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小学校〜中学校時代がメインであること、群像劇から、やがて一組の男女に視点が絞られていくこと、などなど全てにおいて新しい恋愛小説という感じ。久々に、この人のほかの作品も読んでみたい、と思えた。
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【森本隼子、14歳。地方の小さな町で、彼に出逢った。ただ、出逢っただけだった。雨の日の、小さな事件が起きるまでは。苦しかった。切なかった。ほんとうに、ほんとうに、愛していた―】
切ない話でした。。
最初はただたんたんと読んでいただけでしたが、話が進むにつれて切なくなりました。
そして最後は予想外の展開に「良かった〜」と泣いてしまいました。
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自分が中学の頃はどんなものに興味を持って過ごしていたか、<あの先輩が好き><あの先生が好き>という中身を友達同士でささやきあい、それ以上のことは期待せず、好きな人の前では、うつむいて、こんなチャンスはそうないのに、はにかんでいただけだった。大人になればそんなことを忘れてしまう。本当にあの頃は馬鹿だった。
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これは、すごい。そこらのエロ本よりずっと「いやらしい」。田舎という狭くて冷酷なサロンとねっとりした京都弁が物語の土壌をつくりあげている。隼子は早熟というか、激しく妄想癖なだけで普通の奥手な女の子だと思ったし、河村も本当にどこにでもいる普通の男(23歳というと中学生からするとすごく大人に感じるだろうけど、成人したからって子供っぽい部分がなくなる訳ではないのは今だからよく分かる)なのに、あんな偏狂的な関係になるなんて半分唖然とした。いつから「愛する」ようになったのか、それすら分からないほど凄まじいスピード。これが、「墜ちる」ということなのか。悪女のお手本小山内先生と、すごく素直に嫉妬に狂った三ツ矢くんが愛しく思えた。解説によると、あの(意図的な)陳腐なラストに苦笑いできない私は「まだまだ若い証拠」だそうです。悔しい!
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恋愛にはまってしまう様。そして中高校生時代にある性への興味と拒絶反応の様が、何だかとてもリアル。いつの間にか引きずり込まれた。青春の清清しい小説はたくさんあるけれど、青春のどくどくしい小説は、なかなかないと思う。
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小学2年生から始まるんですが、本題は中学生になってからです。だからそこまでが長く感じられました。中学生と先生の恋愛(?)話を軸に、主人公の同級生たちの恋愛話も交差していく・・っていう感じ。帯で書いてあるよりも切なくなかったなぁ・・・
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小学生の頃から社会人になるまでの恋愛模様。今まで読んだ本では時間の流れを多少しか感じなかったが、今回の本は時間の流れをリアルに感じることが出来ました。ただ、帯に書いてあるほど絶賛は出来ませんでした。
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ココロガイタイ。思わずそう言ってしまいそう。愛って何!?恋って何!?考えずにいられない。多分、5年後、10年後に読んだらまた感じる気持ちも違うと思う。それでもとにかく、各書店で「最後の2行を読みたくて再読しました」と紹介されている理由はわかる気がする。
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恋に「墜ちる」とはこういうこと。
カテゴリ的には恋愛小説になるんだろうが、多分そんな簡単に言い表せられない。
小さな閉鎖的な田舎町に育った少女の恋を描いたもの。ただよくある少女マンガのような甘く切ないドキドキラブストーリーなんてものではなく、(相手が教師のせいもあるが)生々しく性を味わい、苦悩し、常に隠れて、それでも恋に「墜ちて」いく二人の話。そんな二人の恋愛が読んでいてとてもせつなくなる。
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この本がきっかけで姫野カオルコという作家の存在を知りました。作者初の長編恋愛小説ということもあって、途中飽きがくる場面もありましたがラストがよかった。かっこよすぎ。ボクもこういうシチュエーションで告白されたいものです。
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恋愛小説、そして群像劇、そして話を進めるのはちょっと妙にコミカル?な第三者的誰か・・・「ヒメノ式」の好きな人にはたまらない話だと思う。 登場人物が関西系の喋りなので関東系の人はちょっとダメかも・・・ いろんなモノを消去してもどうしても消去出来ないモノを手にしてしまった二人、その周りをとりまく何処にでも居そうな「個性的」な人達、その軸となる二人が出会う前から長いお話。
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誰かを好きになって嫉妬を覚えることも出来たんだろうか。痛いくらいに想う体験なんてしたことがないというのが悲しいところ。だから三ツ矢のあの嫉妬に染め上げられた行動は、少しばかり眩しいようで嫌悪も抱く。ううん、何というか。リアルな描き方というか、中学生の悪意はああいうのなんだろうなあ、なんて他人事のように思ってしまった。ラストに安堵。
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最初は特徴ある書きかたに馴染めず読みにくかったけど、だんだんはまっていった作品。
途中からストーリーが二人の男女に絞られていくあたりからどんどんおもしろくなる☆
あとがきや解説もおもしろかった。
登場人物と一緒に時を重ねていっている気がして楽しかった。
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少女の小学生時代から大人になるまでを描いた話。
最初はただのエロい本かと思っていたが、ラストにさしかかるにつれて、とてもせつなくじーんときた。
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恋とは「堕ちる」もの
そんな帯のフレーズに引かれて買っちゃいました。
スタートはどこいらへんが恋バナ?という感じで進んじゃう。パーッと小学校の風景とかが目の前に広がるけど、自分の小さい頃の言葉と違うのでどこか異国のような新鮮さ。
あー(゚Д゚)郷愁(゚Д゚)みたいな。
ってそんな話じゃないだろう?
と思ってるうちにいつの間にか本題にいっちゃってる。
ちょっと期待しすぎたのか?
読解力が無いのか?あんまり
ポカーン(゚Д゚)な感じが続く。
恋って難しいね(゚Д゚)
ただひとつ頭に残った言葉は
今さら何?恋とはそういうものである。
【!!!】
ええええーーー(゚Д゚)?何?何?