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投稿者:ARN - この投稿者のレビュー一覧を見る
姉妹が主役のファンタジーボエム小説。
映画にできそうな展開&引きのあるある映像になりそうだが、内容について深く考えてはいけない。
台詞回しは若干詩的だが読みやすい。
心と時間に余裕がある時に、だらだら読むのを推奨。
こういう雰囲気もきらいじゃない。
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少女がそのまま大人になると、こうなるのかな…。
ミカル・ハルル姉妹の繰り広げる脈絡があるような無いような会話はラノベっぽさもあり、独特のリズム。
Amazonで売っている変なものを買ってヘンテコな世界に入っていくお話ですが、ここまでヘンテコな世界が広がっているとは。
携帯電話の話みたいに現代人のせかせかした感じを面白がるエピソードもあれば、中二病全開のお話もあり……。
現実世界のAmazonと同じ仕組みと考えると、この姉妹はいい歳した大人のはず。
そう思って読むと怖くなってきます。
最後のお話が特に怖かった。お父さん不憫…
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『お昼寝宮・お散歩宮』と違ってコミカルなお話かな? と読み進めていたらとんでもねえ……背筋がぞくりとするこわさ。
「伏線は張っても拾うな」が祖父からの教えという(笑)浩子さんですが、本当に一切拾いません。でもそんな些細なことはどうでもよいのです。幻想的な怪奇(これぞまさしく幻想小説?)に酔いしれましょう。
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谷山さんの夢の中の表現はほんとにああー夢だとこういう唐突さあるなー!という感じでどうやったら起きててこの発想ができるんだろうと思う。会話も谷山節が効いていて読んでいる最中とても楽しい、んだけど、オチこれでいいのか…ってちょっとなったのは否めない。でも電報配達人とかもこんな感じか…じゃあいいのか……という顔。
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久しぶりにジャケ買いした本。すこし不思議なAmazonと身の回り。ゆーるくわちゃわちゃして可愛かった。
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連載は途中までしか読めてなかったのですが、
本になったらスイスイ読めました♪
やっぱり紙の本で縦書きが好き(笑)
浩子さんらしいヘンテコな世界。
でも全然すんなり頭に入ってきて
楽しかったです♪
最後がより不思議だったので
ぜひ続き書いて欲しいです(≧▽≦)
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可愛らしくてシュールなファンタジー小説。ファンタジーだけれど、現実世界に開いた異世界の狭間、という感じもあって、明るくて楽しいけれど怖いようなところも。もうあっさり、変な小説って言っちゃってもいいかもしれません(誉めてます)。
浩子さんファンなら浸れること間違いなし。Amazonで変なもの売ってないか探したくなってしまいます。でも「ぽち」する勇気はないなあ……。
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とてもおもしろかった。
いい感じの浮遊感が味わえる。
全ては空想で
本当には何もないんじゃないかって
誰もが一度は考えるんだねぇ。
絵もすごく合ってた。
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仲良し(?)姉妹のミカルとハルルがある日Amazonで見つけた“変なもの”を注文したことから始まる、摩訶不思議なストーリー。見えない族のグラフト達が見える族である地球の人々をよりよく知る為にAmazonを作った?? モニタの向こうに広がる見たことのない世界、携帯ジャラジャラ、謎の占い師に惑わされる姉に永遠に飲めない紅茶……谷山浩子のナンセンスワンダーワールド、大炸裂!
とあらすじにも書きましたが、浩子さんのナンセンスワールド本当に炸裂してます。曲そのまんまです。ミカルとハルルの会話がとにっかく面白いです! 活字で爆笑したのは久しぶりでした。もうホントどの会話とってもセンスが斜め上過ぎてw お母さんとミカルがすんごいマイペースでハルルすごい大変そうって思ってたw
最後の章がとにかく不思議極まりないですね。論理とか合理的な価値観とか全く無意味になる不条理極まりない章で、浩子さんの曲で言うなら「夢のスープ」みたいな世界でしたね。結局ハルルはどうなってしまったの? お父さんはどうなったの? 全く明らかにならないまま、まるで夢か何かだったように華麗にスルーされて話は最初に戻ったかのように終わります。この読者おいてきぼりな感じが物語として強いなあ。
あとがきで「段々曲を作るように小説を書いてしまった」とあるので、本当に曲そのものが小説になったと言うか、お昼寝宮お散歩宮みたくこの小説も組曲アルバムにして欲しいです。ていうか組曲アルバム作って欲しいですよう…
あとグラフトの元ネタはもしかしてラヴクラフトなのかなーと。webで読んでる時も思ったけどどうなんでしょうね。浩子さんの小説はまだ何冊か入手困難なもの含めて持ってるのでまた読まなきゃ。勿論また新しく書き下ろして欲しくもあります。
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谷山さん小説書くって知らなかった…
Amazonで買い物する姉妹の話なんだけど…
不思議系
さすが谷山浩子ってかんじの世界観
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谷山浩子さんの新刊!
タイトルだけでは全く内容が想像できなかったけど、読んでみてどういう話かと言われたら…Amazonで変なもの売ってる話でした。
谷山浩子さんの歌の世界そのまんまで、意味わからないけどなんか怖くてどっか面白い。あとがきで、文章を作るとき歌を作るように書いてるって書いてて納得した。谷山浩子さんを知ってる人ならなんとなく楽しめそうだけど全く知らない人が読むと困惑しそうな不思議な本だった。
CD一緒についてきて曲と一緒に読む仕様とかだったら面白そう。
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おお、谷山浩子さん!「ねこの森には帰れない」「まっくら森の歌」は大好きだ。この小説もなんとも不思議なテイストなんだけど、音楽と違って、読むのはちと辛いかなあ。
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タイトル通り、Amazonで変なもの売ってるとポチってしまった姉妹が不思議な世界と現実を行き来する話。いろいろ唐突で他人の夢の中を覗き見しているような奇妙な感覚を覚えた。最後から2話目?で「えー!」と思わされました。怖いです。作者どんな方なんやろとwikiってみたら、幼少期に苦手だったけど妙に惹かれていた「まっくら森のうた」を作ったシンガーソングライターだと知り、すごく納得した。
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ミカルとハルルが不思議な通販の商品から不思議な世界に引き込まれていくお話。
谷山浩子さんの小説を読むのは初めてだったけど、曲と同じようにどこか不思議な話の展開と言葉遊びで楽しく読み進められました。
結局、お父さんは最初から”いなかった人”ということなのだろうか?
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装丁が素晴らしい!
文字も読みやすい配置。おしゃれなアート作品という感じ。
西尾維新のニンギョウがニンギョウ、のように不可思議理不尽ファンタジックグロテスク。嫌いじゃない。いや、良い。