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「未来予測」というキーワードに引っかかりやすい昨今。
購入してしまった。
予測のために重要なのは、身の回りの情報から考察できる能力を高めること、という解説。
大変興味深い。
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「Let it go♪let it go♪」で有名になった「アナと雪の女王」に関して著者は、日本人が「個性」に対する期待やあこがれを出だしているために流行していると述べている。集団から個への転換期であり、この先は生涯会社勤めではなく、卒業後いきなり起業したり、会社勤めをしていてもやりたいことのためにさっと会社を辞める人が「加速度的に増えてくる」とまで予想している。
一つの社会現象から紐解くこれから。こんなことを思いつく著者とはどんな人なのかと思い興味がわき手にとった。もともと、大和証券の営業マンで伝説と言われていた鬼の営業マンのそばで勉強したいと言って、底からいろいろなことを教わって実践した。その後、メリルリンチ証券からヘッドハントされて活躍した後、独立して現在に至ると言う経歴の持ち主。タフな世界を生き抜いてきているだけに人とは違う視点で物事を考えて実践する力が備えた結果がこの本に反映されている。
個性の重視と言われていても、さすがにフランスの外人部隊に所属して数々の軍功を挙げた後、証券会社に入社と言うのは採用する側が二の足を踏むだろう。しかし、メリルリンチ証券の場合、著者がいた当時、元CIAの職員、アメリカの特殊部隊に所属していたような人がいると書いてあって驚いた。要は、実際に契約を取ってきて会社に利益をもたらしてくれるなら、元スパイだろうがなんだろうが(さすがに前科者はお断りだろうが)雇うのは日本の会社では想像がつかない。
著者は、CIAの元職員に言われたことで印象に残っていることを挙げている。それは、CIAでは一般に出回っている情報を活用していると言われたこととある。何か特別なあなただけですよなんて言う怪しい情報なんてなく、誰でも手に入れることができる情報をいかにキャッチして生かすかにかかっている。
情報を広い視点とフォーカスした視点から追えとあるが、このバランスが難しい。細かい所ばかりおっているとオタクになり、おおざっぱな所ばかりを追っていると肝心なところが拾えない。簡単なレッスンとして著者は日本の株価を使った予測がいいとしている。積み重ねとアンテナを張ることか。
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自分の頭できちんと理解しながら読まないと、なかなか頭に入らない本であった。
きちんと勉強をして、努力をして、自分の思うところの良い暮らしをしていくことなのかな。
本書で紹介されている、大沢在晶 「無間人形」は機会があれば読んでみよう。
*評価は2だが、自分とは波長が合わなかったということだけです。
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「情報をショッピングする」という表現は新鮮。たしかに情報を定点観測したり、幅広く見る習慣をつけると、見えてなかったものが見えてくることがある。いい場所に住み、いい人に出会う。それによって希少価値の高い情報に触れることも大事。量と質。価値あるソースは価値ある未来予測を生む。
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未来予測の力=過去の歴史の知識+想像力
頭に浮かんだインスピレーションによって仮説を立て、その仮説が実際に正しかったかどうかを検証し、次のインスピレーションに反映させるという繰り返し
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特殊ではなく日常の情報から、重要な情報を読み取れるようになること。広く浅くランダムにショッピングしていると、点が線になり、何気ないところに潜む情報が掴める。定点観測し、社会現象と人間心理の分析から未来を予測する。
明文化、文章化できない属人的ノウハウが裏にあることがわかりました。
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言っていることはわかりますが、なかなか自分にはそこまでするのは難しいかなぁと思います。とりあえず堺屋太一、ジム・ロジャース、ジョージ・ソロスの本をもう少し読んでいきたいと思います。
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メリルリンチに勤めていた著者が未来予測について書いている。
