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お勧めの一冊。セルダンは心理歴史学という高度に数式化された人類の歴史とその未来を完成させた。個々の人生を予測することが困難だが、群集としては未来を予測できる。そして現在の銀河帝国は滅び、崩壊後3万年後に新銀河帝国ができることが予測された。セルダンはその野蛮な空白期間を短縮するために人材を宇宙の辺境地に入植させた。初めのうちは予測どおりに運んでいたが、だんだんと予測どおりならないことが発生する。
ベースはSFだが、現在にも通用する社会を扱った小説。
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広大な物語の始まり…このSFの発想というか、統計学的理論で今後の世界を予知するという考え方に心が震えた。セルダンがいたら、今の世界をどう予測するんだろう。
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古典の名作です。話の凄さはもちろんですが、出てくる小物や女性の書かれ方に執筆された時代を感じられ面白いです。
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2008年、ハヤカワ文庫の100冊
アシモフ実はちゃんと読んだこと無いかも
これが入門書らしいので
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あはは。
見事にはまってしまった。
この壮大なサーガに。
一冊完結(+続編)だと思って手を出したら全然終わらない。
これは全部読まないと落ち着かないなー。
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アシモフさんですよ、ファウンデーションですよ、心理歴史学ですよ。これってカオス理論じゃないですか。どうしてこんなことあの時代に思いついたんでしょうか。
ファウンデーション・シリーズとロボット・シリーズが合体してからもガイア理論が出てくるし。もしかして未来から来たんですか?アシモフさん。
とにかく最初の3部作だけでも読んでみてください。
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クルーグマンはじめ経済学者・統計学者の何人かが「ハリ・セルダンになりたくて」経済学を志望した、といっている。
たしかにこの本を読むと、ハリ・セルダンになりたい と思ってしまう。
古代ローマ史と重ねて読むとさらに面白い。スミルノはスミルナから借用したのだろうか?
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壮大なドラマと言いたいところだが,退屈.アシモフはユダヤ人で結局,イスラエル建国の話のアナロジーを書きたかったのでは?と感じる.その意味で興味深い.
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ハリ・セルダンの心理歴史学、この思いつきで成り立つ話
アクションや星間を飛び回る描写がなくても、いやないからこそ、面白い。古びた感じがしない(暗黒星雲の…と違って)
しかし、百科事典編纂者とは。さすがのアシモフも、インターネットとウィキペディアは予見できなかったんだなあ
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何がすごいって、心理歴史学という概念だ。
実社会において、ゲーム理論や行動経済学が、スポットライトを浴びることを、まるで予想してたかのよう。
まったく、すごいじいちゃんだ。
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もったいなくて手を出せなかったシリーズをついに買ってしもうた。…あーもう!あーもう!!心理歴史学って設定だけでご飯3杯。
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『心理歴史学者』
自らの計算で銀河帝国の崩壊と3万年の暗黒時代の到来を予言するハリ・セルダン。セルダンの元にやってきたガール博士の裁判。辺境の惑星に追放されるセルダン。
『百科辞典編纂者』
ターミナスを根拠地とする「ファウンデーション」。銀河の辺境での反乱と独立。タームナスを狙うアナクレオン王。王の使者との会談。市長サルヴァー・ハーディンの作戦。
『市長』
祖父の遺志を継ぎ再びターミナスを狙うアナクレオン王レオポルド。鹵獲した銀河帝国の巡航戦艦での攻撃。ハーディンのアナクレオン訪問。「ファウンデーション」の宗教としての支配。
『貿易商人』
アースコンで捕虜となったゴロウを救うために派遣されたポニェッツ。
『豪商』
コレル共和国に潜入した宣教師を救ったマロウの船の船員。コレルの要求により宣教師を引き渡すマロウ。コレル共和国と「ファウンデーション」の戦争。
2010年9月5日読了
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昔、読んだのは創元版「銀河帝国の興亡」でした。
あとがきにもありますが、現在の日本とファウンデーションが
似ていますね。
今の日本は何度目の危機なんでしょうか。。。
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エコノミストたちがこぞって好きなハリ・セルダンが出てくる話。
荒くよんだので、正直いまいち面白さが分からなかったなー。
全部読んで、もう一回読んでみるか、迷い中。
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これも若い時に読んで大変影響を受けたSF。銀河帝国を復興するために巧妙なコントロールを第二ファンデーションがするという内容だったと記憶している。思った通りに表現する相手とそうでない相手を区別し始めたのもこのSFがきっかけだったと思う。よければ社会の表舞台にという発想は優秀な人間の悲願のようなものだと思うが、あるべき形を実現するには裏から巧妙にコントロールしたほうがいい部分もある。闇将軍と揶揄される存在ではなくて、もっと自分や周囲の人間たちの利益を考えない立場をどう保っているかが基本だろうなぁ。かなり危うい存在の仕方である。
このシリーズは何巻もあるし、新・銀河帝国興亡史なども出ているようだ。以前読んだのは創元推理文庫だったと思う。もう一回は読んでみたい本である。