紙の本
腰痛持ちに
2015/10/17 16:31
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投稿者:Irene - この投稿者のレビュー一覧を見る
題名に惹かれて購入しました。サッカーが趣味の家族が腰痛持ちなので、サッカー関係者の方のこの本で少しでも軽減したらいいなと思います。
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様々な健康本の、一歩先に行った内容でした。
最近また流行り出したふくらはぎを揉むことにも言及してあり、今この時に目新しい感じがします。
臨床家にとっても参考になる一冊。
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腰は、さまざまの動作の中心にあり、体重の約10%の重さを占める頭を支え、体全体に伸びる抹消神経のもとである脊椎を保護する役割がある。
日本人の4人に1人が腰痛を抱えていると言われている。
▼よくある腰痛の症例
▽歩いていると腰が痛む
そろそろ歩きや足のひきずり歩きなどして悪い姿勢で歩き、仙町関節が圧迫され痛みを引き起こす。
▽イスに座っていると腰が痛む
腰部についたお尻の筋肉を、傾いた腸骨が引っ張る形になり、筋肉に張りがでてくる
▽立ちっぱなしで腰が痛い
背骨が生理的湾曲を失い、肩・腰・膝に負担をかけてしまう
▽何かを食べて腰が痛む
内臓疾患の痛みからくる筋性防御
腰に痛みがない人の80%に椎間板ヘルニアが見つかり、また、椎間板ヘルニアを手術した場合としない場合(経過観察)で、2~10年後の痛みの回復状況はほぼ変わらないため、椎間板ヘルニアが腰痛の真の原因ではないことが判明している。
現代人は地面を足指で「つかむ」とういうことがなくなり、足指の握力が弱まり、いつの間にか「浮き指」になり、足指をまげることができなくなってしまう。
「浮き指」により、足の先や太ももが体の内側に傾くこと(内旋)によって、仙腸関節の圧迫が引き起こされる。
特に日本人の多くの女性が、膝は内側に傾いた歩き方「内股歩き」をしており、これも仙腸関節の圧迫を引き起こす原因となっている。
仙腸関節の役割は、上半身と両足をつなぎ支え、非常に繊細な器官で、わずかに圧迫されるだけでも痛みが生じる。
足が内旋したことにより、太ももの筋肉が足の大腿骨に圧迫され、大腿直筋や外側広筋にこぶとなってあらわれ腰痛になる。この症状は、部活動をしている子どもに多く、オスグッドシュラッター病(成長痛)にもつながる。
スポーツの現場で見られる「拇指球を使え」は間違い!指先が浮いていると、地面から受ける衝撃を拇指球が直に受けてしまい、外反母趾などの足の変形を引き起こしてしまう。
足指を鍛えることで、足が真っすぐに前に向き、内旋を防ぐことができる。つまり「アーチ」の形がしっかり整っていると、衝撃を分散させて膝や腰に負担がかからなくなる。
これで腰痛は完全には治らないが、それでも、意識するだけでも変わる。
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友人が、TVでやってたからと言って足指曲げで立つ、を練習していました。
ただ、たしか腰痛改善のため、とは言ってなくて姿勢改善のためにやっているようでした。
私も腰痛持ちではありませんでしたが本書を読んで、内旋した脚を持つ立派な腰痛予備軍だと判明・・・
・内旋すると腸骨が傾き、仙骨を圧迫し仙腸関節も圧迫され痛みを引き起こす
・正しい歩き方は頭を動かさず、お尻を左右に振りながら背骨を鞭のように動かすことがポイント
・蓮華座が出来るか
・足をそろえて立った時に、膝が外を向いているバレリーナ骨格が正しい骨の位置
・歩いたときに正面から見て足裏がみえない歩き方が正しい
足指トレーニング頑張ってみようと思います。
ここ2.3日やってみたけど、超痛い・・・
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[江東区図書館]
図書館の返却本コーナーにあって目を惹いたので借りて来た。
浮指はダメで足指(の掴み)が大事!歩き方(足のアーチとか設置点とか)が大事!
外反母趾に苦しむ中で読んだ著書や各書からもその手のことは知っていたし、足の「内旋」については森の姿勢系の本でも同様のことを知り、納得していた。
ただ、大筋は知っていてもやはりちょこちょこと新しいスパイス(情報)を収穫できた本だったので見つけられて良かった。登録時にこの本(趣旨)の本来の主張者である、監修者の「夏嶋隆」の本も複数見つけられたので、後で数冊読んでみよう。
■第1章 腰痛を治すための「足指トレーニング」
(記号は2021年時点での自分の可否)
△基本1:足指歩行…出した足が地面につくと同時に、反対の足を上げる。
×基本2:足指をグーパーする…出来る人は『5本の足指を親指側に寄せて伸ばすトレーニング』(グーパーは出来ると思っていたが、"閉じる"ことが出来ないことで、拡げるのも単に力を入れていただけだと判明!ショック!!!!)
×基本3:『足指でペットボトルを持ち上げる』…直径5mm30cmのロープを水の入ったペットボトルに結び付け、結び目から10~15cmくらいの場所を足の親指と人差し指で挟んで持ち上げる。立った状態で片足づつ、足首の力は抜いて太ももの力で持ち上げるように。(まだ未検証。力的には出来ると思うが、"挟む"ことが出来なさそう…)
×基本4:脚でゴルフボールを転がす・つかむ…土踏まずエリアくらいで転がし、『親指と人差し指で挟み込むようにしてゴルフボールを掴む』。3同様、足首の力は抜いて、太ももの力で持ち上げる。("掴む"というか"挟む"というか、、、いずれにせよ出来ない、分からない!)
