についてはいささか意見を異にしますが、あとはまったくその通りだと思いました。「無名の人生」、理想です。

2014/09/25 11:33

投稿元:ブクログ

渡辺京二氏が、来し方を振り返り、人生について語った一冊。氏の立ち位置は、従来の「右か左か」という見方では、まことにとらえにくいものだ。それが一番よく表れているのが、5「国家への義理」の章だろう。

著者は、「ナショナリズムからの卒業こそ戦後最大の成果」とし、「この一点はしっかりと保持していかなくてはならない」とする。その上で、人は社会の中でしか生きられない(というより「人」になれない)のであり、家族・友・隣近所・同僚…と、共に生きる人たちが同心円状に広がるその最後に「国民国家」がある以上、「自分はそれとは無関係だ」という態度はとれない、と考えるのだ。

「ですから、土壇場ではその仲間たちと運命を共にする。これが最低限の倫理になってくる」「それが自分の意に染まないことであっても、ぎりぎりの場面においては覚悟を決める。それが国家と向き合う人間としての心の持ち方だと私は考えます」

さらにその上で、「それ以上は必要ないでしょう」というところに、戦争を経験し、「国家」というものに翻弄された人の強い芯があるように思った。集団や国に対して、両義的な気持ちを持つのは当然のこと。二つの思いの兼ね合いをいかにすべきか、それだけがわれわれに与えられた課題であり、それこそが難しいのだと述べられていて、ここは非常に説得力があった。

2014/11/23 18:35

投稿元:ブクログ

隠者の風のある評論家がその生き様を語ったもの。著者は幼少期から京都、大連、熊本などを点々とし、老いて後、娘夫妻の家に身を寄せるまで借家ぐらしの流転の人生を歩みます。

心情的にどこにも属さない、あるいは故郷なるものを持たないそのマージナルな生きざまは、まさしく知識人の原点に沿ったものといえるでしょう。(サイードが"知識人とは何か"で語る知識人像をこの人が体現しているように思えます)

「成功」「出世」「自己実現」などくだらない、出世とは嫌々するもの、などシニカルな世界観が染みます。


○だいたい部長になるのとヒラのままでいるのと、給料にどれほどの違いがあるというのか。大したことはないでしょう。それよりも、組織に身を置く置かないにかかわらず、清潔な生き方を目指したほうがよほどいい。

○しかしながら、人間というのら元々肩書きのない存在だ。サルを見てみろ、サルに肩書きがついているか?職業人として肩書きにふさわしい仕事をすることも大事だけど、その一方で、肩書きのない自分が本当の自分であることを、いつも心の片隅に持っておいて欲しい。

2016/05/24 15:33

投稿元:ブクログ

無名の人生というので、どのように、、無名の人生が
書かれていると思ったら、筆者の伝記に近い形で
あった。少し、書かれていたが、無名の人生が
どのようにいいのか、自分の経験で、自分の考えで
書かれていて、もう少し、掘り下げて、一般化して、
ほしかった。あるいは、掘り下げて、どこがいいのか、
論理的に、一般論的にもう少し書いてほしくて、伝記が
ほとんどで、その部分をもう少し、掘り下げてほしかった。
これが、この作家の限界か

2015/04/19 15:14

投稿元:ブクログ

「無名の人生」読了。
「逝きし世の面影」を以前に読み、同じ著者の新書なので興味を持って読んでみた。
著者の生い立ちから、「逝きし世の面影」の作成の過程、人生、国家、江戸の暮らしなどについて思いを語っている。
戦中戦後の話はおやじの話を聞いているようで面白い。
あるがままに生きるという生き様についての考え方は共感できるが、ふと、自分の人生が無駄ではなかったと思いたいがために自分の人生を肯定するというのであれば少しむなしい気もした。
とかくこの世は難しい。

2014/10/17 12:50

投稿元:ブクログ

【昔の日本人は幸福に暮らす術を知っていた】人の幸せは、生存の非情な面と裏合わせ。そのなかで「自分で自分の一生の主人であろう」としてきた孤高の思想家が語る珠玉の幸福論。

2016/05/22 20:10

投稿元:ブクログ

この手の本はほとんど読まないのだけど、渡辺京二の自伝的な内容も含まれたので読んで見た。
子供の頃大連に渡り終戦まで暮らしていた体験とか、結核でサナトリウムに入って共産党活動をしてたとかの話はあったが、共産党から距離を置くことになった経緯とか、水俣病の件とかは触れられていない。
そのほか、イワン・イリイチとか国民国家とかポトラッチとか、さまざまな話題が新書なので物足りなさはあるが、平易に振りまかれていてそれなりに面白かった。

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