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電話回線やコンピュータの発達、それらによるネットワークを使ってショッピングや銀行振込、情報収集などができるようになる世の中。
1970年に書かれたそうですが、あまりにも今の社会を予見しすぎていて怖いぐらい。
恩田陸さんも解説で書かれている通り、「漠然とした不安」を感じさせられます。
読み物としても十分面白いです。
星新一さんの作品が好きな人なら間違いなく気に入りますよ。
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シュールな、とても皮肉な作品。
たしか「火の鳥」に、似たような話があったなぁ。
最近の話にはもう無くなった。
現実味が無さすぎるからか、有り過ぎるからのどちらかだろう。
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電話でなんでも済ませられる便利な国で起こった不思議な話。
そんなことあるの?ないの?不思議な出来事。
電話の声がナゾを繋げる。
星さんの本にしては、ちょい重めの作品。
変わらない先の読めないストーリーが面白かった
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星新一氏の作品、前回に続けて読んでみた。
前回のレビューでは期待外れという感じと書いたけど、今回のは違った。というか、彼の今までのイメージも少し変わった。こんな、ミステリーみたいなのも書くんだ、と思った。
作者がこれを書いたのは30年前(解説曰く)。この話の主点である電話が普及した時代。
そして、この中にはコンピュータが発展した時代のことを書いている。
そう、まさに現代のこと。
まだ彼の書いた作品は幻想でしかないかもしれない。しかし、近い将来、起こらないとも限らない。いや、既に起こっているのかもしれない。コンピュータに支配される「人間」。コンピュータを操作し、コンピュータに支配され、相互に関係しあう時代。
静かーに、背筋がサァッとなるような作品。
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星新一作品はシュールで淡々とした読後感の多い中で、この作品は異質。
ミステリーなストーリー展開だけで、ここまで背筋が凍ったのは初めてでした。
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あまり有名ではないけれど星新一の中で一番すきな物語です。コンピューターに知らず知らずの内に支配されていく人間の姿に将来を予感させ背筋が寒くなりました。
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最後どう締めくくるのか気になっていたが、神様の比喩をいれているところが少し気に食わなかった。
メロンマンションの響きが好き。長編の星新一も面白いなと感じる作品でした。
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古本屋で購入したので(苦笑)、装丁は古いほうのものでした。ほぼ受け売りですが、70年初頭に、ここまで情報技術を想定できたのはまさに鬼才、と思ってしまいました。と、いえど私は現代っ子なので、むしろ70年代を知りたくなりましたね。面白かったです。
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す、すげ・・・っ!はじめての星新一だったけど本当にすごいと思いました。そして背筋がゾクッとする。面白いなあ。
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ネット社会を予想。したかどうかは作者に聞かないとわからないが、そんな感じ。ネット社会で生きる者には当然に思えて当時は存在しえない物、多数。日常生活の裏が不安になる。
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夜の事件
おしゃべり
家庭
ノアの子孫たち
亡霊
ある願望
重要な仕事
反射
反抗者たち
ある一日
ある仮定
四季の終り
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2008年4月25日読了
絵が好き。
すべてひとつながりのお話です。
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10数年ぶりだよ、星新一。ピリッとした後味を期待して読んだら、ヌメッとした話だったので嫌な感じであった。
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久々に星新一など。旅のお供です。
これを昭和60年に書いたってすごいわー。
古びない名作家ですね。
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短編をつなげて構成されるストーリ、内容や結末もだけど、30年以上前にインターネット社会とその問題点を予言している事に戦慄かも。。。星新一が今同じ様な話を書いたらどんな未来になるのだろう???