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僕はビートルズ 2 みんなのレビュー
- かわぐち かいじ (画), 藤井 哲夫 (原作)
- 税込価格:770円(7pt)
- 出版社:講談社
- 発売日:2014/09/12
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紙の本
もはやポールマッカトニーはバラードを書けない
2014/09/18 20:29
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投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
本巻では、シングルレコードの2作目を発売。メンバー間に葛藤があり、4人は揃っていませんが、いよいよ世界デビュー前夜というところまででした。
しかし、第2巻においてもセカンドシングルの選曲に問題があります。百歩譲って、「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」は良しとしても、「イエスタディ」はどうでしょうか。5枚目のLP盤「ヘルプ」の、B面・7曲目の作品です。それを、もう、この段階でリリースするとは・・・。しかも、ご存知のように「イエスタディ」はポールの最高傑作バラードです。この曲を書いたからこそ、この後の名曲に繋がっていきます。その曲をポールから取り上げてしまうとは・・・。もはや、ポールはバラードを書けないでしょう。
タイムスリップものは、歴史との折り合いをどうつけるかが生命線です。矛盾をいかに難なく読者に見せることができるかが、作家の力量であり醍醐味です。ここで失敗するとグタグタの駄作になってしまいます。
本作には、まだ「ビートルズ」は登場していません。『この亜次元には「ビートルズは存在しない」から、「時」が4人を呼んだのだ』というパターンで、話を構築すべき領域に原作者は足を踏み入れました。お手並み拝見です。
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