他人の知らない情報を自分なりに噛み砕いて提供するということが大切だ。
若い頃に死に物狂いで働くと言う経験をしておくと後々生きていくという話もある。
情報を読み取るには蓄積が必要だ。
繰り返すことによって洗練されていく。職人のようなものだ。これは何でもそう。体に馴染ませる、腹落ちさせる。
簡単に結論を求めると失敗する。
何でも蓄積なのだ。
蓄積するといっても、ただやればいいという事は無い。丁寧な仕事を心がけなければいけない。どうやれば洗練されるか、常に考え続ける。これは島田紳助が言っていたのと同じだ。プロ野球選手は素振りをする時、ただ素振りをするのではない。バットを振るだけではなく、実際の投手との戦いをイメージする。ピッチャーとのやりとりだ。それをイメージできないと、ただの筋トレになってしまう。
実際に使うことをイメージする。情報収集も同じだろう。どうやればリアルに生かせるか。
使わなければ意味がない。なんでもそうだ。飾っておいても仕方がないのだ。
学んだ事はとにかく使い倒す。そうすることによって、磨かれていく。逆に、自分にとって実用的かどうかというのが、ものを選ぶ基準になる。使わないものを買ってもしょうがない。どれだけ使い倒すか、どれだけ役に立つか。それが選ぶ基準になる。
情報は幅広く集めておく。新聞やインターネットだけではなく、書店でもスーパーでも情報を集める。自分なりの観点で、世の中がどうなっているのか、人々が何に関心を持っているのか、人々はどういう風に考えているのか、そういうことを見る。
続けていくうちに解像度が上がっていく。
ゴミ情報集めてもしょうがない。
たくさんの情報に触れて、その中で良いものなのか、ゴミなのか、識別できるようにする。
これはとても大切だ。漫然と見ていてはゴミなのかどうかわからない。この本の冒頭で、CIAの元職員が、自分が情報を見ているのは、他の人と同じものを見ている、ただ、その見方が違うのだと言っていた。どんな情報が大切かそれがわかっている。世の中にある情報を自分なりの視点で集めて、CIAと同じように分析すれば良い。これはとても良い提言だ。いい情報とは、自分の人生を切り開く情報だ。
良い情報は、そこら中に転がっている。もしくは日常生活に潜んでいる。普通の人は、それに気がつかないだけだ。
情報をウインドーショッピングする感じでいろいろ見る。そのうちに必要な情報とそうではない情報が見かけられるようになる。
定点観測も必要。自分と嗜好の合う人の意見を見て、彼の予測が当たるかどうか、定点観測する。過去に置いて出版された本を読んで、今どうなるか、どうなっているか観察する。当たっている人が定点観測する価値がある。いつもはずしている人は、それはそれで、その逆を考えると言う意味では良い。
情報収集はいろいろな人と話すことも必要だ。ただし、それには限界があるので、自分の信頼できる人の情報を集めて、その人ならこう考えるだろうというのがわかる位に熟知すること。これでもいいそうだ。定点観測と言う言葉で、著者は言っている。
社会現象見て未来を予測することも必要だ。
この本を読んでいて思うのは、物事を、マインドフルネスに見つめ、推測する。観察力の大切さだ。
物事を観察すると言うのは、すぐにはできない。物事を観察し、未来を予測するのは、10年はかかるんじゃないだろうか。もちろん、やる価値はある。ぜひやろう。
著者は証券取引のことで話しているが、未来予測は、株を買うためだけではなく、役に立つ。いかに観察し、幅広い情報を集め、分析し、実行するか。
著者も言っているように、情報収集を趣味にするのは必要だ。
自分の好きなことだけではなく、世の中で何が起きているのか、広く浅く観察する。そして小さい情報でも、見逃さないこと。この本に書いてある事は、面白い。情報をウインドーショッピングする感じだ。
ランダムに集めていると点が線になる。
情報を集める事は、直接的には自分の仕事を成功させること。あるいは投資を成功させること。しかし、根本の部分にあるのは、自分の人生を豊かにし、幸福で楽しく過ごすこと。見るからに投資に直結しそうな情報ばかりを集めるのではなく、自分の人生や生活にとって楽しくなりそうな情報は、どんどんインプットしておいて良い。これはすごく大切だ。実践しよう。
自分のできる範囲でできるだけ良い場所に行きやれる範囲で良い場所に住む、良い場所に住んでいる友達と人と友達になり、良い場所にある病院に行く、良い学校がある周辺に住む。少しでも良いところや。これは大切だ。自分のできる限り、できる範囲で良いもの。
常に連想ゲームをする。過去に何が起きたかを学び現代とつなげる。今年何が流行するか想像してみる。
自分て集めた情報の中から関心のあることをピックアップし、その情報をもとに様々なことを連想したり空想したり予想する。情報集めるだけでは未来予測はできない。