○基本5:障害物の上に立つ…ゴルフボールや表面が平らな大き目の石の上に立つ。(ただ、痛みなどは平気でも、"『足指が石をつかむ』"のはよく分からず出来ていないのかも)
○基本6:座っている時に足指を立てる…椅子に浅く腰かけて足指を折り曲げて、第一関節から先が床に接するようにして立てる。(足指の"力"はあると思う、痛くなるというのはよくわからない)
○上級編:足指で立つ…椅子の背につかまって、両足の足指を折り曲げ、第一関節の表側が地面に接するようにして立つ。
○役立ち編1:足首ストレッチ…あぐらの姿勢でそれぞれ足の甲から先を握って足首を回す。足元の骨格が改善されていたら、『足首を伸ばした際に、足首のあたりにしわが浮き出る』。(ただ、出ていると思われるシワがそうなのかは確信持てず。)
○役立ち編2:ふくらはぎストレッチ…正座の状態で、足の甲の下と太ももの裏にストレッチポールを挟んで座る。足指は伸ばして姿勢をキープ。
○役立ち編3:かかとマッサージ…座って足の内側を出し、かかとの骨の縁のあたりに、人差し指の第二関節を押し当てて、かかとの縁に沿って前方になぞる。続いて同様に外側も。ピリピリと鋭い痛みを感じるなら、足に疲労が溜まっている証拠。
?役立ち編4:足首テーピング…この説明はいまいちわからない。。。。各所である「体の内側に向かってねじれるくらい」という表現のいくつかは、「外側」ではないのか…?医療テープを基本的に内→外に向かって足首に巻くのだが、まずはアンダーラップ(この表現もいきなりで、ラップを巻くのかと思っていた)と呼ばれる、テーピングをくるぶし~少し上にかけての位置でかかとまで。その後足元の骨格を強制するため、アンダーラップの上から内→外、土踏まずを経由して内側に戻り、再度足の甲の外側まで巻いたら外くるぶしを経由して足首に巻き付け、かかとの上で留める。ただ、こういう時は色のはっきりしたテープで見せてくれないと、外くるぶしの経由で足裏を通るのかどうかがはっきりしないし、「どう歪んで」いて、「どう矯正」すればいいのかが分からない。
?役立ち編5:足の足指テーピング…親指の裏の付け根にカットバンサイズの医療用テープを張り、強く引っ張って爪にひっかけたら、表面は緩めにそっと巻いて表側の付け根あたりで留める。これも、「テーピング後に足の親指が地面につくのが感じられればOK」とあるけれど、逆に浮いてしまわないのかな?やってみればわかるのかな?
■日常に潜む腰痛の原因(と対策)
・バレリーナは足が内旋しない。
・5本指ソックスは各指を袋に入れるだけでも足指を繊細に使えるようになることに繋がり、足指強化につながる。
種々紹介されていたけれど、自戒を感じたものだけ。
・座った際に足を閉じ、足先は外を向く(内旋を防ぐ)
・蓮華座が出来るかどうか。脚が内旋し、腸骨が前に傾いていると大腿骨も中央(前)に引き寄せられるため、足元が上がらず蓮華座ができなくなる。
・前方の首の下に深いしわがあるのは、普段から頭が前に出た姿勢をしてるためなので、注意。
・歩く際に浮指・かかとからの着地・足指がなだらかなアーチを描いていないなど、間違った歩き方をしている。また蹴り足(後ろ足)は甲を伸ばして、指先(だけ)を地面につけてから離すと浮指防止に。
・足の裏のタコや土踏まずから側面にかけてのシワ、膝の下の突起などがある人は足が内旋している可能性あり。
・O脚やX脚。特に良しとされる直脚は、一見O脚同様膝が少し離れているぐらいだが、決定的な違いは膝の皿の向き。皿は外側を向いているべきで、正面を向いただけでは内旋と同じ。
・体育座りで膝が胸につかない。両ひざがぴたっと胸につけられない人は、腸骨と股関節が体の内側に傾いている。
・カエルの格好(うつぶせに寝て、顎の下で腕を組み、、膝を曲げて両足のかかとを床につける)が出来ない人は、股関節が自由に動いていない。片脚づつ誰かに床につけてもらい、徐々に両足とも自然に床につくようにトレーニングする。
・寝る際に単なるあおむけや横向きは足の内旋を促すので、あおむけなら足をM時開脚、横向きなら両足をぴたっと揃えると良い。歯ぎしりも腹腔などに力を加えるため注意。
・座ったり立ったりする際にも、頭を前につきだした格好をすると腰に負担がかかるので、体の重心が縦に揃った状態で上下にスムーズに動くようにすること。
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ネットで腰痛やぎっくり腰を調べていて、ネット上の記事で本書監修の夏嶋隆さんを知り、購入。
本書によると、現代人は靴を履き足指を使わない歩き方になり、歩きによる衝撃が膝や腰などの関節に影響して痛みが出てくるという。
Jリーグの久保選手の怪我から夏嶋さんの足指の指導を経て回復していく実例もあり、自分自身の腰痛も訓練すれば少しでも良くなるのではないかと感じさせられる内容だった。
ただし、それを続けられれば‥。