紙の本
宇宙生成
2019/02/15 06:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
まだまだ謎に満ちた宇宙の生成の様子を研究の成果でわかる範囲で解説。壮大な歴史は何とも興味深い。今後の研究にも期待を寄せる。
投稿元:
レビューを見る
表紙の美しさ(フォントも含め)に目を奪われて、読書。
小学生の頃から、宇宙に関連することは興味があった。
ほんと不思議だから。
この本は、ミクロからマクロまで、宇宙の謎について解説した書。
専門書ではないので、かなり砕いて説明している感はあるのだけども、それでもよく分からなかったり、謎が深まることが多い。
でも、宇宙はそれでいいと思う。
分からないことが分かるようになってきたと思ったら、そりなぞが増えて、決して真実に到達しないような世界。
そして、あまりにも広大。
時間的にも空間的にも。
見上げる空の単純さと裏腹に、こんなにもトンデモないことが隠されているなんて思うと、ロマンだわ。
※巻頭の宇宙の写真は美しい。
----------------
【内容(「BOOK」データベースより)】
最新理論を元に、宇宙の不思議を解説するとともに、太陽や太陽系に属する惑星たちの秘密や光さえものみ込むブラックホール、地球外生命体が存在する可能性など、宇宙を丸ごと大解剖!さらに、宇宙の謎を解く最新技術、宇宙開発事情も紹介する!!
————————
【著者略歴 (amazonより)】
縣/秀彦
1961年長野県生まれ。自然科学研究機構国立天文台准教授。天文情報センター普及室長。東京大学附属中学・高校教諭を経て現職。専門は天文教育(教育学博士)。日本天文学会代議員、日本科学教育学会代議員、日本サイエンスコミュニケーション協会副会長、天文教育普及研究会会長、NHK高校講座講師などを務める。研究テーマは、研究機関からの学校教育支援に関する実践的研究、科学コミュニケーション論、4次元デジタル宇宙プロジェクトなど
————————
【目次】第1章 わたしたちの太陽系を知る
第2章 銀河系や星々の不思議に迫る
第3章 「地球外生命体」は存在するのか
第4章 宇宙誕生のシナリオ
第5章 宇宙の未来予想図
第6章 宇宙探査50年史とこれから
————————