電子書籍
この本
2022/02/03 10:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
だったか、ホリエモンさんが、自分も子供の頃から時折陥る「生と死について考えて眠れなくなる」ということがあると知って、むしろ自分は、そのゾーンに陥りそうになるとホリエモンさんのことを思い出し、あのホリエモンとてそういうことで狼狽するのだと安心した記憶がある。天寿をまっとうした瀬戸内さんとの対談とは興味深い。
投稿元:
レビューを見る
肯定的な書評が多いようだが、如何に死ぬか、イコール如何に生きるかという観点からは、意外な取り合わせで期待した割には、寂聴氏が大人というか少し遠慮気味でいつもの切れ味がなく、一方ホリエモンは修羅場をくぐった後にしてはまだまだ現世利益、経済、勝者の論理が優勢、全面に出ているように感じられたのは私だけだろうか。
投稿元:
レビューを見る
本当に面白い組み合わせの対論だと思う。あとがきでホリエモンも書いてたが、好き勝手言い合ってるけど噛み合っているから、互いのキャラが引き立ちとても二人が魅力的に感じた。
投稿元:
レビューを見る
最近は、よほどのことがない限り新刊本って買わなくなってしまったんですが(金銭的な理由で)、この本は書店で見つけて即買いです。
瀬戸内寂聴とホリエモンの対談という、切れ味抜群な組み合わせ。
しかも「死」がテーマということで、いったいどんな話が聞けるのかと興味津々です。
冒頭で両者がそれぞれの死に対する考え方を語るのですが、あとがきでホリエモンが書いているように、
死ぬってどういうこと?
=生きるってどういうこと?
どう死にたいかと考えることは、どう生きたいかと考えることに行き着くのだと思います。
しかしこの二人、決して軸はブレないのに柔軟。
時々タブーにも踏み込んで、読んでるこちらがハラハラするような場面もあるのですが、本人たちは気にする素振りすらなく(笑)
トークのリズムも軽快で、知的好奇心も満たしてくれる非常に美味しい一冊です。
投稿元:
レビューを見る
話題性を重視したような対談企画だが、彼らの価値観や歯に衣着せぬ発言はなかなかおもしろかった。歯のケアの大切さには全面的に同意。さすがに犬歯を延長しようとは思わないが、歯をくいしばる癖のある私は、やった方がいいのかな。
また、ホリエモンの言うように、子育てはエンタテイメントでありコンテンツだと捉え、ゲーム感覚でおこなえば、いくぶん楽になるかも!?
投稿元:
レビューを見る
文芸の生き字引である寂聴の交遊録はハンパなく、実体験でモノを語る。他方、ホリエモンは相変わらずの合理主義的価値観。だから話はあまりかみ合ってない。人間が合理的ならホリエモンの論理も正しいのだが、殆どの人間は合理的じゃないからね。頭のいい人間はここで失敗する。全体的にはあまり中身がない。対談本だから仕方ないけど。寂聴の「人間は健康かカネで自殺する。それ以外では殆ど死なない」というのは印象的。
投稿元:
レビューを見る
死にたい、消えたい(現在、メンタルの治療中)と毎日喚いている人間が瀬戸内寂聴とホリエモンこと堀江貴文という個性的な2人の死生観というものを目の当たりにし、刺激を与えられた。他人の死生観を聞くのが好きなので、読んでいて非常に楽しかった。対照的な性格、そして思考。良い意味で対談のスパイスになっており、クスッと笑ってしまう。命あるものいずれ、終わりはくる。『死』というものに怯えていては生活は出来ないので、気楽に生きるしかないのかもしれない。
投稿元:
レビューを見る
本書は堀江氏と瀬戸内氏の異色の対談内容。
本のタイトルに、”死”とあるが、中身は死とは違った方面の対談が主のような気がする。
戦争や子育て、経済などいわゆる世間一般の意見とは真逆の視点から切り込んでいて、ちょっと、堀江氏と私の意見で合致する点が、ちょこちょこありました。
投稿元:
レビューを見る
瀬戸内寂聴と堀江貴文の対談もの。ちょうど50歳離れた二人は、年齢以前に、興味の対象も思想も驚くほどの違いがある。読んでいてもかみ合ってない場面が多々ある。にもかかわらず対談が成立しているのは、お互いの違いや生き様を尊重し論破しようとしていないからだ。すがすがしい。
投稿元:
レビューを見る
所在:展示架
請求番号:914.6/Se93
資料ID:11405886
瀬戸内寂聴と堀江貴文という驚く組み合わせ!
一見何のかかわりもない二人が”生と死”を元に現代を見つめなおします。
波乱万丈な人生を歩んできた二人の対談は必読です。
選書担当:木村
投稿元:
レビューを見る
ホリエモンも寂聴さんもあくが強くて癖があって反発を覚えることも少なくないけれど、やはり気になる存在。
そのお二人の対論(対談ではないらしい)というからには是非とも読んでみないと!
うん、とっても面白かった。
堀江さんは当然と言えば当然であるが非常に頭にいい人である。しかしながら小難しいことを言わないのがいい。
漫画からの知識を平然と披露したり、案外と素直に相手の言う事を認めたり。
それと寂聴さん、とっても御歳90歳を超えているとは思えない!
記憶力の素晴らしさはさることながら、幅広い知識と新しい物事を取り入れようとする柔軟性に驚かされる。
それに、90歳を超えた人が京都―東京間を日帰り往復ってあり得ないよね・・・。
一番印象に残ったのは寂聴さんが繰り返し述べた戦争の怖さについてのこと。
今の日本はどうも戦争に向かおうとしているということを堀江さんに説き、どんな些細なことも注意を払わなければならないとおっしゃったこと。
堀江さんは終戦はついこないだのことなのに、と言っていたがこれもアラフォー世代までなのかなと。
それ以下の世代になると終戦なんて遠い過去なんだろうな。
戦争の怖さを伝えることが昭和生まれ世代に残された使命なのかもしれない。
タイトルは「死ぬってどういうことですか?」だけれども、死生観にかぎらず子育て、仕事、政治、原発など多岐に渡るトピックについて討論されていて楽しめた。
読んで損はない。
投稿元:
レビューを見る
もともとホリエモンは好きなのですが、50歳の年の差を感じさせないホリエモンと寂聴さんの対談、面白かったです。どちらも知的で好奇心にあふれ、アタマが柔軟だからでしょうか。
投稿元:
レビューを見る
対談ではなく対論だそうだが、面白く、対座する二人のそばで聞いているような臨場感あり、サクサクと読み終えた。
ホリエモンの舌鋒に、寂聴さんが押されているように見える。しかし、実際は、寂聴三蔵法師の手のひらで踊らされているホリエモン孫悟空だったりして!
投稿元:
レビューを見る
お互い言いたいことを正直に言っているのが好印象。
戦争や原発など意見が食い違っている所ほど現実的な問題点が良く見えて考えさせられる。
先進国は人間コストが高いので戦争はしたがらないという堀江氏の説は結構納得できる。
実際地球上で争いのため多くの人が死んでいる国では人命が二束三文に扱われている。
原発に関しては意見は全く違うが二人とも技術者が減っていることを危惧している。
どっちにしても耐用年数の来た原発は廃炉にしなければいけないので、その技術を高めることは一番重要な事だと思う。
投稿元:
レビューを見る
こちらに書いてます。
http://blog.livedoor.jp/awaday/archives/1030837500.html