投稿元:
レビューを見る
三月記読んでる最中、ゲキレンジャーのジャンの父親って、
この李徴がモチーフだったりするのかなと思ってました。
天才ゆえの苦悩の末に獣へと変じてしまうのが悲しい。
この本には「山月記」の他に「名人伝」「李陵」の2本が
収録されているのですが、どれもすかっとする楽しいお話とは言い難いのですが、李陵以外の2本は短編でそれ程苦も無く読めますし、李陵も長いといっても単行本一冊分には短い文章量なので、興味がある方は手に取って
読んでみてはいかがでしょうか。
一部の文学少女は高校の教科書で三月記に触れ、
ハマるようです。
投稿元:
レビューを見る
いろんな作家の読書案内の類いが好きでよく読む、すると必ず出てくるのがこの中島敦。
若き日の記憶を辿れば〜世の中をなめてかかって中途半端に生きてたら虎になっちゃった、これじゃまるでザムザ虫だよああ悲しい〜の山月記。
王様に競歩ルールをオプション付けされてしまった走ってはならんメロス的なもどかしさの「李陵」に思い至る。
これのどこが?と読み返すも新たな感動は得られず…それもそのはずこの人の持ち味は流れるような漢文調の文体にあるのだ。
やっぱり原典を読まねばと反省頻りの窓の下「労を厭うな愚か者!」と虎が吼えた
投稿元:
レビューを見る
文章が綺麗で読みやすい!
原文も良いのでしょうが、この本でも十分魅力が伝わります。
表題の山月記はやはりいい。
あとがきに原作者のプロフィールがあって、
短命で、なかなか凄まじい人生。
僕ぁのんびり生きてるなぁと思わざるを得ません。
投稿元:
レビューを見る
現代語訳と知らずに借りる。
李陵を読むのは初めてだったのでそこは収穫。山月記も高校の記憶を呼び起こされて記憶を修正できてよかった。
人虎伝も今度読みたい。
赤塚図書館
投稿元:
レビューを見る
2018/05/18読了
山月記はもともとが読みやすいので、原典の現代語訳と思えば取り掛かりやすいのかな。
ほかのシリーズ、できれば、自分が知っているものをしっかり読んでみたい。
投稿元:
レビューを見る
高校生以来、人生2度目の山月記。
しかも現代語訳で文章も綺麗なので読みやすい。
「自己中心的な考え方は身を滅ぼす」というメッセージが突き刺さります。
投稿元:
レビューを見る
山月記
虎になったのは、無意識下に李徴が望んでいたからではないのだろうか。
名人伝
書も極めれば無書に至る。この文章はその典型である。
李陵
李陵と蘇武の葛藤があつい。司馬遷の執念もなかなか。息子の恨みは怖い