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彼のしたことが組織にとってどれ程大きな衝撃だったのか…的なことが切々と来る序盤、なにやらごそごそしてる中盤、あれ、なんか動いた?な後半、ついに反撃か!?な最終数ページ。下巻へぐぐいと引き込む最終パラグラフは凶悪。
世の中にてんでバラバラ散っているさまざまな記録、データを集め分析し推測し関連付けていく作業が地味だけどかっこよく思えてくる。
あとスマイリーの描写が全体的にかわいい。スマイリーファンクラブができつつある模様。
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ショージ・スマイリー率いる英国情報部隊が、ソ連情報部カーラの資金先である香港の実業家ドレイク・コウに徐々に迫っていく。
現地工作員ジェリーがドレイクや周辺人物に接触していくヒリヒリした緊迫感にグイグイ引き込まれてしまう。
さらに、英国情報部チーフでありながら、二重スパイのカーラに対し、英国紳士たるフェアプレイ精神を貫こうとするスマイリーがたまらなくカッコよすぎる。
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入っていきにくい文章だけど面白いのが分かるから無理矢理読む、という感じ。最初はさっぱりわけが分からない。スマイリーが出てきて後半は楽になる。コニーのキャラがすごい。
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スマイリー三部作の二つ目。長いけれど、最後まで読みきって欲しい素晴らしい小説。
何だか心を鷲掴みにされた。
三部作の中で一番ドラマ性があるかも。最後の激流のようにうねりながら進むストーリーを、是非体験してほしい。快感以外の何物でもありません。
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最初の方は何がなんだかよくわからないとこも多いし、文章もよく読まないとなんのこと言ってるの?ってとこもあったり、登場人物も前作より増えて人間関係を覚えるのも大変だったけどそれを越えて、後半に入ると物語がすっとはいってくるようになって断然面白くなった。
だいぶ話が本格的に動き出した感じなので下巻が楽しみ。
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前作が面白かったので^^
今回の主役はほぼジェリー。
香港を中心としたアジアでの、スパイ風冒険活劇って感じ。
異国の怪しい雰囲気や謎の美女の登場も相まって映画を観てるみたい。
上下巻に分かれた大ボリューム。
最初の方はなんでこんな場面が?と疑問に思うことだらけ。
負けずに読み進めると、全く関係ないと思えた事柄がゆっくり繋がっていく。
得体のしれないドレイク・コウは一体何をしているのか?
いじめられっぱなしのスマイリー始めサーカスの皆さんはこの状況をどうするの?
下巻も即購入しました!