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紙の本
なんか微妙な…
2020/08/16 20:11
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:2502 - この投稿者のレビュー一覧を見る
少し前に著者が日経新聞の「私の履歴書」で自分の生涯を振り返っていたので、それをきっかけに、この本を手に取ってみたものの、何か微妙な内容。著者自身の人生や来歴が微妙に美化された形で主人公に投影されていて、でも70代のお婆ちゃんの恋愛物語って? 若くして華やかな国際結婚でフランスに渡った日本人のお婆ちゃんが、70にして飛行機のファーストクラスで出会った超大企業の副社長と大恋愛! っていうおとぎ話に共感できる人って、世の中に、どれくらいいるんでしょう。昔の、まだ貧しかった頃の日本に育った高齢者の人が読めば、共感までは出来なくても、憧れたりするのかしら? それはそれで、金持ちのお嬢様が、貧乏人向けにシンデレラの話を聞かせてるみたいで落ち着かない。
紙の本
いくつになっても.....
2018/08/26 22:29
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投稿者:かっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
飛行機に乗ることは苦にならない。ビジネスクラスに乗ることが好き、ファーストクラスに乗るのはもっと好きだけど、私の使っている航空会社は、私の乗る区間のファーストクラスの席をなくしてしまった。今日びではビジネスクラスでも隣の人とはお話しする機会はほとんどない。お隣とお話できるシーンが4ペーシからあるのに惹かれて、この本を入手した。私はファーストクラスに乗る人種ではないが、ファーストクラスでこのクラスにいつも乗る人とお話しすることはたいそう楽しい。笙子さんも兼太さんも素敵だから、恋に落ちてしまうのはわかる。その後で二人が苦しむのもわかる。お話といえど、不可能のことはわかっていたが、二人が一緒に幸せになる話だとよかったのにと思う。
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