投稿元:
レビューを見る
募集要項と実際の契約内容が違っていても問題ない。というのは知らなかった。ある程度勉強したつもりではいたが、驚く事はまだまだある。それにしてもブラック企業の手口はいろいろと手が込んでるな。これじゃあ、若者騙すなんて簡単。しっかりと通報しないから犯罪者がのさばる結果となる。
パワハラに関しては具体的説明があり、わかりやすかった。人格的侵害として損害賠償請求可能らしい。
・債務不履行責任
・職場環境配慮義務違反
・使用者責任
・不法行為責任(組織的パワハラ)
投稿元:
レビューを見る
超絶ホワイト企業在籍者として裏の世界の知識も必要かと思い読んでみた。
以前、独立開業支援の会社の人と会ったことあるけど、ほぼここに書かれている手口のビジネスなんだろうな。
投稿元:
レビューを見る
ブラック企業は「固定残業代」だとか「裁量労働制」だとかそれっぽく誤魔化して労働者を限界までしゃぶり尽くそうとするが、実際は残業代を支払わない時点でどれもまるっきり違法なんだということが分かる。
やっぱり何かおかしいと思ったら、細かく記録を取っておくことが大事なんだな。
投稿元:
レビューを見る
ブラック企業
本当によく聞くようになった。意図して、電車で読んでみた。この本は、ブラック企業に対して「知」で対抗するための力になる。
ブラック企業の手口パターン
ⅰ 大量の募集
①募集で騙す
労働条件の偽装…募集要項も労働契約は違う。わからないことにはすぐにサインしない。契約時にこっそり録音しよう。
ⅱ 選別
②入社後に選別する
③戦略的なパワハラ
ⅲ 使い潰し
④異常な長時間労働と残業代不払い
⑤職場崩壊
⑥辞めさせないけど、病気になったらやめさせる
手口が実態の判例に照らして書かれている。
武器になる、「証拠」を残すこと。法律的な知識を知ること。何かあったらまずは相談すること。そして、どう戦うのか。
社会問題化しているブラック企業。
若者の働くことを、根本的に否定して、さらには人を人として見ず、個人の尊厳を踏み躙る今の社会を見て見ぬフリはできない。そんな人が近くにいるかもしれない。
自分のことを語ろう。
投稿元:
レビューを見る
ブラック企業を夜に知らしめたという話とは別に、この本にはもっと踏み込んだものが必要だったと思う。
ブラック企業は絶対に世の中からなくならないし、古今東西人間が存在する限りこのような問題は存在し続けるでしょう。
ブラック企業に入らないようにするためにはどうすればいいかとか、ブラック企業入ってしまったらどうするかをもっと現実的に最善策を示せばよかったと。
現実問題としてブラック企業と戦うことは経済的にも大変なことですし、軽々しく戦いたくはないのが労働者でしょう。そういう軽々しく戦いたくない労働者向けに最善の策を示すべきでした。
ブラック企業を無くしていくという方向性ではなく、そういうものも存在するのだからそういう上で何ができるかというものが軸にないと労働者の生活を第一に考えた対策ではないと思います。