投稿元:
レビューを見る
東西分裂していた頃のドイツが舞台
共産圏への密輸、スパイ・・・
20年前の作品の文庫新装版
いい作品は色あせない、、が人殺し過ぎ。。
投稿元:
レビューを見る
前半は、神崎の物語。
後半は、残された神埼の母親の物語になっている。
時代は、冷戦終結の前後。
なので、まだ壁の有るベルリンが出てきたり、
ソ連などという懐かしいことが随所に出てきます。
それにしても、いやぁ、そう来るんですね。
かなり最後の方に来るまで、わかりませんでした。
一級のスパイスリラーと言っていいと思います。
投稿元:
レビューを見る
東西冷戦時代、ココム違反を隠すために切り捨てられ、えん罪でおわれることになった企業戦士。数年後、その復讐劇が始まる……
最近、やわらかい感じのミステリーばかり読んでいたので、ちょっとここらでハードボイルド系が読みたくて佐々木譲さんの本を手に取ってみました。
商社の内情の話になって難しいのかと最初はハラハラしたけれど、実際には日本での復讐劇。いろいろな視点から物語が綴られるけれど、えん罪で追われた彼を信じている女性の目が優しく、意外とやわらかいミステリーという感じでした。
投稿元:
レビューを見る
急展開の警察モノと比較すると、何というかウェットな感じ?
同じ作者とは思えないが、其れはソレ、是れはコレで面白い♪
投稿元:
レビューを見る
ワクワクテカテカなストーリーだし、読みやすいし
文句なく面白い....のだが、悲しすぎる。
ラストのそらねーだろってのが涙を誘う。
投稿元:
レビューを見る
こないだまで読んでいたスパイ物に感化されて
手にした佐々木譲。
「ストックホルムの密使」「エトロフ発緊急電」以来です。
うん、これこれ(笑)
全体的にウェッティで、
最後は虚しさばかりと云う展開。
善悪の描写が時代劇張りにハッキリクッキリなのも
解りやすく、文章自体も読みやすいです。
テレビドラマを見るよりも楽しめました。
投稿元:
レビューを見る
叙情に満ちててなかなか良かった。読後は哀しみが残る。敵役がどれも憎らしくて明快だった。公安警察官が変態と罵られるシーンが好き。
投稿元:
レビューを見る
2017.10.16 読了
意表を突かれた結末、母親が復讐劇の犯人とは!ややずるい展開ではあるが巧みな構成で最後まで緊張感を切らせず読むことができた。
投稿元:
レビューを見る
悪役の名前に引っかかるものを感じつつ読み始め、やはり既読であることに途中で気がついた。私としては珍しくラストまではっきりと思い出したのだが、結末を知っていながら読むとかえって泣けてきて、結果として再読で深いところまで読めたのでとてもよかった。
このサスペンス感は確かにウールリッチであるな、と解説を読んでわかったので、多分文庫になる前に読んだのだと思う。今はブクログがあるから既読管理がしやすくなってありがたいとも思ったが、途中まで読んで面白かったら全部読めばいいだけなのかも…